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平成28年11月

11月に入りましたが、暖かな日が多い様に感じます。
もう少しキャベツ、白菜、レタス等の露地野菜の入荷が
増えてもよさそうだと思うのですが中々増えません。

15日の新聞に前述の野菜は昨年対比2.5倍の価格であるという記事が載っていました。
12月に入っても相場が下がらないとの大方の予測となっています。
11月には天気が良い日が沢山あったので野菜たちはすくすくと育っていると思うのだけど、
8月9月の台風の影響は相当にあるようです。

 50周年記念事業が無事終えることができました。
有志社員の皆さん元気な歌声をありがとう。
その歌声を短時間でプロデュースしてくれた大森さん本当にありがとう、
プロのすごさを見せていただきました。

皆様のご協力があり何とか半世紀という時間を社会の中で生かされることができました。
本当にありがとうございます。
一日一日を大切に積み重ねて100年勝ち残り企業を目指してまいります。
これから激動の年となりますがどうか皆さんと力を合わせて石橋青果をより良い会社にしてゆきましょう。

 伝える力とそれと共に受け取る力がコミュニケーションにとってとても大切であると感じています。
まず、伝えるということは相手がしっかりと受け取ってこそ伝わったこととなります。
何か言ったら相手がそれを理解し伝わるということは無いと思うのです。
部下に対して「何度言ったらわかるんだ・・」言っている上司が居るとしたら
それは部下にちゃんと伝えていないと反省する必要があるかもしれません。

ただ言葉を並べたとしても言葉のとらえ方は十人十色であります。
「明るい」という言葉を考えると、どこまでが明るく、
どこまでが暗いというのは概ね一緒なのですが、
つき詰めると各個人で微妙に違うのです。

それと同様に言葉というのは、各人の感性でとらえているので
多少の違いがあるのです。
言葉は不完全であり不便なものであるということを知っていて
使わなくてはなりません。

また、頭ごなしに何かを言われたとしても
受け手の準備ができていないとそのことが上手く伝わらないのです。

よくあるのが主語を飛ばして話をし始めます。
話す自分はわかっているのですが話される相手は誰の事、
何の事を言っているのかが解らないのです。
その上に強い口調で言い放たれた言葉は相手に反感を買い、
伝わるものも伝わらなくなるのだと思います。

人間は喜怒哀楽を表すことができる生き物ですから
喜怒哀楽をなくせと言っているのではありません。

伝えるということは、筋道をしっかりとたて言葉を選んで
相手に投げかけるということなのでしょう。

受け取る側も同様だと思うのです。
微妙なニュアンスの違いが言葉にはあり相手が何を言わんとしているかを考えることが必要です。
また、あまり好意的でない人から話されることは、
受け取る側としても素直に受け取ることが難しいことを皆さんも経験していると思います。
同じ「奇麗だね」と言われても嬉しい人と嬉しくない人がいるのがその例でしょう。
各々の人間関係により受け取り方が変わってくるということでしょうね。

話は少しそれますが、好意的になれない人もしくは、
どうも馬が合わないという相手こそ自分に何か教えてくれる人なんだと思風先生は言います。
人間は気の合う同士で付き合っていても、成長をしないとも言います。
感情的に素直になれず、うまく受け取れないと思った時には
この人は自分を成長させようと表れていると考えてみるといいのでは。

コミュニケーションが大切と言われ、
お互いが話をしても中々上手く人間関係を作ることができないことが多いですね。
伝える側も受け取る側もお互いが分かり合おうという気持ち
が根底に無いとコミュニケーションは成り立たないのでしょう。

分かり合っていたつもりの夫婦がいつの間にかすれ違ってしまうのは、
解ってくれないということからなのでしょう。
でも、解ってくれないのは、「自分が思った通りに」解ってくれないだけなのでは?相手の事を思う心が一番大切ですね。