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2021年3月

先月までは寒い冬だと思っていたら2月に入ってからは暖かな三寒四温がはじまっています。3月に入り日差しに暖かな春を感じます。ここ数日は雨も降り、春撒きにはちょうどいいお湿りとなっていると思われます。秋冬野菜の価格はずっと安値続きなので生産者は飲食店と共にとても大変な台所になっているのではと心配になります。関東圏は緊急事態宣言が延長されましたが東海・関西圏は、一応宣言解除となりました。コロナ対策に気を抜くことはできませんが、飲食店さんの売上が早期に上がってくることを祈るほかありません。また、大手外食産業の動きに少しづつ変化が出てきました。トリキさんもハンバーグなどをやり始めるとのこと。お客さんは当然のこと、業界全体をしっかりと見ていかないと取り残されますね。これからは我々も変化が常態の環境になります。変化しないものは生き残れないということです。

昨年の3月に新型コロナウィルス対して私自身はとても安易に考えていました。夏になればウィルスは収束するものだと。しかし、一年経っても未だ世界の活動を活性化させることが出来ずにいます。どうやらオリンピックも相当に規模を縮小して開催となる見込みです。アスリートの方の心情を考えると華やかに開催をして盛り上げてゆきたいとは思いますが、世の中全体を考えるとそうはいかないと難しい状況です。市場の売上も2月は落ち込み、何となく沈滞ムードが漂っています。私自身も気が付くとマイナス思考になっていることが多いこの頃ですが、こんな時だからこそもっと前を向いていく必要があるなと思います。明けない夜はないそうなので、どちらに朝日が上がるかをしっかりと見定め必要はありますが、2030年売上100億に向って各部署で目標設定を行ってゆくことが求められます。

2月はわが師である遠山先生、DMPの早矢仕さん、そして致知という雑誌の紙面上ではありますが稲森和夫氏から色々なヒントをもらいました。その中で大切だと感じたのは基本の大切さと仕事に対する思いを深く大きく進化させることです。

2021年度のテーマを「凡事超徹底」としています。人としての基本行動を、大きな情熱を持て行うということです。皆さん、ちゃんと「おはよう」「ありがとう」「ごめんなさい」と言えていますか?子供たちや部下に対して。必要な報告連絡相談確認を関わる人にしていますか?整理整頓清掃を心掛け清潔にそして、自分自身をしっかりと躾していますか?こうした当たり前の事って続けることが難しいと私自身実感をします。しかし、基本を習慣化して、心手期せずして行動できるようにするのです。

仕事って中々思い通りにいかないことが多いものです。いくら経験を積んでも環境や状況が変化していくために予想外ということが出てきます。できなかったとそこで諦めてしまうことは良くないと。言葉にすると本当に簡単ではありますがあきらめずにやり続けることが最後には成功に導くことになります。成功者は総じて、失敗の連続から成功が生まれたと言います。目の前におかれている仕事に対して絶対にやり遂げるのだという強い思いで当たって欲しいと願います。

コロナ禍は、世の中を変える為に現れています。収束後は、世の中は人々の考え方や行動は変わり2019年12月以前とは違う世の中になるのだということを肝に銘じて!アンテナを立てて毎日を送って欲しいものです。

2021年2月

立春を迎えていますが、今年は冷たく寒い朝を迎えています。秋冬野菜露地野菜は相変わらず安値で推移、トマトも安値安定が続いています。食卓には優しい価格ですが生産者にとっては今年も厳しい相場となっています。緊急事態宣言が延長され3月7日までとされました。途中で解除というのもあり得るということですが飲食店にとっては死活問題であり当社にとっても減収減益を避けられない環境になりました。

飲食店は感染源の一つではあると思うのですが、今の施策は飲食店のみを対象とし、政府の後手に回った対策を飲食店に押し付けている様に感じているのは私だけではないと思います。こうして記しているうちにも飲食店の店主が営業を諦めてしまうと思うと残念でなりません。当社は飲食店の売上が多く1月から3月は次年度の計画を作りまとめてゆくのが例年ですが、次年度の計画をまとめていて焦燥感と無意味さを今年位感じる年はありません。例年ですと、具体的にこんなお客さんにこうしたアプローチで売上を伸ばすという計画を作り、実行をしてゆくのですが、このコロナ禍ではその計画を描いても絵に描いた餅になりかねないので何ともまとめていて気持ちが悪いです。飲食店の方に今こそ寄り添ったことをしてゆく必要があります。

IOC森会長の発言がトップとして相応しくないという話題が最近マスコミを騒がしています。森会長世代には男尊女卑という考え方が根底に根付いているということなのでしょう。この数年でジェンダーという言葉をよく聞くようになりました。履歴書に男女という欄をなくすとか、同性婚を認めるとか・・・。今回のオリンピックの考え方にジェンダーを越えてという言葉をよく聞きます。私の子供の頃の教えは、男は男らしくしなさいという教えでした。今は違うのかな?「人間は人間らしく生きなさい。」子供に対してそんな風に言うのかなと考えてしまいます。男と女は機能が違うのであるから全く同じという訳にはいかないと思うけれど大人が人間らしくとはどんな生き方なのかを子供にちゃんと示すことは大切なことだと思います。人間らしく生きるということは、概ねではみんな仲良くお互いの事を尊重し、助け合って生きるということになるのかな?これって言葉にするととても簡単だし当たり前じゃんというのですが、中々できないですよね。宗教、人種、国、住む環境、色々な条件によって

考え方が違う人間が仲良くすること自体が難しく、戦争や争いがなくならないのが事証拠なのでしょう。夫婦でさえ考え方が違い色々な事で衝突をします。

お互いが尊重し合って生きる為には、互いの考え方を認め合うことが生きていくことがまず大切だと思います。相手の事を責めることはとても簡単ですが、責めるのではなくどうしてこんな風に考えるのかなと認めることが必要だと思います。ここで難しいのが、こちらがこんなに相手の事を考えているのに相手が分かってくれないというようなことが起きます。そんな時に相手が分かるまで待ってあげるということをすることも必要なようです。更に自分が考えていることがどうしても絶対に正しいと考えがちです。自分の考え方は偏見であるということを自覚をして相手の言うことを聞く、そうしたことが出来るようになると皆が仲良く争いごとが無く過ごせるのだと思います。因みに上記は私が出来ている訳ではありません。いつも思風先生から教えて頂いていることです。毎日が勉強の積み重ねです。感謝!

2021年1月

3年ぶりに今年は寒い冬を迎えています。市場では大根、キャベツは少し値を上げていますが白菜は安値が続いています。例年と比べて全般に安定した価格で推移しています。今シーズンの秋冬野菜の安値を振返り私が気になることが、愛知は野菜の生産地でもあるのにかかわらず野菜の消費が47都道府県でも低いのが現状です。我々市場関係者に責任があると感じています。三河湾という潤沢な漁場もあり、尾州豚・牛もあり、愛知県は食材の宝庫であるという前提の下、所得も高い為に肉魚の消費が高く、野菜という食材が副食材に甘んじ沢山の量が食卓に上らなのではと考えています。野菜の消費を促すことが今後の市場の役割でもあり、こうした活動が我々の地位向上につながるのだと考えています。

正月が明けてからコロナの感染者が急増をしています。緊急事態宣言が再度発出され当社のお客さんにも大きな影響があるようです。とてもやるせない気持ちになります。環境には勝てないと言われますが、逆に環境を克服するという言葉もあります。当社としては後者として活動をしてゆきたいものです。その様な環境の中で我々は、医療スタッフ、金融機関と同様にエッセンシャルワーカであるということを自覚し、先ずは我々が行っている経済活動は世の中になくてはならい仕事であることに誇りを持って仕事をして欲しいと思います。過去には「やっちゃば」と言われた我々の職場でしたが、今はそんな投機的な仕事をしている仲卸は皆無です。外食などを含む小売店のバイヤーが市場に訪れることが皆無になった昨今の取引で我々仲卸の目利きという技術はこれからさらに重宝されるとは間違いの無いことだと思います。更に、この緊急事態の中でも安全な商品を安心して必要な数量を安定して供給していくということをある意味で当たり前の様にしている我々の仕事は大変に意味と価値がある仕事であると思うのです。

その自覚をすることと共に、我々の仕事の仕方を変えてゆくことが必要だと思います。生産者が出荷した商品を確認し、値付けをして販売をすると言う従来の仕事から、レベルアップをしてゆく必要があると言うことです。例えば消費者が買いたいというような商品やサービスを創り出すという仕事が仲卸の仕事になるということです。仲卸会社は消費者の代表であり卸会社は生産者の代表です。仲卸からの提案で生産をしてもらう、小売の現場からの需要を見出して生産現場に伝えてゆくことです。まだまだ、沢山レベルアップの方法はあると思います。物売りをする品売をするのではなくお客さんに飽きさせない商いをすることが我々市場関係者の仕事としなければならないと感じています。こうした考えで仕事を進めてゆくことが我々の更なるやりがいの源泉となり、未来には我々の地位向上となってゆくのだと思うのです。

今年のテーマを「凡事超徹底」としています。当たり前の事に対して情熱を持ってやり続ける。お互いの挨拶から日常の生活態度(整理整頓清掃、報連相確認)の徹底です。コロナ禍のこんな時代だからこそ下を向くのではなく当たり前の事を当たり前にできる人間になる。こうした事を積み重ね、自らのアンテナを高く上げ、その問題点を解決してゆくことが先に述べた仕事のレベルアップにつながると考えています。今年も不透明な年ではありますが、皆で力を合わせていい年にしてゆきましょう

2020年12月

市場の中は大根キャベツ白菜など路地作、秋冬野菜で一杯です。今年は本州には台風が当たりませんでした。また、10月11月と大変に気候の良い日が続き各産地の野菜たちがすくすくと育ち豊作であり、それに加えてコロナ禍で加工用の需要が伸び悩んでいます。その様な状態ですから価格は底値をはいつくばり地方市場との乱売合戦を演じる様な日々が続いています。我々も大変ですが生産者の方の手取りはとても少なくなったと思います。食品ロスの問題が取りただされている中ですが、今年は圃場廃棄もやむなしという状態であり、生産者にとっては受難となりそうです。

今年を振返えると新型コロナウィルス振り回され、気が付くと武漢で発生してからはや一年が経ってしまいました。夏になれば感染はしなくなるなどと私自身、たかをくくっていましたがこれからワクチンや薬ができるまでの間は感染が高まったり下がったりの繰り返しが続くのでしょう。その繰り返しの山はもしかすると来年大きくなるのかもしれません。オリンピックがどうやら開催されるようです。菅総理大臣としても悩ましい限りなのだと思います。選手からすれば自らの能力を世界中の選手と高めあいたいという気持ちがあり、ましてや日本開催ですから日本選手の思い入れは大きなものがあると思います。一方で他国の人たちがほぼ無差別で来日し観光をするということなので受け入れる我々日本人は、感染の恐怖がないわけではありません。政治判断を求められ開催すればある程度の経済効果が見込めますがその反面で感染リスクは高まることは間違いの無いことです。いずれにせよ各業界、地域色々なところで賛否両論の議論が展開されるのでしょう。このように来年はコロナと共にオリンピックの開催の有無などと環境の変化が激しい年となりそうです。しかし、今まで過ごした一年という時間も来年という一年の時間もほぼ同じ時間であります。12月は一年の締めくくりと言われるようにこんな変化が激しそうな一年だからこそ今年をしっかりと総括をして欲しいと思います。その上で来年を自分にとってどんな年していこうと考えて欲しいと思います。

私自身「礎の再構築」と年初に掲げました。AIや自動運転の先駆けの時代であると予測し、2030年100億円企業という新たな目標を掲げました。その為に先輩が後輩を育てる風土を構築してゆくという考えで新しい人事制度の開始をはじめました。しかし、思い通りには物事は運びませんね。残念ながら離職が続き、心が張り裂ける思いを味わうことになりました。実際には現場を預かる皆さんには大変に苦労を掛けました。しかし、成長支援制度は12月23日で3回行われ、成長シートなども各自にブラッシュアップされてきています。コロナ禍の環境の中計画を遂行することはできていませんが、皆が協力をしてお客さんの為に仕事をするということは深まっている様に思います。

残す所は2週間、年末年始の追い込みでとても多用になると思いますが少しの時間でも今年を振返り反省をしてください。良かったことはなぜ良かったのか?悪かったことは何故悪かったのか?その上で自分自身の人生が今年より良くなる様に2021年に向けて目標を定めて準備をして欲しいと思います。人類は絶対にコロナには勝てます。それは過去の歴史が示しており、人間は進化し続けているのが証拠です。

2020年11月

通勤途中の銀杏の木が赤く色づいてきました。朝夕の気温が10度を割り込む日が出てきました。山は紅葉の見ごろになっていると思います。今年は日本列島に台風の直撃は無く秋冬野菜は順調に出荷されています。この調子で行くとキャベツ白菜などは安値傾向になると思われます。消費者にとっては有難いのですが生産者にとっては好ましい状況ではないと思われます。

バイデンさんが勝利しトランプ大統領の再選は果たせませんでした。トランプさんのバイデンさんに対する言動は私には受け入れ難く一国のリーダーとしていかがなものだろうと思っています。また政治姿勢は利己保身のためにしか感じません。ましてや世界のリーダー的存在の米国が自国第一と掲げるのは、余りにも勝手な主張だと思います。経済というのはとても大切だと思いますがやはり社会的使命や環境問題などとバランスすることが必要だと思うのです。そして、この選挙で米国は二つに分断をされました。トランプ派と反トランプ派が街中で自分たちの主張をぶつけ合い戦う姿をテレビで見ていると本当に米国という国は大丈夫かな?と思ってしまうのは私だけではないと思います。しかし、日本でも他人事ではなくなっています。自分は正しく、相手の言うことは間違っているという考え方はとても危険だということをこの他国の選挙から学ぶべき点ではないでしょうか?

2÷3­=6.66666とこの計算は割り切ることが出来ません。このように数字だけでなく感情など世の中にはで割り切れないことが沢山あります。しかし、3分の2という地点は示すことが出来ます。割切れないものでも妥協点はあると私は考えています。自分がいつも正しいと考えがちですがそれは偏見であると考えるとよいでしょう。自分が考えていることが偏っているのだと認識するだけで相手の意見を聞こうとする気持ちが生まれてくると思うのです。また、言葉というのは抽象的なものであり「明るい」という言葉を一つとっても、ひとり一人でとらえ方は違うのです。お互いに微妙にとらえ方の違う言葉で会話するので、ここでもお互いの意思疎通にずれが出てくるのは当然となります。十人十色とはよく言いますが、100人いれば100通りの意見があることが普通であり、正しいということが一つだけであると限定する方が良くないと思うのです。人間は不完全な生き物であり間違いもあれば、失敗も起こす。完全を目指して生きることは大切だけれど完全な人間など居ないし、自分もその中の一人であると自覚すること必要があります。勿論、ひとり一人は他者にも勝る能力が何かしらあるのです。いわゆる長所もあり短所もあるのです。短所を自覚するから人間は謙虚に生きられるのです。

結論として、自分の意見は偏見であると言うことと、何事も答えは一つではないということを常に我々は自覚をすること。そして、考え方が違う人が目の前に現れてきたらその人は自分を成長させる為に目の前に現れたのでありその人を論破するのではなくお互いに意見の交換をして互いの意見を高め合うことが大切だということです。上記は全て思風先生の感性論哲学の受け売りですが、互いに責め合い分断をするような社会ではなく、お互いを認め合い許し合う関係であれば、素晴らしい社会になります。次回思風塾は11月25日水曜日18時WINCあいち907です。待ってます。

 

2020年10月

10月に入りやっと涼しくなり天高く馬肥える秋を感じます。9月が暑かったこともあり朝夕は冷ややかさを感じます。油断をすると風邪を引きそうな気候ですので皆さんくれぐれも気をつけてください。今年は風邪をひくとコロナと言われそうで身の置き所がなくなるような気がします。気が付いたのですがこの気まぐれも18年目に入ります。

毎月こうして記すことが出来るのも本当に皆さんのお陰です、感謝!

コロナ禍の中で菅政権が発足しています。前例に囚われず業務を見直し規制改革を進めるということを高らかに、菅政権は世の中には相当に受け入れられています。しかし、私は規制改革と聞くと2年前を思い出します。安倍政権が市場法を無くすという閣議決定をしたことを。民営化というととても耳障りが良く万人に受け入れられます。しかし、警察や消防署の民営化と皆が聞いたらぞっとするのでは?それは警察や消防署は公共性が高いためにやはり国の主導で税金を使用して行うことが公平性を保つのに良いからです。交通事故を起こした時に「3分以内に現場に行くには2万円かかります、一時間以内でよければ2000円となりますがどちらがいいですか?」と消防署が民営化されたら言うのでしょうね。公共性ということは国民皆の権利を守るためにはとても大切なものだというのは間違いの無いことだと思います。

卸売市場を民営化することを絶対に反対をするのではないことを前提にここに記させてもらいます。卸売市場というのは世間には分かりづらい様です。卸売会社と仲卸会社と2つの機能があり、マスコミ等も卸売市場があるから流通コストが高くなると言われます。特に道の駅などが近年流行り生産者から近いので鮮度良く安く買うことが出来ると言われます。しかし、その道の駅までのガソリン・速代を考えると本当に安いのかを疑います。近所のスーパーでの生鮮品は市場流通が主です。その物流費は確かにかかります。仮に名古屋市民全員が知多や渥見又信州まで買い物にいく物流費を考えてみてください。その比ではありません。また、宅配便で商品を集めカレーを作ろうと思ったら現在なら北海道の生産者から玉ねぎ20k馬鈴薯10k人参10k調達しなければなりません。ひと家族のカレーライスにこんなに沢山の量は必要ありません。玉ねぎ馬鈴薯人参を全て同じ生産者が作っている訳ではないのでその宅配料金はそれぞれの品目にかかる可能性もあります。仮に玉ねぎ1k人参5本などと必要な分だけを購入しようとした時の物流費は恐ろしい限りです。卸売市場においては、南は沖縄・北は北海道から卸会社が商品を集荷します。それを仲卸が小売店の注文などにそって値段と量を決めながら買うことによって相場が決まっています。言うなれば、卸売市場の中で卸会社は生産者の代表、仲卸は小売店の代表として需要と供給のバランスを取っているのです。そもそも中央卸売市場を作るきっかけになったのは米騒動からです。皆に安定した商品を届けるにはとても良い仕組みです。その上安心安全というキーワードが現代には必要なのです。だから、高い公共性のある場所で生鮮品を売買することはとても重要です。今でも我々の売買単価は新聞で公表されています。民営化するためにはこの高い透明性と共に公共性というキーワードがとても重要になると思います。だからこそ開設者は民間ではなく市や県の役所がしっかりと関わることが必要だと思うのです。

菅総理の言う規制改革に大変に怖さを感じています。

2020年9月

台風過ぎ少し気温が下がりここ数日でやっと秋を感じる朝夕です。立秋を過ぎたあたりからずっと日中35度以上が続き9月の前半まで過ごした様な気がします。働く皆さんは勿論のこと、ご家庭の皆さんも相当な疲労感があったと思います。野菜の相場はお盆以降から徐々に落ち着きを取り戻しましたが結構ここまで高値安定と言っていい相場が続いてきました。少しは相場が落ち着いてくれることを祈るばかりです。
DMPH早矢仕社長から紹介された本、「豊田章男」(東洋経済発行 片山修著)を拝読いたしました。章男氏は豊田自動織機の創業者佐吉からの家訓を受け継いでいるのはもちろんです。しかし、トヨタ自動車(以降トヨタ)は世界企業となり勿論豊田家の範疇を越えた企業活動をしています。章男氏はリーマンショック後に社長に就任をします。就任後トヨタの中で不易流行を明示し実行する章男氏に大変な学びをもらいました。その中で流行の部分はトヨタイムズなどの宣伝の部分で露出しているので皆さんも興味を持って見ていただければ感じるものが多いと思います。反面である不易という部分を貫く章男氏に人間性の大きさ高さ深さを感じます。それはトヨタという大企業の中で創業家のプレッシャーを感じながらもTPSと現地現物といういわゆる豊田家の家訓を世界企業となったトヨタに再インストールをさせてゆきます。章男氏が社長に昇格する前にはトヨタはアメリカの三大メーカーを追いつき追い抜き、1000万台以上の新車販売を記録し売上規模が世界一になります。トヨタは世界各国に工場を建設し名実ともに世界一になってゆきます。しかし、急速に拡大したトヨタ社内には残念ながら不易であるTPSや現地現物が日本は勿論世界各国で薄れていくことになります。売上、新車台数が一番の目標となりお客さんの顔が見えなくなっていたのです。そんな中アメリカでレクサスがリコールの対象となりトヨタ社の対応が後手に回り章男氏がアメリカの公聴会に引っ張り出されて「全てのトヨタの車に私の名前が入っている。車が傷つくことは私自身の体に傷つくことと同じです。トヨタの車を買った方に不安を与えたことに対してメーカーとして恥ずかしい」と謝罪をしたというニュースを覚えている人も多いと思います。ある意味で創業以来トヨタが積み上げていた不易が崩れていた証であったのだと思われます。そこから50代の章男社長がTPSと現地現物を地道に積み上げてゆきます。平成の失われた30年間、モノづくりのメーカーまた日本の企業として唯一、トヨタは時価総額をしっかりと伸ばしたのはこの不易である変えてはならないものを全社一丸となって守り続けているからこそのなせる業であると感じました。また、社長を支えていたのがもう一つの顔“モリゾウ”であり、社長を成長させたのがその師であるテストドライバーの成瀬弘氏であったという裏話は大変に興味がありましたがここで記すことが出来ません。
我社は色々な野菜をお客さんに届けることが仕事です。お客さんから注文をいただけることが当たり前となり、毎日の仕事の中で自分中心に仕事をしがちになってしまいます。再度皆さんに考えてもらいたいのが、「鮮度ある野菜をタイムリーに価値ある価格で届ける」ことが当社の理念「幸福を届けます」を実現することです。この考え方は成長させてもなくしてはならない不易の部分です。毎日注文を頂けることは常ではなく、有難いことであると再度胸に毎日を大切に重ねていきたいと思います。

2020年8月

梅雨がやっと明けたと思ったらお盆!今年は大変に長い梅雨でした。そして、各地で酷暑が記録されております。ここに来て信州産のレタス類を中心に高くなっています。野菜はスーパーに買い物に行っても高くて買うものがないんじゃないかと思われます。新型コロナウィルスが日本全国で蔓延しています。1600人という新規感染者が毎日の様にニュースで話題となり、我々のすぐそこにウィルスが来ている様に思えます。本当に注意をしなければなりません。Withコロナの時代は自分で自分の身を守ると共に、周りに広げないということを意識しなければなりません。その対策はマスク・手洗いの励行をし続けることです。
 人々が幸福感を感じる要素として、やりがいのある仕事などをもち、健康であり、関わる人との良き人間関係であり、生きる為に必要なお金があることです。しかし、このコロナショックで健康と共に生きる為に必要なお金が本当に手に入るのかが問題になっています。特に居酒屋を中心とする飲食関係者にとっては切実な問題になっています。6月後半から緊急事態宣言が解除され売上が伸びてきましたが7月中旬からの感染者の拡大で自粛を余儀なくされているために売上は再度激減しています。健康と命を守るということでこの自粛は必要なものですが経済が止まるということは逆に人々の生活の糧を奪うことになります。今までは理論上では分かっているつもりでいましたがロックダウン等を敢行して人の行き来を止めるということは経済を止めることを世界中の人々が実感をしました。このことは経済が命の源泉であるということを感じずにはいられません。人の命を守るということと経済を回すということはある意味で一体になっていることをこのコロナショックから学んでいます。
 日本には創業から100年以上の老舗企業が3万社もあるということです。幾多の災害や戦争そして疫病などにも負けることなく存続続けた企業の共通点は、家訓が存続をしていたということです。家訓を代々の後継者に言い聞かせ伝えてきたということですが、その家訓というのが今でいう経営目的であり経営理念と言われるものだと思われます。現代版の家訓実行者がトヨタ自動車なのではと思います。トヨタ自動車は前身の自動織機からの豊田家の家訓を守り続けているのではと考えます。だからこそ今年度においても、同業他社が相当の赤字決算をしているのにも関わらずトヨタ自動車としては不本意であると思われますが160億円以上の営業利益を四半期決算で計上しています。老舗企業がなぜ生き残っているのか?その家訓には多分ですが利益を上げることの大切さとその利益を溜めておくことの大切さが書かれているのだと思われいます。売上は利益を上げる為に必要な要素でありますが、売上だけ上がっても利益が無くては会社そして雇用を守ることはできません。確実に利益を上げるということ大切にしているのだと考えます。当社創業者石橋勇はいつも言っていました、「お客さんが儲かってこそ当社が儲かる。」儲かるとは確実に利益を上げることです。売上高から仕入高を引き粗利額があり、そこから家賃やガソリン代などの経費を引いた残りが利益です。営業担当が上げた利益を支える皆が最小の経費で日々を運営することで利益が確保できることを改めに皆さんの胸に刻んでください。
当社が100年勝ち残るために!しっかりと利益をあげ続けることが必要です。

2020年7月

梅雨が早く明けて欲しいものです。まずもって九州そして中部地方の水害にて亡くなられた方には心よりお悔やみ申し上げると共に被災された方々にお見舞いを申し上げます。夏になると地球の温暖化を強く感じます。過去には線状降水帯などという言葉はありませんでした。ここ数年梅雨のころになると聞かれるようになり梅雨前線上に経験したことのない雨量が局地的に降るようです。ロシアでの永久凍土が溶け出し重油が川に流れ出した映像は大変ショッキングな映像でした。この後には気温が40度近くなる気温も想像され早期に温暖化に対する取り組みをしなければならいなと感じます。市場の入荷は少なく昨対の110%の相場となっています。安値が続いていたトマトもここにきて2000円となり全般に強い相場となっています。特に馬鈴薯の4500円という価格は異常で、北海道が出るまで高値安定が予測されます。肉じゃがも安易に焚けない価格であり、100ℊ450円だと輸入牛肉が食べられます。
 ここ数週間はマスコミからアフターコロナという言葉が聞かれなくなったように感じます。東京でコロナの感染者が多数出ているせいだと思います。若い人が繁華街に闊歩する人の波をみて国も自治体も経済を止めることもできないのだろうなと感じます。国は30兆円以上の財政を出動させ、東京都もオリンピックに影響するだろう額を今回のコロナ対策で3月から3か月間に使っていると思われます。第2波に向けてアラートを出すということはその保証をしなければならいと思われますが実際にはもう金庫のお金は底をついているのではと想像します。経済を止めるとその時点で生活が立ち行かない方が多く出てくるのも実際なのでしょう。日経新聞もアミューズメントとオンライン業界以外すべての業界が落ち込んでいると発表をしています。経済が成り立っての我々の生活が成り立つというのが原理原則なのでしょう。
 マイナス面ばかりではなく、このコロナは我々にいろいろなプラス面の変化をもたらしています。今までもオンラインはあったのですがそれを活用するには、しきたりが邪魔をしていましたがこの数か月で大きく習慣が変化をしました。ZOOMなどの活用によりわざわざ移動するということがなくコミュニケーションをとれるようになりました。それも10人程度で話をすることもとても容易になりました。複数のメンバーが移動する時間というのは結構なコストでしたがそれが無くなりました。こうしたオンラインを活用すると在宅で仕事をすることも当たり前になり、大きな事務所も必要がなくなり、東京一極集中は緩和されてゆくと言われています。また、在宅により家族との時間が多く取れるようになったとも聞いています。関東圏の通勤時間を考えると子供の顔を見られなかったのも一緒に食事ができるようになった。大切な人との時間を再発見したということを聞きました。まぁ、逆にコロナ離婚という悲しい現実もありますが・・・。お互いが許しあい・認めあい・助けあいをすることがこうした離婚の激増や子供の虐待をなくすことになると思われます。昨今で出歩くことが少なくなったと思われますので再度家族との絆そして大切な方とのつながりを考えてみるのもいいと思います。マイナス面ばかり見るのではなくプラス面を見つけてゆくという生き方がいいのではと感じております!
 コロナを前向きにとらえて、生き方を変えてゆく方ことが必要ですね。

2020年6月

6月に入り各地で夏日を記録しています。ここ数年は春という季節短くなったと感じます。芋玉が高値安定を続けている関係で野菜の平均単価が値上がっています。コロナショックは相当に経済に影響を与えています。業界で言うとスーパーの売上は順調に推移していますが、居酒屋チェーン店の売上はやっと70%程になってきたのかなという感じです。これから資金繰りに窮する会社が出てくるのかもしれません。
 当社は女子ハンドボールトップリーグのチームであるHC名古屋を応援しております。できれば20年シーズンには会社の皆で応援に行きたいと思います。6月2日中日新聞の県民版にチームの高宮(お詫びして敬称略)の記事が載っていました。2年前のシーズン当初でしたが私も観戦をしていてました。高宮が敵陣に走り込みゴール前に差し掛かった時に誰とも接触をしていないのに転んだのです。立ち上がることが出来ずに担架でコート外に出されていました。そして、シーズンを棒に振ったのです。その高宮が当時を振り返った記事を添付しておきますので先ず読んでいただきたいです。高宮は娘の先輩でもあったので大学時代も知っています。レギュラーとして常にコートに立ち活躍をしていました。高宮自身それが当たり前だったのでしょう。今回、私がすごいなと感じたのは、「もっといい練習ができたのかもしれない」という回想です。アスリートとして自分の能力を向上させたいといのは誰しもですが、それを日々の練習によって向上していくのだということを高見は自覚しているのだと思いました。キャプテンとしての責任がある上にチームに対する負い目もあったと思います。練習ができないもどかしさと共に自分を含めてチームを俯瞰してみた時にもっと強くなるための練習を見出していたのだろうと思います。19年シーズンはコロナで中途半端に終わってしまいましたが、かつて一度も勝利をしたことの無いオムロンに勝利をしています。逆境を克服し大きなプラスになるような練習をしたためにこの勝利があったのだと想像します。また、高宮は本気で取組んだ時の挫折や失敗の中には成長の鍵があるとも述べています。コロナショックも一緒だと私は感じています。コロナショックがあるからと環境のせいにして業績が落ちるのは仕方がないという考え方は本気度が足らないと思います。このショックから我々が何かを学び取り、それをプラスに転じる行動が求められます。これから以前とは違う生活スタイルが当たり前になります。食というキーワードにおいても大きな変化が見られると思われます。スーパーでの陳列や販売方法、飲食店におけるサービスや提供方法を消費者目線で我々から提案する必要が出てきます。そこにお客さんとの新たな絆の構築があるのではと思います。方法は変わってもお客さんとのつながりは人と人という不変なものがあると信じています。
HC高宮