CLOSE

平成26年8月

台風12号、11号の影響で
徳島産・高知産の生産物の入荷が大変に少なく
お盆前は大変に右往左往しました。
社員の皆さんお疲れ様でした。

お客さんからの大きなクレームも
無く、無事に過ごせた事は
本当に有難いです。

お盆明けも胡瓜等果菜類を中心に
入荷が少なく大変高値で推移しています。
商品をよく確認して集荷して下さい。

先日の広島豪雨で被害のあった場所から
大通りを一本挟んだ所に
私の友人が住んでおります。

友人の安否を知った時に良かったと思う半面に、
亡くなられた方々の事がとても身近に感じられ、
悲しく感じました。

心よりご冥福をお祈り申し上げます。

お客さんからの他の地域への話は
上手くまとまりそうな気配です。
梯子を外されるのは怖いですが
覚悟を決め出店をします。

社員・家族の皆さんにも
これから沢山の苦難が出てくると思いますが、
逃げるのではなく一緒に力を合せて
乗り越えてゆきましょう。

そして、お客さんから必要とされる
石橋青果を作り上げ、
必ず大きなおヒネリを
ひとり一人が獲得できると思いますので
楽しみにして下さい。

大澤取締役朝礼でもありましたが、
8月名古屋思風塾では
「感性型リーダーシップ」を
テーマに講義を頂きました。

その講義内容をつぶやきます。
現在は『支配と命令と管理の経営』であります。
それを今後『愛と対話とパートナーシップの感性型経営』に
移行してゆく必要があります。
『支配と命令と管理の経営』の問題は
違う価値観を受け入れることを許す事をせず、
原理は一つであると言う事です。
自分と違う考え方を排除して
自分の思う考え方を説得しようとする。
そして、それに反抗する者に対して争い・闘いになる。

結局、人を傷つけ勝者と敗者とに分ける。

しかし、人の心は多様であり、
無数に考え方があることが当たり前なのです。
自分に都合のよい事を”よし”とするのではなく
相手の全てを受け入れる努力をする事です。
決して相手に迎合することでは無く、
相手との心のつながりを原理とする
感性経営を目指すのです。

心のつながりとは、
認める、許す、愛する、待つ、判る、誉める
と言う事です。

リーダーシップ10条

1、教育力と活人力を持つ人
  (教育力とは能力を引っ張り上げる力・活人力とは能力を伸ばす力)

2、魅力的な個性・人望がある人 
  (カリスマ性がある・部下があこがれる様な人格が厚い人)

3、勇気ある行動のある人
  (困難な問題から逃げず、部下の失敗を上司が守り、安心させる)

4、未来への夢と希望を語る人
  (歴史観を持った先見力ある人が未来にどうなりたいかを語る人)

5、客に流石と言わせる仕事をする人
  (今やっている仕事の意味や価値を語り続ける人)

6、ゆるぎない生き方を持っている人
  (自らの哲学を持ちそれを実践している人)

7、人間としての成長意欲・学ぶ姿勢を持っている人
  (人間としてと言う定義がポイント)

8、創意工夫・努力を続ける人
  (変化が状態である人)

9、文化力のある人
  (玄人肌の仕事以外の一芸を持つ人、人間の器の大きさとなる)

10、人間性の豊かな人
  (他人との価値観の違いを受け入れることのできる人・矛盾を生きる)

当社は働く人の為にある会社です。
次期の後継者は働く人の中から出るのが
自然だと考えます。

その為に仕事ができるのは当たり前であり、
リーダーとして社員を生かす力を磨き、
会社の未来を創造し続ける先見力を備え、
自らの明確な生き方を見出した人が
石橋青果のリーダーとなって欲しいので
上記を記しております。

私もまだまだ自らを磨きます。

今いる社員から沢山の良きリーダーが出る事を
心から願います。