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平成21年5月

新緑の季節となりました。
ここ数年のことですが、5月は春を通り越し、夏を感じます。
やはり、地球温暖化が進んでいるということなのでしょう。
自分自身にも責任を感じずにはいられません。
やれることから積み重ねてゆきましょう。

今月を振り返ると、CO2の排出に歯止めをかける為に
エコポイントと言うのがはじまったようですが、現状は、なんだか不具合が多いようです。

また、忘れた頃??・・・定額給付金の案内が私の所にも届きました。
名古屋もいよいよ配布となります。

先月の終わりよりはじまった休日高速道路料金1000円とエコポイント、
そしてこの定額給付金で自民党が民主党の支持率を取り返したという結果になったようです。

でも、考えるとおかしなもので税金を使い景気対策の名目でお金をばら撒いているだけです。
まだ、景気回復に至った訳でもありませんから、
自民党は国民の金を使い支持率を得たと言われないようにして頂きたいものです。

それと共に、我々国民自身が厳しい目で見抜いていかないといけないと感じます。
なぜなら、この不透明な財源を、未来の子供たちへの負の資産としてはいけないからです。

大は国家のことから小は夫婦の人間関係のことまで問題は沢山あります。
しかし、自分の目の前に出てくる問題には、答えは必ずあるのです。

原理として問題はその人を成長させるためにその人の前に現れるのです。
その人が生きている限り必ず付いて回り、問題がない人生はありません。
なぜなら、人間は長所半分・短所半分の不完全な生き物だからです。

問題から絶対に逃げてはいけないのです。
真正面からその問題を受け止め、乗り越えることが唯一その人を成長させることなのです。

問題自体を恐れてはならないのです。
逆にどんな問題があるのかを自らの感性で探し、
理性で解決するのです。本当の幸せとは問題を解決する力を身につけることです。
実は、これらは思風塾にて感性論哲学者芳村思風先生がいつも口にする言葉です。

 現在我々の身の回りに起こってくる種々の問題をこのように考え前向きにとらえてゆくと少しは
楽に捉えることができるのではないでしょうか?
今、起こってくる自分の問題には必ず解決策があり、
その問題を乗り越えると自分が成長できるのです。

 その問題が起こっている時には本当に苦しくて、身動きができない、
どうしようもないなどと考えてしまっていますが、その問題が解決すると
なんだ!こんなものか?と笑い飛ばしたことが皆さんも経験があるのではないでしょうか?

だからこそ今起こっている問題から逃げることなく自分で解決して欲しいものです。

 現在、心が皆病んでいると言われています。
出てきた問題を真摯に受け止めることは大切ですが、
ネガティブに受け止めるのではなくポジティブに受け止めて下さい。

 石橋青果は、問題をみんなで助け合って解決の道を探してゆきましょう。