CLOSE

平成28年2月

大根キャベツの相場はやはり上げてきました。昨年末の暖かさによる前進出荷の影響と九州地域に降った雪の影響で野菜が急騰しています。それにしても今年の2月はなんと気温差が大きいことか!雪が降り積もったと思ったら20度を超える日があったり・・・。インフルエンザの流行もいつもなら終息に向かう月なのに今年は大流行です。
異常気象において私は地球が悲鳴を上げているように思うのです。自分もそうなので大きなことは言えませんが、車に乗り、電気ガスを使うということは結局化石燃料を燃やし続け、二酸化炭素を放出しつづけているのです。そうだからと言って200年前の昔の様な生活をしなさいと言われてもとても無理だと思います。化石燃料の消費はアジアの経済発展に伴い相当な量になることは予測でき、二酸化炭素の排出もそれに伴い急増していることは間違いのないことだと思います。アジアの国々は中国をはじめとして、現在、後進国と言われる国の方も経済の発展をさせるために工場を増やし経済を発展させようとしています。自国民を富ませようとすることは当たり前の発想であり否定するつもりはありません。ここでアジアのリーダーとして日本の役目があるのだと思うのです。地球に優しい技術はどの分野でもトップクラスにあると聞いています。その技術を生かして地球に優しい提案をしてゆき、それを実践していくことが必要だと思うのです。まさしく日本の使命であると思うのです。
また、ウィルスの問題も何か同様に自然の恵みの循環がどこかで切れてしまったために起こっている気がしてならないのです。これは、全くの私の予測ですが・・・。アフリカの広大な自然を人間の勝手な理由で大規模に壊していると聞きます。森林破壊です。日本でも森林を伐採したが為に熊・鹿・猿・猪など野生生物が生きる場所を奪われ降りたくもない人里に食べ物を探し舞い込んでいます。同様にウィルスも広大な自然の中で循環していたからこそ動物や人間になんの影響もなかったものが、何かの循環が途切れてしまったために新型ウィルスとして出現?したのではないのかなと私は考えております。
世の中に不必要なものはないということは明らかです。何もかもが循環しているからこそ、自然の循環が保たれていたということだと思います。しかし、人間は自らが住みやすい、使いやすいを優先してきた結果、CO2の排出やフロンなどの影響で温暖化やオゾン層の破壊と言うことが起きているのではないでしょうか?それにより今まであった循環がだんだん傷んできているのだなと感じるのです。
地球規模の余りにも壮大な問題に対しては我々ではどうしようもないことですが、市場内や会社内の事も同様のことがあると思われます。小事ならできることはあります。安心安全について、先日みのりフーズからの商品転売が市場からも発覚をしました。いつもの業者から値打ちな商品があるから片付けてくれない?と言う安易な会話が商品取引として成り立つのが市場です。もちろんそこにはお互いの信用の上に成り立っているのですが・・・・。これって結局たばこのポイ捨てと一緒の事だと思うのです。何が一緒か?タバコのポイ捨てをする人が安心安全の配慮が本当にできるとは思えません。現場にポイと放ることは風に舞って商品についてしまうかもしれません。そんなことが予測できないからこそ、「安い=何か問題があるのでは」という感性が働かないのだと思うのです。
全ての事はつながっていて循環している。自分だけはとか?こんな事は大丈夫?ではなく、一人一人が相手のことを考えて生きていければいいなと思います。