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2025年6月

社長のつぶやき 261                  2025年6月5日 
 
 後数日もしないうちに梅雨入りとなります。農作物には雨も必要なのである程度の雨は欲しいとおもうのですが、集中豪雨の被害がないことを祈るばかりです。また、視界が悪くなりで交通安全には十分に気を付けていただきたいです。
 今朝のニュースで出生数が70万人を割ったとありました。少子高齢化がこれから急速に進んでいくことになります。経済環境がこの10年から20年で大きく変化することは間違いのないことであり、車の自動運転、AIなどによる省人化を我々も視野に入れながら仕事をしてゆく必要があります。
 皆さんは最近どんな本を読んでいるのでしょうか?地下鉄に乗るとほとんどの人はスマートフォンを手に取っています。SNSなどを確認している人、ゲームをやっている人、中にはスマフォで読書という方も見えるともいますが、車中で本を広げている人はわずかです。
私は人の事を言えるような読書量ではありませんが、月に1から2冊は何らかの本を読むように努力はしています。本から学ぶことってとても多いと思うのです。まず一つに先人たちの考え方を学ぶことが出来ること。
 今は会うことができない方から本を通して色々と学ぶことができるのはとても素晴らしい事です。私自身、稲森和夫氏から直接の指導をいただいたことはありませんが「生き方」という本から稲森哲学を学ぶことができました。その考え方が私の個人の考え方に大きく影響していることは間違いのないことです。
江戸時代では、寺子屋で子供の頃から読み書きそろばんを学んだと言います。当時の世界を見渡して、人口の7から8割が読み書きできるという国はほとんどなかったと言います。まずはそれくらい教育熱心な国民だったということです。そして、教育レベルの高い国民であったからこそ、鎖国開放から列強の植民地化から逃れることができたのは間違いのないことだと思います。これも読書のお陰なのではと考えます。
SNSなどを確認していると同じような情報ばかりが流れてきます。その中にはフェイクニュースも多くあるのでしょう。同じような情報に埋もれていては人間の成長はないのではと感じています。考え方の違う人と付き合うからこそ我々は成長するのだと思います。たくさんの人と関わることは時間的にも大変に難しいと思います。だからこそ、読書というのはとても大切なことだと思います。
日頃の生活の中、時間を取るのはとても大変だと思いますが、良書を手に取り自分を磨いていくことは、人生を豊かにしてゆくことにつながると思います。
今月は読書のすすめということでつぶやいてみました。
自分が自分を教育していくことがとても大切です。