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平成22年8月

酷暑・猛暑・・・。
40度近くの気温が7月末に梅雨が明けた途端に続きます。
人間も体調管理が難しいですが、野菜は融けてしまいます。

現に信州のレタスは圃場で結球することなく、
北海道の人参は市場に到着した頃にはずるけてしまいます。

また、ゲリラ豪雨と言う言葉もこの夏はよく聞きます。
中国の方々、そして、日本各地で被害にあわれた方お悔み、
そしてお見舞いを申し上げます。

雨がなければ農作物は大きくなりませんが
豪雨によりこの夏の農作物は水ぶくれ状態になり
酷暑で煮えてしまうと言うことの繰り返しです。
生産者の方々においては本当に大変であると察します。

ご家庭の皆さんには今年、
年収が目減りしていて本当に申し訳ないと感じております。
巷では、景気は底を打ち好況感であると言われていますが、
当社では全く感じません。
4月に事業計画を発表して5カ月が今年も経とうとしていますが、
残念ながら目標を達成するには程遠い結果となっています。
私自身も大変に反省をしております。

この大きな要因は、各自が立てた目標をできなくても
仕方がないとあきらめてしまっていると感じております。

最近の会議では、目標を達成していなくても突っ込みが少なくなっていますね。
自分ができていないから仲間に言い辛いと言うのがあるのかもしれません。
しかし、自分のことは棚上げし、仲間を叱咤することにより
自分をやらねばならない所に追い込んでゆくことが大切であると考えます。
自分が今期こんな風に商売をしたいと考えたのが目標です。
確かに販売する環境が計画を立てた時より
悪くなっているのも確かなのかもしれませんが、
できないとあきらめてしまっては目標が目標で無くなってしまいます。
目標とは自分自身の能力、行動力への挑戦であると考えます。
自分自身が成長したいと思うからこそ、
前年より高く目標を掲げているのでしょう。

その結果、物心両面の幸福が勝ち取ることができるのであると考えます。
その目標を達成することをあきらめてしまっては
自分自身の成長をあきらめてしまうことになります。
石橋青果では各自の成長が会社の成長であると
常々言っておりますので各自が成長しないと言うことは
会社の成長がないと言うこととなります。
こんな負の連鎖は起こしたくありません。

また、各自が目標を達成するために大きな力になるのが
仲間の力であると思います。
あいつには負けないという思いが切磋琢磨を生み、
先輩を成績で抜きたいと思う気持ちがその人の能力を高くしてゆくのでしょう。
会社の仲間同士が各自の目標を確認し毎月の会議で検証し、
叱咤することは仲間を成長させるために必要であり、
立てた目標を達成することはその人を成長させるのです。
それが達成感を生みその人の人生がより豊かになってくるのであると考えます。

どうか、目標の達成をあきらめることなく毎日を大切に積み重ねて欲しい。
そして、会社の仲間同士が忌憚ない意見を言い合い、叱咤激励をし合って欲しいものです。

自分たちの関わる人たちが入りたいと思うような石橋青果にするためにも
元気に明るくコツコツとを実践してゆきましょう。