生きることは自分との闘い 宇津木妙子 全日本ソフトボール監督
宇津木さんは選手が「オリンピックを楽しむ」という言葉に違和感があると
試合は自分との戦いであり楽しむというのは逃げのニュアンスがあると言って見えます
厳しくないと生きていけない、そんな昭和の匂いがしますが
勝負をしているのは自分自身でありそれを忘れるなと言われています。
名古屋中央卸市場から野菜果物の仲卸・外食産業へ業務用小分け配送
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生きることは自分との闘い 宇津木妙子 全日本ソフトボール監督
宇津木さんは選手が「オリンピックを楽しむ」という言葉に違和感があると
試合は自分との戦いであり楽しむというのは逃げのニュアンスがあると言って見えます
厳しくないと生きていけない、そんな昭和の匂いがしますが
勝負をしているのは自分自身でありそれを忘れるなと言われています。
いま辞めないなら生涯続けろ 桂歌丸 落語家
噺家という商売も稽古と人生の積み重ねが必要。
歌丸師匠は若いころ苦しかったこともあるけれど
この先に光があるとずっと思ってやり切ったと言ってみえます。
笑点でもお見かけしましたが噺家としての誇りをもっておられました。
仕事に誇りを持っているか否か、それは本人次第なのだろう。
10年間辛抱できますか? 浅利慶太 劇団四季総監督
世の中がだんだん優しくなってきました。
その中で劇団四季は競争社会ですと言い切っている。
しかし、10年間真剣に自分磨きをすると自らの味が出てくるという。
仕事というものを一緒だなと感じます。
人生で大切なもの 稲盛和夫 京セラ
尊敬する経営者、稲森和夫氏の話です。
利他の精神を忘れることなく
毎日を真剣に生きること
簡単そうで難しい生き方です。
人生の闇を照らしてくれる光 五木寛之 作家
わらをもすがる思いの時に行く道の光が見えた時に
人はほっとします。
但し、全く行動をしていな人はその悩みさえ見えていないこともあります。
今年一年よろしくお願いします。
先月は20日過ぎにやっと寒いと感じるような気温になりました。暖かく穏やかな日が続きました。しかし、夏の酷暑の影響は、キャベツ白菜大根など露地野菜は勿論のこと果菜類まで超高値安定という状況でした。年末年始を目前として今年の作況はとても不安定であり、相当の高値を予測せざるを得ません。物価高に青果物も拍車をかけてしまうという結果となりそうです。
私は、過去にコックをしていたという経験があります。4年ほどコックを天職とし、自分のお店を持ちたいと思い、一所懸命に修行をしておりました。バブル真っ盛りでしたのでお店はとても繁盛しており、原価計算の報告もとても甘かったため高価な食材などを使用することができとても勉強をさせてもらいました。
当時は私が考えていたことは、美味しいものを作ればお客さんは満足して帰ってもらい、リピートしてお店は繁盛するものだと疑う余地もありませんでした。そこにはお客さんの目線ということは全くありませんでした。
コックを辞めてから自分が一般の人としてお店を使う側になった時にとても感じたのが、接客する人の技術がとても大切だということに気が付きました。お客さんに美味しい料理を出すことは当たり前であり、その上に提供時間が適切で、接客する人の笑顔やお客さんをもてなす会話がとても大切なのだと気が付きました。当時、私が作った料理でお客さんは満足して帰ったのではなくホールの接客する方々がもてなしていたからこそお店は繁盛していたのだと大いに反省しました。
余談にはなりますが、現在の飲食店でのサービスはおもてなしというものではなくなりました。お店側は接客する従業員の確保が大変に難しくなったことは大変に理解をします。しかし、コロナ禍からの常識の変化によりタブレット使用が当たり前となり、店員さんに注文をしようとするとタブレットでお願いしますと言われてしまう始末です。10人以上でお店に訪れれば頼んだ飲み物が一ヵ所に置かれ、客である我々が、ウーロン茶は誰?と配ることが当たり前になってしまいました。おもてなしという言葉はだんだん死語なってゆくのかもしれません。
話は戻り我々は青果物の販売という仕事をしています。今年のように品薄になると売り手がどうしても立場上強くなりがちです。気が合わない、細かな事をいう、値切るなどするお客さんに対して感謝の気持ちが薄らいでいないかが心配です。
お客さんがいて我々の商売が成り立っている、生産者が商品を作ってくれて我々の商売があるのです。営業をしているメンバーはお客さんに接する機会が多いのでこうして記したものを読んでもらえれば理解をしてもらえると思いますが、仕分けなどだけをしているとお客さんの顔が見えなくなると思います。
我々の給与は間違いなくお客さんが支払ってくれているのです。いつもその先にお客さんがいるのだということを話ずれずに鮮度ある野菜をタイムリーに届けてゆきましょう。
新しい年に向け、今年の反省と次年度の毎日の生活の目標を作るといいなと思っています。忙しくなると思いますが皆さん体調には気を付けて毎日を大切に積み重ねてゆきましょう。
2024年11月6日
11月に入ったのに日中は半袖で過ごせる日が続き、早朝出勤時に寒さが厳しいという感じは今のところありません。東海地方の山間部は紅葉やっと色づき始めたようです。夏の酷暑により野菜への影響は9月10月に色濃く残り、「例年の平均相場」は大きく変化をするということを肝に銘じておく必要があります。
10月横山隼也さんが物流部に入社そして今月は名古屋アソートの千坂さんが免許を取得して社員へ移動、竹内則雄君が物流部に入社、また、パートさんの採用も順調にできているので人員としてはある程度揃ってきたと思います。皆が仲良く仕事をしてもらい、お客さんに鮮度ある野菜をタイムリーに届けましょう。
10月27日は衆議院の選挙でしたが皆さん投票に行きましたか?投票は義務ではなく権利なのです。選挙権は過去に先輩が獲得した貴重な権利であるということをもう一度認識して自分の一票に対して責任をもって欲しいと思います。
自民党が大敗した翌日の28日に高市代議士の講演を聴く機会がありました。彼女は残念ながら石破総理との総裁選では負けましたが講演を伺い素晴らしい方だということはよくわかりました。特に経済政策については日本の事をどうしたらよいかというビジョンを持っており、総裁選に勝利していたらもしかすると日本経済の未来がもっと明るくなるのかもという気持ちにさせてくれました。
その反面では日本の経済を発展させるだけで国民皆が幸せになるのかなと講演を伺いながら一つの疑問がわいてきました。確かにアメリカや中国に対して日本独自の技術で経済対策をしたとしても国民一人一人が幸せになるのとは少し違うなと。
江戸時代の日本は他国と比べて経済的に劣っていたということですが、家族関係をはじめとして隣近所との関係はとても近く、暖かなものがあったと思います。それは日本国民の皆が豊かではなかったのですが今より幸福感は高かったと思います。
現代の社会では収入の格差が拡大している時代です。高市さんが目指す経済発展をしたとしても必ずしも国民の大多数が幸せを感じるということはないなと聞きながら感じておりました。何が違うのかなと考えた時に、私を含めて現代人はもらえることが当たり前で自分から与えることはもったいないと考えているのではないか?要するに利他の精神が気薄になってきていると感じるのです。
自分の権利なので利益を独占するのは当たり前という考え方が今の主流になっており大資本は潤ってもそこから中小への分配は進まないのではと感じました。
経済発展を目指すと共に教育のあり方をかえる必要があると思うのです。利己ではなく利他の精神を大切にするような教育が必要だと思うのです。現代の教育は先生が教えたことがどれくらい理解できたかだけで点数を与えています。その子自身の存在を認めてあげ、学業の成果のみでなく色々な側面で理解してあげるような教育が必要だと考えます。それは同級生や関わる人達と一緒に何かを作り上たり助け合って生活できる子供が評価される様な仕組みがいるのではと考えます。
皆が幸せになるためには他人に優しくなれる人をつくる教育がこれから必要だと感じています。経済政策と共に日本の未来を背負って立つ人物をつくるために今の教育あり方を変えてゆくことが必要かなと感じました。
2024年10月4日
10月に入ってやっと夜温が下がりましたが、まだ蒸し暑くて眠れない日があり、日中33度越えは今まで経験したことのない天候です。コロナ禍から生活様式が随分変わりましたが、天候まで変わってしまったようです。
昨年同様にお盆前そしてお盆明けの相場は高くなくそれに合わせて見積もりをせざるを得ない状況ですが予想した価格よりも異常に高くなるのが9月です。例年の相場という価格はもう無くなったと思ってよいようです。ここも古い認識を新たにしなくてはなりません。
先月の思風塾のテーマは、「教育の本道」でした。色々な価値が変化をしてゆきますがこの教育の本道は原点であり、変えるべきではないと考えます。
現在の学校教育は先生が教えたことをどれくらい生徒が理解したかを試験の点数で評価するというものであり、点数の取れなかった生徒は「できない子」という烙印を押します。その生徒は劣等感にさいなまれています。これは教育の本道から外れているのです。先生は生徒に理解をさせようとしていない。理解できないのは先生の教え方が生徒にあっていない、もしくは教え方が悪いということなので先生は反省すべきなのです。学校教育のあり方は変化する必要があるようです。
教育の本道は、知育のみを押し付けるのではなく人間らしい人間をつくるということです。人間らしい人間とは他人に対して愛情のある、心をもった人間を育てるということです。色々な体験をしてそこから学んだ気づき、真実をもとに世の中の事を知り、人間としての実力を高めることが必要であるということです。
その為にも家庭教育が重要になります。親の背中を見て子は育ちます。子供を学校で教育するというよりも家庭を中心に教育することが必要なのです。だからこそ親の教育の考え方がとても重要になります。心しておくことは教えることが育てることを上回らないようにすること。教え過ぎることは子供を支配することにつながります。教えることは手段であるといことを肝に銘じて、子供が自発的に学ぶようにすることが大切なのです。
子供はいろんなものに興味を持ちます。耳があるので「聞きたい」目があるので「見たい」足があるので「動きたい」頭があるので「知りたい」と思っているのです。その中で経験し自分の可能性を高めてゆくのです。子供の欲求を伸ばし続けることは奇跡と思えるような可能性を見出すことにつながってくるのです。
教育の本道は自分らしい自分をつくることを目的に教える側と教えられる側に分かれて教育をするのではなく自分で自分を教育することを教えるということです。
社員教育においては、本来の経済活動はお金儲けだけにあらず、経済活動を通して人格が磨かれることが必要なのです。そして、会社での活動が家庭を壊すことがあっては本末転倒なのです。仕事の側面を磨くことも大切なのですが人間の側面も磨くことが必要なのです。親の背中を見て子は育つように企業は先輩社員の背中を見て後輩社員は育ちます。子育て同様に、基本動作は教えますが後輩社員が自ら育つように手助けをすることが大切なのです。
2024年9月3日
8月中はずっと酷暑した。35度以下だと暑さが和らいだという感覚は異常としか言えません。台風10号が日本列島近くに10日間も上陸し続けたのは、日本が熱帯化した証明しているのではとしか私は思えてなりません。産業革命以来の気温上昇を止めるべく少し譲り合う精神を皆が持つことが必要だと思います。
この台風は各地に大雨の被害をもたらしました。被害にあわれた方に心よりお見舞いを申し上げます。各産地の詳しい被害状況はわかっておりませんが台風が明けた翌日は潤沢に荷物が入荷したように感じます。昨年のように高温の被害が出てこないことを祈るばかりです。
ゴローさんが今月から当社の仲間になってくれました。彼自身は青果物の取り扱いには大変なれているのでこれからの活躍を期待しています。
会社で働く人が増えていくことはとても嬉しいことです。人には個性があり、同じような考え方に見えても違うところも沢山あるものです。会社では、「幸福を届けます」という理念の下皆が同じ方向に向かって仕事をして欲しいと思っています。しかし、各々の個性は共感という感情ばかりではなく、反発という感情も生まれます。人間が面白いなと思うのは、心根では皆仲良くしたいと思っているのに、ちょっとした考え方の違いや行動の違いによってあの人とは一緒にいたくないということを耳にします。まあ、記している私も勿論同様ですが。
仕事をする上では、やることはやっていますから、そうしたすれ違いを無視していても問題ないでしょという方もいますが、私はそうは考えていません。お互いに心が通じ合って仕事をすることはとても気持ちがよく仕事ができますし、お客さんにもより良いサービスができると考えます。気持ちよく仕事ができるとたとえ体は疲労しても心が達成感とか満足感など感じることにつながります。逆に気が合わない者同士が仕事をするとほとんど成果を上げられていないのに肉体的にも精神的に互いに疲労を感じるという結果になるのでしょう。
人間同士なのでみんなが皆仲良くできる訳がないという考え方を一度捨ててみるといいと思うのです。心根では皆仲良くしたいと思っているのはだれしも戦争を望んでいないということが証明しています。生死をかけて争っても失うものは多くても得るものはほんの一部の人間が握ってしまうのは歴史が証明しているのです。
ならば、誰とでも仲良くできるという考え方でこれからを生きると決めたらいい。それが、自らの成長になると考えてみて下さい。違ったものを受け入れる力はそれ自体が自己成長だと思います。あの人は自分とは考え方が違うという事は、自分と違うものを持っているという風に考えてみたらどうでしょうか?あいつと一緒に行動をするのは嫌だというは、自分に何か改善すべき点がありその方法が見いだせる可能性があると考えてみてはどうでしょうか?
人が増えると確かにトラブルが出てくるのは当たり前です。個性と個性がぶつかり合うからこそ互いが磨かれてくるのでありそこから逃げてはいけない。会社では同じ方向にむかう中で一人一人が意見を出し合い、互いの意見を否定するのではなく、互いの考え方を成長させ合うことがとても必要だと思うのです。
One for AII All for One
一人はみんなのために みんなは一人のために
ラグビーで使われる言葉で皆さんも知っていると思います。
こんな会社にしたいですね。
誰一人として取り残さない。
これって、社員全員が努力しないとできない事なんだよな!
皆頼みます。