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2018年5月

新緑の春というのが5月。しかし、今年の5月は暑い日が続きます。各所で30度を超えているとニュースが伝えています。海水温が高いのだろうと予測をします。これからの台風シーズを考えると沢山日本列島に上陸してくるのではと大変に心配になります。なぜなら、昨年そして一昨年と秋から冬にかけて野菜の高騰が食卓に大変な影響を及ぼしていたのは台風が原因だからです。現状では市場価格は安値傾向で推移しています。キュウリが値上げをしたようですが、作柄自体は悪くないようなので相場はそのうちに冷えてくると思われます。沢山の野菜を皆が摂り健康になって欲しいと思います。
 DMPの早矢仕さんがDMPHを立ち上げ独立されました。そして、先日自らのコンサルとしての体験をまとめた本を出版されました。早矢仕さんとのお付き合いは17年ぐらいになり、トヨタのコンサルをしていることは聞いて知っていましたが、トヨタがどんな考え方で具体的にどんなことをしているかは聞くこともなく知りませんでした。しかし、出版された本にはトヨタ自動車の考え方と共に早矢仕さんがどんなことを考えてコンサルをしてるかが記されています。その中でも冒頭にある早矢仕さんの言葉がとても腑に落ちます。「トヨタだからそんな教育ができるのですねぇ」という問いに対して、トヨタは創業以来、人材教育に手を抜かなかったから世界のトヨタになったのだと早矢仕さんは答えているのです。トヨタが小企業であったころから社員教育を積み重ね、その結果が世界のトヨタになったのだということは、早矢仕さんが我々に対して、教育の大切さを説くと共に我々にもあきらめずに人間磨きをしなさいと言っているのです。
 ものづくりは人づくりというのがトヨタの教育の根幹です。車を作ることが人づくりにつながることを考えているのです。その根本にあるのがカイゼンという言葉です。今やこのカイゼンという言葉は海外でも通用します。何か問題があった時にラインを止めてまでもその原因を突き止め、原因に対する対策を具体的に打つことがまずはカイゼンということ。そのカイゼンをすることでその人の能力が磨かれる。また、ミスをしないために標準化・視える化をする。その原点にあるのが「人を責めるな、仕組みをせめろ」なのです。ミスした犯人を捜すのではなく、ミスは起こるものとして考えると、ミスが起こる仕組みに問題があるのだと考えて対策をすること。トヨタがOJT(職場内教育)で磨いているものは、スキルは当然として、その人の人間力を高めることに主眼があることはとても素晴らしいと思います。こうした教育がOJTによってなされていることは当社でもやれないことはないのです。人は仕事によって磨かれる。これは和心である“道”に通じるものであり商道だと思います。和心とはその昔から日本人に引き継がれている遺伝子の中には、美しく行動するという美学とその行動に対する意識を極めるというのがあります。それが、華道であり書道であり、剣道であり柔道であると思います。そんな商道をしていかなければならないなと私自身とっても気づかせていただきました。最後にこの本の中にトヨタには、上司と部下の関係が教え教えられるという風土があると書かれています。上司が仕事を教えることは当たり前、明るい職場づくりをすることは当たり前、そして問題解決と役割認識をする際にお互いがフラットな関係で教え、教えられるということができるということでトヨタが勝ち抜いているのです。石橋青果も教育ということをやり続け、皆で関わり進化し続ければ、今よりも世の中に必要とされる会社になってくると信じます。どうぞ、私にもいろいろ教えてください。