CLOSE

2025年8月

社長のつぶやき 263                  2025年8月3日 
 
 7月4日に梅雨明けをしてから、とにかく暑い日が多い。特に7月20日過ぎからは日本各地で35℃を越えるのは当たり前でここ数日は日本各地で40℃以上を記録したというニュースが毎日のように流れます。水分を取りながら適時休息をしながら仕事をしてください。
名古屋中央卸売市場に7月25日頃から山形産・松本ハイランド産のスイカが入荷しています。この産地はお盆前に出てくる産地であり2週間早く集荷されるというのは日本の気候が大きく変化をしていることは間違いのないことです。
昨年にキャベツがひと玉1000円と話題になりましたが、今年も同様に各産地の前倒しとなり多くの青果物が異常な相場になる事が予測されます。

 歴史を振り返えると皆が貧しくて働くことが当たり前であった時代「働かざる者食うべからず」であり役に立たない者はごくつぶしとののしられました。
100年さかのぼると大人も子供も12時間以上の労働を強いられていました。
昭和生まれの私も同様な教育を受けているために働くことは当たり前であり、誰よりも働いてより大きな報酬を得たいという気持ちでした。今でも私は経営者の端くれであり空いている時間も仕事の事を考えること当たり前になっています。
 時代は大きく変化していることは重々承知しているつもりで記します。
多くの求人者から大切にしている考え方としてワークライフバランスという項目を重要視している人がほとんどです。学生などに空いている時間をどんなふうに過ごしているのかを聞くとSNSやゲームをしていると返答が返ってきます。
ワーク(仕事)とライフ(生活)がバランスするということで生活の時間に好きなことをすることはいいのでしょう。ただSNSやゲームをすることでストレス解消?して人間性の成長につながるのかなと疑問を持っていました。
石橋青果のコンサルとして手伝ってもらっている黒田美和さんから本来あるべき姿のワークライフバランスについて教えてもらいました。
仕事と生活の時間のバランスについては、生活の時間が仕事に良き影響を与えるような過ごし方がよいということを教えてもらいました。
彼女の前職はホテル経営です。ホテル従業員が余暇に旅に出ると当然どこかの宿泊施設やテーマパークなどで顧客の立場としてサービスを受ける側になります。
従業員同士が協力し合い、2~3日の休暇を作れるようにする。そして、その休暇で旅に出た結果を社内にフィードバックをする。
仕事中心の生活と聞こえるかもしれませんが、大人が自分の能力を最大限発揮できる場は仕事であることが多いと思われます。
もちろん、仕事の技術を生活の中で活かすことで地域の方に貢献できることが多々あるとおもいます。
いずれにしても当社はもっと働き方改革を進める必要はあります。
その為にも皆で多能工化をしてゆく必要がありますね。