CLOSE

平成27年10月

この社長のつぶやきを給与明細の裏に
記すようになり13年目に入りました。
これからも家庭の皆さんには
何かとご不便をかけると思いますが
ご理解ご協力をよろしくお願いします。

また、会社は来年の11月28日で50歳、
10月1日で設立45歳となります。
来年の今頃には、できれば家族の方もお呼びして
創立50周年パーティーをやりたいなと
考えておりますので是非参加していただきたいと存じます。

8月に外食事業部のみんなの頑張りで
3件の新規顧客が増えました。
お盆とシルバーウィークには皆さん
大変であったと思います。
ありがとうございます。

売上増加に伴い、中途採用の求人を
8月後半からかけておりますが
昨今の採用環境は2年前とはがらりと変わり
採用がなかなかできない環境にあります。

我々に関わる人が入りたくはるような会社になるために
労働環境の改善は急務であると思いますので
採用担当の私としては力の発揮どころとして頑張ります。

SONYと言う会社に私自身は大変に好意を持っていました。
1950年代に今でいうベンチャー企業として
ラジオなどの生産から始まりウォークマンなどの
斬新なアイデアにより中小企業からのし上がったのが
SONYと言う会社です。
井深大、盛田昭夫という名経営者は私
の大変尊敬する方々です。

ちなみに、盛田氏は知多にある盛田酒造が生家であり
知多半島にある盛田酒造には盛田氏の功績がわかる
博物館があるので近くに寄ったら立ち寄ってみてください。

SONYと言う会社は財閥化してゆき
電化製品メーカーだけでなくあらゆる
分野に経営基盤を広げています。

金融では、銀行も保険業も・・・。
友人がSONY生命にいたという理由が大きいのですが、
SONYという会社に好意を持っていたため当社は、
SONY生命にて保険を加入するに至りました。

そんなSONY生命から当社に一本の電話がかかってきました。
「〇〇さんお願いします。」と・・・。
社員が電話を切り、今の電話が当社から
社員をSONY生命に引き抜く趣旨であることを聞き
大変に私は憤慨をしました。

着信履歴に残る営業所に連絡、オペレーターからは、
当社のホームページを見てその社員がよさそうだと思ったので電話で
引き抜き採用をしたと。

直ぐにオペレーターから上司に代わってもらって
話をしたところその所長曰く、
「お客さんではないところに調べて電話をしているのですが、
どうやら間違って電話をしてしまったようです」・・・と。

開いた口がふさがらない状態でした。

私の友人は埼玉の支社に勤務。
多分ですが、名古屋支社のリストには当社の名前はなかったのでしょう。

顧客の会社でなければ、法律に触れなければ
何をやってもいいという考え方なのでしょうか?

何ともさもしい限りだと。

半世紀前は中小企業であったSONYは大企業になり、
今は中小企業をいたぶるSONYになってしまった。

誇り高きSONYと言う会社のイメージが
私の中で大きく崩れていきました。

また、COCOストアーは酒屋さんが経営するコンビニであり、
その中心にいたのが盛田酒造であります。
個人営業である酒屋さんに経営できる環境をCOCOストアーという
フォーマットで手を差延べたのが盛田氏の創業精神であると
勝手に私自身が解釈をしております。

その精神は今どこへ?

会社が大きくなるにつれ、
どうしても利益は必要になります。
でも、だからと言ってなんでもありと言うのは
いかがなものかと私は思います。

日本には商道と言う道がありそれに反するのは、
いかがなものかと。

採用環境が厳しい時だけに大変に遺憾に感じたのですが、
石橋勇が創業した会社、「お客さんが儲けてこそ」という
創業者精神をちゃんと引き継いでいかないといけないな
とつくづく感じております。