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平成26年12月

今年の冬は寒い!
名古屋に9年ぶりという猛吹雪がありました。
やはり、地球の温暖化という観点で気象状況を
考えていかないと未来の子供たちの負担となり
美しい地球が無くなってしまうのかもしれません。
便利さの追求から少し視点を変える必要があり
、少し譲り合う事が大切であり、
それが大きな成果をあげるような気がします。

10月と11月は気象条件が良かった為
野菜自体が前倒しで出荷された懸念があります。
この年末最後の集荷が気になると共に、
寒さの影響を考えると1月の価格高騰が怖いです。

♪♪も~いくつ寝るとお正月~♪という季節になりました。

今年念頭に、こうしたいと考えたり
人によっては決意をしたりしたことでしょう。

痩せるぞ!とか、
禁煙!とか。

その結果はどの様になったでしょうか?

しっかりと振り返り反省をして
来年自らが何をなすべきかを
考えて新年を迎えて欲しいと思います。

今年を振り返ると消費税の増税と
円安が進み原料高は当社の営業先である
外食産業の利益を大変圧迫しました。

会社によって営業利益が良い所と
悪いとが極端に表れてきました。

デフレからの脱却という政府の方針は、
経済活動をしている我々にとっては
とても厳しい環境になっていると感じております。

当社において振り返ると
お陰様で皆さんの頑張りにより利益の確保が
できた事はとても大きな成果です。

人に関しまして1月森口君4月大傍さん8月鈴木さんと
そして10月岩田さんの4名が仲間になってくれました。

しかし、理由はともあれ3名の退職者を
出した年でもありました。

また、経済の好況感もありパートさんの採用に
大変苦労したとしてもありました。

大きな決断として、静岡営業所の出店を決意し
11月に開所しました。
まだ今は、力を発揮する事ができずにいますが
明日の当社事業の柱となる事は間違いありません。

石橋青果は働く人の為にある会社であり続けたいと考えておりますが、
今年本当に皆の為になったのか、
要するに各自が本当に成長する事ができたのかを
振り返ると疑問が残っております。

ミスクレームをなくすために作業の効率化を本当に考えたのか?
各部所が連携して同じ方向に向い営業をかけていたのか?
鮮度ある野菜をタイムリーに届け続けられたのか?

こう言った事を考える事が我々の仕事であります。

来年1月から経営会議という話し合いの場を作ります。

その目的の一つとして
10年後の石橋青果の経営者育成が目的であります。

また、会社が成長する為にどうしたら良いのか?
会社で働いて社員ひとり一人が成長する為にどうしたら
良いのかを考える会議にして行きたいと思います。

私自身が考えている中期計画の柱として
これから3カ年で三重県四日市から静岡沼津方面までを
運べる仲卸になりたいと考えております。

いくらいい情報を持っていても、いい商品を持っていても、
お客さんに届かなければ売上に結びつきません。

これからは、物流と言う足を自らが作り上げてゆくことが
会社の成長の鍵となると考えています。

車の確保、人の確保、積み込み場所の確保等問題は
大きくコストを上回るだけの利益確保をする為に
皆で本気になって考え実行してゆかなければなりません。

そう言った事を議論し結論を出してゆく経営会議にしてゆきたいのです。

来年は、今年以上に経営環境は厳しくなってくると思いますが、
皆で力を合せて今年以上の成果をあげられる様にしてゆきましょう。

一年間本当にありがとうございました。