お盆の長雨の影響なのでしょうか?8月後半から急に秋を感じます。日中は30度を超す時もありますが、空気に涼しさを感じます。お盆明けからきゅうり・レタス・白菜などが高値傾向になりました。ただ例年の感覚だと値動きがおとなしいと感じます。これは飲食店の営業が20時までとなっている影響なのでしょう。外食需要の分を各家庭で消費しているかというとそうではないのでしょうね。ネットゲーム業界や車の製造は好調のようですが飲食は昨年と比べても大幅なダウン、そして小売も伸び悩んでいる状況です。次の政権が対策をすることを期待します。
オリンピックそしてパラリンピックが終了しました。彼らアスリートの日ごろの努力は凄まじいものがあると想像がつきます。この大会に出られなかったアスリートを含め熱い気持ちを伝播してくれたことに心より感謝します。特にパラリンピックの選手からは多くの事を学ぶ機会になりました。もし自分が交通事故などで肢体が不自由になった時に彼らの様に強い気持ちで生きられるのだろうか?と、想像をした時に五体満足な体であることに先ず感謝をすると共に、その体を十分に使いきっているのかどうかを考えさせられております。まだまだできるのにも関わらず疲れた、痛い、ちょっと苦しいと簡単にあきらめている自分にも気づきます。また、大きな気づきは無いものを数えても・無くした物を数えても仕方がないということです。必要なことは持っているもので努力を重ねてゆくことが大切なんだなと。最年少の14歳のメダリストになった山田美幸さんがレース前に登場した時に他の選手は両腕があったの見て何か不公平だなと勝手に私は決めつけていました。彼女の両手は無く、右足は短く左足しかありません。その左足も障害がある様に見えます。そんな姿を見て私自身勝手に他の選手のほうが勝つんだろうなとボンヤリとテレビの画面を見ていました。レースが始まると、え!という驚きです。皆さんもそうだったのではないでしょうか?左足一本でぐいぐいと進んでゆく。背泳ぎで、頭が沈んでしまわないのが不思議なくらい。気が付くと声に出して「頑張れー」と言っている自分。最後は抜かされて2位になってしまったけれど素晴らしいレースでした。山田さんがレースを終え激しい息をしているのに背が足らないために水面に浮き沈みをしてる。浮かび上がった時に息をして又水の中に頭を沈める、そんな繰り返しは溺れている様にもみえるくらい。しかし、本人はそれが当たり前であり勿論おぼれもしません。レースの姿と終わった時の姿を見ていて、あるものを最大限に鍛えて使う大切さを教えてもらいました。言葉にするととても簡単で安易に感じます。パラ選手の日常生活から考えると私の想像を絶するところにあり言葉にならないというのが正しいのかもしれません。
コロナ禍で身動きが取れないと嘆いていても何も始まりませんね。先ずは基本を忠実に守りながらできることを繰り返し行う。アスリートが筋肉を鍛えるのと同様にこうした繰り返しが次へのステップへ行くためにも必要な事なのでしょうね。各自の役割の中で基本を先ず忠実に行ってゆく。
今年のテーマでもある凡事超徹底が一層必要であるのだと今回多くのアスリートから教えてもらいました。