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平成24年9月 NO.107

暑さ寒さも彼岸までと言いますが、
今年の9月は暑いですね。
でもやっとこの頃は、朝晩が涼しくなってきました。

6月から順調に入荷していた野菜が
この9月中旬にショートしました。

昨年の野菜が高すぎましたが、
今年のお盆は安すぎました。
出荷者の生産意欲が下がってしまったのもあるのでしょうね。

日本の皆さんに沢山の野菜を食べて欲しい。
また、我々が野菜の消費を促す活動をすることが
必要だと痛感しています。

7月に定年退職をした融子さんに続き、
10月で松本さんが定年退職となります。

融子さんは30年と言う時を石橋青果で
一所懸命に働いてくれました。
松本さんは、ほぼ44年間在職してくれました。
石橋青果が創業46年ですから石橋青果の礎を
担っていただいた事は間違いの無い事です。

そういう私も松本さんには叱られ、
激励され、販売者として育てていただいた事を
昨日の様に思いだします。

改めて融子さんそして、松本さん石橋青果を支えて頂き
心より感謝致します。

ありがとうございます。
 

感性論の芳村思風先生は、人間は歴史を
作るために生きていると言われます。

はじめこの事を聞いた時、
言っている意味が良く判りませんでした。

歴史を作るというだいそれたことを
一般の人々が作っている訳が無いと。

聞いた当時、私自身が歴史を作っている
と言う感覚が全くないのです。

歴史と言う言葉の認識は、信長秀吉家康の様な
傑出した大人物が作っている物だと思っていましたから・・・・。

しかし、今、人間は生まれてきて
各々の歴史を作っていく事がはっきりとわかります。

生まれてから育った各々個人の歴史を作っている。
そして、各々が関わった人々と共に新たな歴史を作り続けている。

これは、融子さんと松本さんが石橋青果の礎となる
“働く風土”や“お客さんへの接し方”を、
前石橋社長の思いを受けて作り続け、
我々後輩に指導してくれました。

これが歴史を作っていくと言うことなのだと。

石橋青果には、今、働く仲間が段々大所帯になってきました。
その中には新卒として当社で初めて社会人になった仲間もいます。

一人一人が自分の歴史をつくってゆくと言う認識を
持って頂けたらいいなと思います。

自分の歴史を自分が作っているという自覚があれば、
その歴史を自分が納得した物にしたいと考えるのが
常だと思います。

確かに自らの過去を振り返ると
不出来な出来事に苦笑してしまうことが多々あります。
しかし、それは自分が成長した証なのでしょう。

自分の歴史を自分が作っていると自覚をすれば
未来に向かっていく自分の姿勢はプラス思考になっていくと思います。

人間誰しも今より良くなりたいとか豊かになりたいとかと考えた方が
わくわくします。

是非、石橋青果で働く皆さんが自らの歴史を
作っているのだと言う自覚を持って頂きたい。
個人が良き歴史を作っていくことは石橋青果
そして社会、日本が良くなっていくことに必ず繋がってゆくからです。

今いる皆さんが働き続けられる会社を作り続け、
新しい仲間がどんどん増えてゆく
その様な未来が膨らむ石橋青果にしてゆきたいと考えています。

100年企業を目指して!