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平成29年6月

雨が降らない梅雨です。
朝夕は5月を思わせる程さわやかに感じます。
もっと言うと早朝は、寒さを感じます。
干ばつに不作無と産地の方は言いますので
商品は出てくると思うのですが、
小野菜をはじめとして値上がり傾向にあることが気がかりです。
夜温が低いという事が原因だそうです。
暑かったり、寒かったり、大雨が降ると思えば干ばつになる、
トランプさんは温暖化を否定しているようですが、
温暖化により地球が相当に傷んでいるという事は
間違いの無いことのように感じます。

私が思う事をここに記しておきます。
なんの根拠も無いので、たわ言と聞いて頂けたらと思います。

地球の誕生から38億年だと聞いています。
何とも気の遠くなるような時間の経過で全くピンときません。
38億年前は生物など住めない所だったのでしょう。
しかし、そこに水ができ、
木が育ち、生物が誕生する。
そして人間よりも遥か先には
ゴキブリなどの虫たちがこの地球に生存し、
海洋生物が生き、陸にその生物が上がったから哺乳類がうまれ、
進化して猿から人間が生まれた。

その想像もできない程の時間をかけてゆっくりと
地球が変化をしてきたのは間違いない事だと思います。
しかし、産業革命が起こった18世紀後半以降、
おおよそ百数十年間での地球の変化は
それ以前と比べて大変に早いと聞きます。
特に第二次世界大戦後なのでしょうか、
急速に各国の経済発展と共に化石エネルギーが
活発に利用されてきた結果、
ヒートアイランド現象と呼ばれるまでになりました。

地球って人間だけのものではないと思うのです。
しかし、山も谷も平野も勝手に人間が国境を作り、
番地をつけ人間の物であると主張をしている。
気の遠くなるような年月をかけてできた森を
勝手に人間が伐採し、山を削り、川を堰き止め、建物を建てた。
その昔には共存をしていた熊が行き場を失い、山から下りてきた。
その熊が人を襲うから熊が悪いのだと決めつける。
人間が勝手に益虫とか害虫とかをきめ、ハエやゴキブリを悪者扱いにする。
子供を熊に傷つけれられない様に一所懸命に守るのが親の務めであり、
自分自身も熊に傷つけれたくはないのは確かです。
人間に生きる権利があるように熊や虫たちには生きる権利はないのかな?
ちょっと人間って傲慢だなと思うのです。
地球が人間だけのものではないと考えるのなら、
もう少し違った人間の活動があるのではと思うのです。

しかし、残念ながら私も暑さ寒さでエアコンのお世話になり、
ちょっとそこまでと言って車を利用している一人であります。
産業革命前の生活に私が戻ることはできません。

でも、我々のまだ見ぬ子供たちに生活の土台となる地球という大地を
生命の源となるように残すことは大切なんじゃないかなってよく思うのです。
その為の意識として、まず地球が人間だけのものではないという事を
皆が思わないとまずいんじゃないのかな?と。

人間同士が譲合い互いに仲良く、平和に過ごすという事と同様に、
人間が自然と共存することってもっと大切なんじゃないかなって思うのです。
まぁ、愚妻は虫が嫌いで見つけると家の中が大騒ぎになります。
そんな愚妻でも自然と共生することはとても大切だという事は解っていると思うのです。
自然のバランス保つという事は、人間の意識を変えることなのだろうなと思います。
天候不順により生産物の出来具合が不安定になるといつもこんな事を考えてしまうのです。
上手くいかないことばかりが当たり前の世の中ですが
最近の生産物の出来具合を考えると
人間に責任があるように感じてなりません。
とは言え、何も具体的な改善策はもっていません。
ただただ思うのは、きれいな地球になって欲しいと・・・・・。