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2020年1月

昨年12月に名古屋は雪が降りませんでした。また、1月になっても氷点下になることがありません。暖冬であり大根などは大きくなりすぎて生食用では出荷できず、規格外がたくさん採れている様です。生産者にとってはとても厳しい年末年始になっており、離農が進まないことを祈るばかりです。先日も知多のキャベツ農家さんと話していても初夏キャベツまで切れ間なく出荷できるのではと言っていましたので加工用以外の生産者はとても苦しい状況なのだろうと想像をします。市場事業部では乱売傾向のために苦しい販売が続いておりますが、何とか乗り越えて欲しいと思います。今月は2名の退社があり新天地での活躍を祈るばかりです。
私は今年のテーマとして「礎の再構築」を掲げました。理由として外部環境はこの数年で5GやAIなどの導入と共にIoTの進化、自動運転など普及により構造的な産業のあり方が大きく変化をしていきます。トヨタ自動車は車の販売からモビリティー企業への軸足の変換をしているように今までの産業構造が変わる可能性が高いということと共に多様性を認めようとする社会となり、今までの常識が全く変わってくる可能性があります。内部環境としては、6月からの市場法改正においては現状の卸売市場はある程度現状を踏襲することになりました。しかし、五年毎に見直すという条文があるため、AIや自動化などという環境を考えると将来的には民営化も含めた市場改革にあると予測します。また近くは、市場法改正において、現状の踏襲とはいえ開設区域が無くなり関東一極集中可能性が大きく、市場間の競争が大変に厳しいものになると予測されます。本場市場においても、卸合併は懸念材料であり卸会社と仲卸会社の関係も大きく変化をしてくると予測します。こうして変化することは間違いの無いことであり今までの常識が常識でなくなるということは、礎を見直す必要があると考えるのです。よって、礎の再構築というテーマを掲げて推進してゆきます。
また、100年勝ち残りを目指している当社にとって10年先を考えた時に2030年に売上100億を目指したいと考えるようになりました。100億を目指す意味は社員の中から新しい事業を創り出す様な風土ができ、社員が社員を成長させるような仕組み作りが必要だと考えます。そこに社員のやりがいや達成感が生まれてくると考えます。こうした理由で構造的なものが大きく変化をしてくることが予測され、今まで積み上げてきた礎を強化しても役に立たない可能性があり再構築なのであります。今までの仕組みを変えていくということは痛みを感じることも多々あると思いますが、皆さんの協力なくして、強い礎を作ることはできません。意識を変えて、行動を変えてゆくことをどうぞよろしくお願いします。再構築の一つの柱として、部門間を横断した、小集団活動に取り組んでいきたいと思います。例えば配送のミスゼロと言っても、お客さんからの受注を入力し、それを仕訳して集めて配送という流れがあります。トヨタは後工程に不良品を流さないということを確立していますが、当社を見ると後工程への不良品は仕方がないで終わってしまっています。このことについて一番困るのはお客さんです。欲しいものが届かないとかもらった商品が傷んでいるとか?仕方がないで終わらせることは絶対に許されることではなく、こうした取り組みを皆で話し合いって解決することが一人ひとりの成長につながっていくのだと思います。

2019年12月

今年もあと数日となりましたが市場はなんとなく落ち着いた雰囲気です。暖かな年末だと感じています。しかし、日中の寒暖差が大きく、その上に猫の目の様に日々の気温変化が激しく体調管理がとても大変です。関東では大変にインフルエンザも流行しています。毎日の職場・家庭でのうがいと手洗いの励行をお願いします。
 12月は、地場の露地野菜が順調に出荷されているようです。地方市場には鮮度良い大根、きゃべつ、白菜が所狭しと並んでいるのでしょう。中央市場にてはその相場についていけず販売に苦労をしています。市場の水曜休みが多くなったことと生産者も減ったこともあり、相場は過去の最安値をつけるようなことはありません。そのような背景もあり数年ぶりに地方市場との競争となっているのだと思います。まぁ年末に安定した価格で商品が流れれば有難いなと思っています。
 新しい年がはじまります。皆さんにとって2019年という年はどんな年だったのでしょうか?私ごとですが、自分自身は若いつもりで居ますが母が入院先でほぼ歩けなくなり、兄と姉が還暦を過ぎて病気と闘うようになり、自分自身も白内障の手術をうけ、今までよりも早く酔っぱらうことに気が付くと自らの老いが現実となることを受け入れる年となりました。だからこそ、ちゃんと体を鍛え、脳を鍛えないとと。どうぞ、皆さんにおかれましては今年の良かったこと、改善すべき点などを振返り新しい年にどんなことをしたいのかをわくわくしながら考えて欲しいと思います。2020年はオリンピックイヤーです。当家も有難いことにチケットが当選しました。すみませんが、夜の試合を観戦に行きますので少し早く上がらせてもらいます。私も残り少ない今年の時間を来年に向けての決意をしっかりと練り込んでいきたいと思います。
 現在、産業革命の真っ只中と言われています。それと共に人と人の原点がどんどん変化しているように感じます。テコンドーの選手と協会の問題をはじめ先生と生徒の関係が上下関係から横並びの関係になってきていると感じます。また、LGTBを受け入れる社会にしようということ、年末には「忘年会スルー」なども話題になり、今までの管理された社会から変化をしているのだと思います。今まで常識であったことが変化をしてきているのです。ハラスメントがそのいい例だと思います。セクハラ、パワハラ、マタハラ等ある意味では上下関係という人間関係が成り立っていた時には当たり前であったことが今は通用しません。それも相当なスピードで変化をし続けているのを感じます。その中で重要であると感じるのは受け入れる力だと思います。その人が持っている考え方を非常識であると切り捨てるのではなく何故そのように考えるのかという対話をすることでお互いの考え方を成長させることが受け入れるということです。間違っても俺の意見に従わせようなどと考えるのは、これからはありえなくなってくるのでしょう。自分と意見が合わないという人は実は敵ではなく自分にないものを持っていることを自覚することです。自分と同様な意見を持った人が集い話をしていても、楽ではあるかもしれませんがそこに、人間的な成長があるのかは疑わしいと思います。常識は非常識が壊しそして常識は常に変化しているということを我々は知っていなければなりません。人間一生勉強で、こんなことを学ぶことが出来るのが思風塾です。1月22日18時よりウィンクあいちへ足を運びませんか?

2019年11月

10月の台風被害が癒えないこの頃です。10月末まで半袖姿で街を闊歩してる方々を見かけましたが11月に入り気が付くと街路樹が色づきお鍋の美味しい気温となっております。最近、秋が短くなったという声があちらこちらで聞かれます。農産物に対して台風の影響はやはり出てきました。関東の産地を中心に白菜キャベツなどが値上がり傾向、高かったキュウリは少し下げましたがトマトは依然高いままです。ホウレン草などが年末に足らなくなるという情報もあり年末年始の入荷量に不安要素があります。
 大澤取締役より朝礼メールで森信三先生の言葉が毎日アップされています。日本の現代教育の祖と言われている方で、学生・教師に向けた沢山の書物を記されています。私も2冊森信三先生の本を買い現在読んでいます。今月は読書ということでここに記してゆきたいと思います。読書とは先人の知恵をいただくということです。学校で習うことは知識です。知識は知っているだけでは何も役に立ちません。学校の成績が良いから社会で通用する大人になるかと言えばそうでないのが知識だけでは成り立たないということの証だと思います。しかし、知識はとても大切であるということは間違いの無いことですが、その知識を使いこなすためにも知恵が必要なのです。この知恵をいただけるのが近くには親であり先生であり先輩であります。もっと深く知りたいと思うと本を読むといいと思います。森先生は知識を蓄え知恵を自らが扱えるようになると先を見通すことが出来るようになると言い、これを生きた判断をすることだと語られています。我々は人生の中で大半を仕事に時間を使います。その中で沢山の判断を瞬時に行っています。その判断が大きな間違いをしないために生きた判断をすることは大切です。知恵=原理原則を身に着けるということなのかもしれません。もう一つ、この長い人生の中で天分を生かす生き方をすべきだということを示してくれています。天分とは、一番は好きなことが職業になればいいと言われていますが、歌が好きで歌手になり一生成功し続けるのは本当に一握りの方であり、好きなことが職業になることはとても難しいと言われます。多くの人が好きなことを職にすることが出来ません。好きなことが職にできなかった時に大切なことはその時に就いた仕事を向き合い取り組むことであり一心不乱に打ち込むことで実はその仕事が天命となるというのです。私自身、先代よりこの仲卸業という道に導かれ働き始めた時に嫌ではないのですが本気になれない自分が居ました。しかし、佐藤さんに負けたくない等の理由から一所懸命に働くと、結果として取引先から認められ注文をいただくことが出来るようになり、また、卸会社からもこの商品を何とかして販売してくれと頼まれるようになりました。一所懸命にやった結果、商売をする楽しさを本当に知った瞬間であります。森先生は若い時に職を転々として、これは天分ではないと考えるよりも真剣にその仕事に向き合ことが大切であると言われています。
 最近、私が読んだ本の中で北尾吉孝氏の「何のために働くのか」を是非読んでいただきたいです。特に20代30代の若い方がこの本に触れ、仕事が生活の糧のためにあるのではないということに早く気が付いて欲しいなと思います。また、以前にも紹介したことがある稲森和夫さんの「生き方」という本も読んでいただきたいです。
是非、この秋の夜長に読書をされることを勧めます。そして、仕事と共に読書によってても人として成長を皆がして欲しいと思い今回読書について記しました。

19年10月

9月に千葉に上陸した台風15号に続き19号が広い範囲で大雨を降らせまた、河川の氾濫により甚大な被害が出ました。90名の死者・行方不明者の方々と共に被災をされた方々に心よりお見舞いを申し上げます。自然の力の大きさを知ると共に地球の温暖化がとても心配になってしまいます。台風が上陸した10月12日土曜日に東海・関東地方では公共交通機関などは計画運休などの処置がとられました。これにより、飲食店、店舗が軒並み休業をすることとなりました。我々は名古屋の台所としてこの日も休むことなく営業をしておりましたが、帰り道は驚くほどに閑散としていました。
 今月残念ながら社員一名退社となりました。当社の働き方を改善してゆく必要があると実感しております。また、嬉しいお知らせがあります。2人の社員がマンション・自宅を購入そして一人が第2子が誕生しました。若い世代が自立をして、また次の世代をつないでゆくことを実感しました。石橋青果は、これからもっと働きやすく、未来に向けて安定して皆が生活の糧を得られるようにしてゆかねばならないと改めて決意をしました。
 近年の台風等の気象条件を考えるとやはり地球の温暖化ということは否定ができないと私は感じています。温暖化の根本にあるのは経済の発展ということでありその根底にあるのは人間の幸福です。現在は、水道をひねれば水が出て、スイッチ一つで明かりが灯る。更に、車に乗って自分が思うままに相当に速いスピードで目的地に到着することが可能になっています。産業革命からの100年以上加速度的に我々は便利さを手に入れました。森林伐採など人間が地球に手を加えているのは周知の事実です。温暖化した地球を元通りにするには相当な負担を人間は強いられることを覚悟しなければならないと思われます。ちょっとそこまでと車を利用していたのをやめる。寒い、暑いと言って冷暖房を利用しない。このような我慢をある程度することが予測されます。この我慢を人間ができたとすると今度は経済が大きく沈下していくのだろうと思われます。ここで思うのが人間の幸福とは何か?ということです。やりがいがある仕事を持ち充実して日々を送れること、健康な体と必要なお金があること、良き人間関係で心豊かに生活をすることができる。こうした幸福観は、経済が成長するということを前提に作られてきました。現在日本を含め多くの国が高齢化を迎えどのように経済を維持そして上げてゆくのかということが課題になっています。私は、人間という生き物が幸福に生きるということを考えるにあたり経済の発展を前提としてはいけないのかもしれないと思い始めています。自然に優しい社会、地球という資源を後世の世代に残す社会、他の動物とも共生できる社会などと価値観をこれから何十年もかけて変えてゆく必要があると思います。今、人間は地球があたかも自分たちの所有物の様に利用をしていますが、古代から虫は住み、深海には今でも古代から生き続ける魚がいます。地球は我々人間だけ物のではないという認識を持つと価値観が違ってくると思います。では、経済発展なしに本当に幸せになれるのかと問われると全く自信がありません。しかし、今のままでは人間は後世へ美しい地球を渡してゆくことが難しいと気づきはじめていると思います。最後に食物連鎖を考えるとゲノム操作した遺伝子組み換えの食物を食べることには大変な疑問に感じています。遺伝子組み換えによる農業を認めないこと、これも地球を守る一環だと思うのです。

2019年9月

 まずもって台風15号で大変な被害のあった千葉の皆様に心よりお見舞いを申し上げます。2週間以上も電気がない生活というのは本当に大変だと思います。早い復興を祈るばかりです。昨年に静岡で加来所長が体験した1時間程度の停電でも何ともしようがなかったのに長期に渡ることを考えると何か対策をしなければと思います。ハイブリット車を営業車にして災害時には通信環境だけでも対応できるようにすべきかな?
 令和元年の夏も本当に暑い日が続きましたが、このところやっと涼しさを感じる朝夕になりました。入荷は少し寂しい状況で相場もトマト・きゅうりを中心に少し高いなという感じです。しかし、例年であるともっと高値をつけてもおかしくないような入荷量じゃないかなという感覚です。末端が売れていないのかと疑ってしまいます。
 嬉しい報告が皆さんにできます。物流部の北池君が結婚し、赤ちゃんも授かったとのこと。また、岡田君が社員として今後石橋青果に協力をしてくれるとのこと本当に有難いです。また、アソートの深夜メンバーとして張さんもこれから活躍が期待できます。中々採用が上手くいかない中皆様に助けて頂き石橋青果は運営でき感謝します。どなたか働き手がいましたらどうかご紹介をお願いします。金一封!出します
 さて、自分の人生をよりよく生きるという事は皆が望むことだと思います。よりよく生きるとは自分が思い描いた人生を現実にすることだと思います。自分がやりたいことを他人に迷惑をかけることなく社会のためになる方法で実現する。やりたいことは我欲であり日本人は我欲ということを否定することが多いです。欲という言葉は興味や関心という言葉に置き換わると思います。今の自分にない物に興味や関心を持ちそれを手に入れたいという行動が自分を変えてゆくのだと思います。決して我欲は悪いものではなく自らを成長させるものだということです。自分が成長するために我欲を正しく育てることが必要であり、よりよく生きるということにつながります。また、自分が得意なことで生計を立てられるととても幸せだと考えます。得意なこととは天分であり、天分のツボにはまる人生はその人を輝かせることを皆が知っています。天分を見つけるには、やっていることが好きであること、やっていると楽しくてしようがなくどんどんとのめり込んでしまうこと、やり続けているとこれって自分の得意技と思えること、競争するとなぜか他人より勝ってしまうことだと思います。自分には天分が見つからないという人は、ちょっとした壁にぶつかった時にやめてしまったということが多いのではないでしょうか?目の前に出てくる壁はその人を成長させるために出てくるもので、必ず乗り越えられるから目の前に出てくるのです。諦めてしまうから天分も見つけられないという悪循環になるのだと思います。また、あれもこれもと広げてしまうから自分の天分を見失う原因になります。自分にはこれしかないと努力をし続けるからこそ自分の天分が開花するのだと思います。見ていただけ、本を読んだ知識だけでは天分は開花しません。手を汚してやってみてみるからいろんなことを気づきそれが結果として人間的な成長につながっていくのです。それが良き人生を送るということになるのだと思います。
石橋青果は皆の会社であり、ひとり一人が自分の良き人生を送る舞台としたい。
良き人生には良き考え方を身に着けることが大切です。思風塾に参加してください。

6月

梅雨に入る時期は日本列島において南から梅雨入りというのが例年ですが今年は中部・関東が梅雨入りしているのに九州の一部また関西が梅雨入りをしていないという現象が生まれました。地球の環境が大きく変化して気象状況は我々の体験してきたものとは違ってきているのだと思います。子供たちの時代に住みやすい地球を残しておくことが大切だと思うのですが、経済発展だけを願う政治指導者が多いような気がします。わからない、変わらないという理由で選挙に行かない国民にも責任があると思うので、政治に対してもしっかりと向き合い、7月参議院選挙からでも皆さん投票に行ってください。
 6月1日より大変にお世話になった石橋千秋さんが当社の仲間として働いてくれています。また、24日より当社の考え方、仕組みを覚えてもらうために名古屋にて働いてもらいます。この求人難といわれている時に大きな戦力です。
2013年春の採用活動は3名の学生を獲得できた年でありリーマンショックの影響で14年卒までは就職氷河期と言われた年です。何とも不思議なのですがたった5年の間に採用の環境が180度の変化をしました。当社の求人の仕方も変えていかなければなりません。2021年春採用に向けてもう動き始めています。当社が人に優しくぬくもりのある会社にするためには、社員皆の協力が必要ですのでどうかよろしくお願いします。
 就活をしている学生と話していて思うのですが、将来したことがわからないという子が多いのです。確かに私も学生の頃明確にあったわけではありませんが、コックとして働いた経験をいかし自分のお店を持ちたいと漠然と考えていました。だから、その夢に向かって食品卸の会社に勤めました。当社の会社説明会に来てくれた学生の方に話をするのですが、企業研究をして安定した会社を求めるのは当然のことなのですが、その会社に入って何がしたいかを考えてみてくださいと言うのです。営業がやりたいのか、経理がやりたいのか?漠然とでもいいのでと。多くの学生は自分が会社で働くというイメージが湧いていないように感じます。ただ単に時間とお金の交換をするために就職をするように見受けられます。こんなはずじゃなかったとミスマッチを起こしその会社を辞めてしまうのは時間の無駄になります。広告代理店は転職をキャリアアップと記しているところもありますが数年で退社した方をキャリアがあると認めると思えません。社会人は自分のために頑張っても誰も点数をくれません。相手のために100点のサービス・商品を与えないとお金はいただけません。学生から社会人は大きなステージの変化なのだと話をします。学生の皆には、このステージを変える時だからこそ、今深く深く考えてくださいと伝えています。
 当社は大きな会社ではありません。でも、社員ひとり一人が、ぬくもりと達成感を感じられるような会社にしたいと考えています。だから、目標設定もトップダウンではなく皆に決めてもらっているのです。会社が大きくなることが目的ではなくて皆が成長することによって結果として会社が大きくなることが目的なのです。思風先生は言います。「したいことがわからない時は、今与えられている仕事を真剣に取組む時である。」与えられる仕事や人間関係は色々な縁が重なって目の前に現れてきます。問題があるとしてもそれは乗り越えるべき問題であり、その問題を乗り越えてこそ人間的な成長につながってくると思います。その成長が会社の成長になるという事が石橋青果の目的の一つです。部下を支える人はその人を認めて・許して・待ってあげて欲しいのです。
 

2019年5月

令和という新しい時代が始まりました。5月に入り初夏というより昼間は真夏の陽気となっております。GW10連休も不足する商品はほぼなく順調に入荷し乗り切ることが出来ました。連休明けに相場が強めに推移をしましたが小売単価が上がったものは売れずに相場が下がってしまっています。生産者には申し訳ない単価が続いています。
 先日44歳になる知人より癌が転移した事を聞いた。身近に居る知人だけに他人事ではない。彼自身も会社のリーダーであり事業計画などを創るに当たり数年後のことを考えるに、何のために計画するのかという事を悩むという事を話してくれた。本当に心中を察する。病気に関しては私自身が彼に対して何を言っても慰めの言葉にもならないと思う。寿命はその人によって違い生死に関して最後は神のみぞ知るという事だと考える。彼には冷静になって考えて欲しいことがある。この日本では個人と法人という人格がある。個人というのはいわゆる個人である。法人という人格があることを世間では知っているようで知らない。法人というのは一つの人格でありだからこそ会社というのは個人の物ではなく社会で生かされる会社でなければならない。そのリーダーである社長そしてそれに準ずる者は個人という人格の他に社会に対する人格があるという事を自覚しなければならない。では、仮に自分が同じ状況になった時に本当にこのような事を冷静に判断し、事業計画書を作成し続けることが出来るかは疑わしいけれど、あえて棚上げして今考える。会社が誰のものか?からはじまるのだと思う。愛読書である田辺昇一氏「成長する会社」には、企業には命があり、どんなに小さくても潰れてはならいと書かれている。通常会社というのは、オーナーがいてそこに働く人々がいる。働く人々には個人としての生活があると共にその家族がある。社員一人を採用すればその後ろには2から3名の生活がかかっているという事だ。私は、確かに石橋青果の株をたくさん持っている。しかし、この株は先代から経営の意思を受け取った証であるだけで石橋青果は私の所有物ではないと考えている。上場会社になれば公共性を帯びてくるという事は当たり前であるが石橋青果は社会=お客さんから必要とされる公共性のある会社でなければならいといつも考えている。石橋青果は社会で必要であり続けるためには、最低条件として会社は社員のものであり、社員皆がこの会社でスキルも人格も成長して会社が成長するのだと考える。だからこそ、リーダーは個人的な理由で会社の成長を止めてはいけない。常に変化する市場や環境をとらえて、会社の方向性を考えるのがリーダーの役目であり社員の成長のためとお客さんへ幸福を届け続けなくてはならない。私が会社を私物化したり、リーダーとしての役目を果たすことが出来ないと皆さんが判断した時は、働く皆さんからちゃんと指摘して欲しい。変えることが出来なければ私は潔く辞める。
 現在、各部門でリーダーがいます。同様なリーダーシップが必要であるといことを彼と同様にわかって欲しいので今回このつぶやきに記しておきます。また、個人の寿命はいつか尽きるものです。しかし、会社はつぶれてはならないとなると、会社は誰かが継承し発展させ続けなければならないと考えます。皆さんが石橋青果で働くことに誇りが持つことが出来てそして、関わる子供たちが入りたいと思うような会社にしてゆきたい。このようなビジョンの下、世代のリーダーを作ってゆく時代になったなと当社を確認しています。
「幸福を届けます」という企業理念を益々進化発展してゆく人が沢山出てくることを心より願います。

2019年4月

今年の桜は10日を過ぎても場所によっては桜吹雪が舞う状態でした。3月中下旬の冷え込みは相当なものだったと思われます。4月中旬は相場が結構高くなりました。今シーズン相場安であったキャベツが2000円以上に跳ね上がった時には少し肝を冷やしましたがここにきてすこし落ち着いて来ております。10連休GWに安定した価格で荷物が集まることを祈るばかりです。皆さんGW、協力し合って何とか乗り切りましょう。
東海神栄電子工業株式会社の田中義人氏よりお話をしていただき大変に学びがあったのでここに記して自らのこれからの生き方の指針にしていこうと思っています。田中氏は大学を出てから直ぐに社長という立場を親から頂いたそうです。バブル崩壊時に会社は窮地に陥り何をやっても上手くいかないという状態の時にイエローハットの鍵山秀三氏に出会ったそうです。掃除をすると会社がよくなるという話を聞き、半信半疑で近所の神社の掃除をし始めたとのこと。神社の前には駄菓子屋があり子供が駄菓子の袋やジュース缶を放ってゴミが散乱している状態だったそうです。それから毎日出社前にゴミを拾い、草むしりを続けていたところ、気が付くと近所の方から協力者が現れられるようになったという事です。協力者により神社の手洗い場所やトイレが建て替えられ皆が綺麗に使用するようになったとのこと。そして、今では神社の敷地に石かこいまででき、社が輝いて見えていますとのこと。掃除は環境を変えるという経験をもって自ら会社で掃除をするようになったとのこと。会社にて掃除をし始めると不良品率は下がり、機械も長持ちをしてコスト減となり収益増につながったという事です。その他に社内の人間関係がとても良好となり掃除を掃除道として田中氏はとらえるようになったとのこと。更に、田中氏より興味深い事例を紹介して頂きました。あの大谷翔平さんがどうして若くして海外でも人格者として受け入れられているのか?大谷さんが花巻東一年生で立てた目標が右側の図になります。花巻東の佐々木監督は、人間性を磨くために必要なのはトイレ等の掃除であるという事を生徒に指導をしていたそうです。大谷は自らの運を引き寄せるために見ず知らずの方が落としたゴミ(運)を拾って歩くということをしていたというのです。(下の図)その行動が彼の五感を磨いたのでしょう。海外メディアにも称賛されるような人間性の形成につながっているという事を田中氏より教えて頂き大変に納得をしました。
 当社でも事故が多かった時に皆で車を月一回掃除しました。事務所の掃除もやりましょうと声がけをしていました。社長である自分が自らやることが必要なのだと大変に反省をしております。自分たちがいる場を綺麗にしておくという事は絶対に必要な事です。掃除を一緒にすることによってお互いの人間性を理解し、良い人間関係で生きることができ、良き人間関係が良き人生を生きるという事になります。
掃除道を田中氏より感じ「道」という日本人の良き面の再確認をしました。

2019年3月

桜前線が北上をしてきます。暖冬といわれ続けて確かにキャベツ白菜大根は順調な出荷で依然として相場安が続いています。しかし、桜の状態を見ていると今年の開花は遅いような気がします。開花予想は1週間ほど早くなると言っていましたが、昨年と同様な時期にしか咲かないような気がします。春物の出荷も増えてきて売場も華やいでいます。
2018年度も残りわずかとなりました。皆さんのお陰で今年は利益を出すことができそうです。本当にありがとうございます。求人難のために現場では人数が慢性的に不足をしており迷惑をかけてきた一年でもありました。未来に働く人財をしっかりと確保できるように求人活動をやってまいります。
2019年も名古屋シティマラソンに会社の皆で参加をしてまいりました。これは、会社の宣伝?も兼ねて健康増進のため熊崎さんの提案で昨年よりチーム「ビシバシ成果」として有志で参加しております。当日びっくりしたのですが、物流部の渡邊順一さんも会場で会い参加していることを知りました。私は今年で7年目となりますが初めての雨の中でのスタートとなりました。しかし、気温は上がりすぎることが無くて走りやすい気温でしたので皆、昨年よりもいいタイムで走れていたようです。私自身も結構調子が良くて54分台で走ることができ、満足できる結果となりました。長嶋君そして安永君は若いだけあって5kmを20分前後のタイムで走っています。最年少の北川さんは昨年よりも5分も早くなり56分台、そして最長老の瀧さんは若い時にしっかりと走り込んでいたのでしょう、同じく56分台でのfinishでした。また、熊崎さんは初の1時間切りとなりまた来年の参加を誓ってくれました。残念だったのは、鷲見君と渡邊さんで、5k過ぎ辺りで足を痛めたようでタイムが出ていませんでしたが、それでも56分台で足り切ってしまうのは流石です。ハーフを走った岩井さんは2時間2分と好タイムで走り切っております。走る前

DSC_0562私自身このマラソンを走るという事で定期的にトレーニングをするようになり、体重も70kgまでの減量に成功しました。熊崎さんが提案した健康増進にはいい結果が出ています。日曜日の出勤もあり全員の参加というのは難しいのですが、多くの方が来年のシティマラソンに参加して欲しいと思います。参加者には当社のPR用のTシャツを進呈します。また、健康増進もしくは、社内の懇親を高めるような企画を集って行っていきたいと思います。皆さんからの提案をお待ちしております。
4月1日より2019年度が始まります。来年度は上がり下がりの激しい経済になるのではと私は勝手に想像をしています。皆の力を集結してしっかりと対応していく必要です。新しい年度もどうかよろしくお願いします。

2019年2月

 今年は雪が全く積もらない名古屋の冬です。2月もはつかを過ぎ日中はぽかぽか陽気になってきました。寒暖差が大きいので体調管理には皆さん気をつけてください。三寒四温という言葉は3月に使うものだと思っていましたがもうそんな陽気になっています。今年は春の訪れが少し早い気がします。大根キャベツ白菜の相場は依然と安値傾向で昨年10月の台風の影響は今の所は出ていません。この状況は食卓には優しい相場ですが、生産者には大変に厳しい状況であり若い世代における農業からの離反がとても心配です。
 経済連・農協などの生産地と関わるのは卸会社であり、全国の生産地から商品を集荷することが役割です。我々仲卸がその商品の値段を決めながら仕入をしてそして専門店やスーパーに卸すというのが中央卸売市場の基本的な役割です。我々仲卸としてはどうしてもお客さんに値打ちに届けることに目を向けがちですがこれからはお客さんと共に農業のあり方を考え、生産者とも経済的に共存できるようなことを考えていかないといけないようです。需要と供給のバランスという市場原理がありますので恣意的に操作することが大変に難しいと思われます。しかし、加工用の野菜などはまだまだ安定した単価を生産者に届けられる余地が沢山あると思います。我々の出番は沢山あると思われます。
 我々の仕事の開始時間は朝早く、土日祝の休みはなく学校を含み大きな枠組みと休日が異なります。また、今年のゴールデンウィークは、巷では10連休ですが市場関係者は長い連休を取ることができていないのが現状です。110日の休みがあるのですが、こうした労働環境は採用活動において大変なハンディーであり現在の採用環境ではとても苦労をしています。2008年のリーマンショックでは派遣切りなどで大変な問題になったことは記憶にあると思われますが、しかし、我々が居る野菜業界において経営環境の悪化においてリストラをした会社はほぼありません。(過剰な投資などをしたところは別ですが)こうした意味では青果業界は、安定した労働環境だと思います。また、毎日の家庭の食卓や飲食店などのテーブルに野菜は欠かせません。そして、産地に目を向けるときゅうり・トマトなどの果菜類や豆類を中心に収穫時期というのは決まっておりその時期を1日でも過ぎてしまうと育ちすぎ商品価値が大きく落ちてしまいます。我々市場関係者がいるからこそ家庭や飲食店そして加工業者の方は鮮度ある野菜を扱うことができているのです。また、生産者の利益にも大きく貢献していることは間違いないです。我々が行っている仕事は、お届けするお客さんにとって無くてならないものであると思います。我々が行っている経済行為は周りの方たちに幸福を届けているとても素晴らしい仕事です。
だからこそ、この仕事をもっともっとブラッシュアップしてゆく必要があります。運営サポートにおいては受注が販売担当者の活動を効率的にしてゆき、外食のピッキングのスピードをアップさせています。営業職はお客さんへの提案をして売場の活性化やメニューに季節感を持たせることが役割です。間違いなく商品を鮮度よく届けるのが配送の役割です。届けた売上を請求し入金の確認し、資産の管理をしていくのが総務部です。
石橋青果の社員ひとり一人はその役割においてプロとしての意識を持って仕事をしていただきたい。その為に沢山の知識と知恵が必要となり、しっかりとした行動力が無ければなりません。個々の技術を上げてゆくことは個人の成長につながり、それが会社の成長になると私は考えています。石橋青果で皆さんが成長し幸福になって欲しいと考えています。力を合わせ皆で頑張りましょう。