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2018年10月 181

朝夕は少し寒さを感じるようになりましたが、秋が深まると言った気候ではないですね。9月の台風24号では、豊橋市から磐田市にかけて限定的に停電などが3,4日続いたようで。大変な被害があった様子です。渥美半島近辺の農作物が2割ほど飛んでしまったということも聞いております。来年の2月3月にその影響が出てくるとのこと、昨年11月から今年2月までのキャベツの高値状態にならなければいいなと祈るばかりです。
 今年度2名の社員が退社しました。事務員さんの求人をしていますが中々厳しい状況です。しかし、拾う神もいました。10月より嵐君の紹介でドラキチである福田君が入社してくれました。嵐君には紹介してくれて本当に感謝です。社内での紹介制度を過去にも実施しましたが、今回、福田君が試用期間を過ぎても在籍してくれたら嵐君には金一封を進呈することに決めました。もし社員そしてご家族の中で事務員さんを紹介して下さる方がいましたらどうぞご紹介してください。もちろん金一封を進呈します。これからの福田君が成長して当社の益々の戦力になってくれることを望みます。
本社事務所の駐車場裏に花壇があることは皆さんご存知だと思います。以前は雑草が伸び放題でした。その為に、不法投棄が無くならず、ひどい時にはレジと炊飯器が投棄されていました。1年前にこのことを名古屋市職員の太田さんに相談したら太田さんが全て綺麗に片づけてくれました。それからは雑草が伸びてくると私は、雑草を抜くようにしています。2,3週間前からちょっと伸びてきたなと思っていたので、今朝に雑草を抜いていました。春先の雑草と夏の雑草、そして秋の雑草。気温により成長の仕方が違うことに気が付きました。春から夏に成長した雑草は早く成長をするのだと思いますが、緑の部分が大変に色つやもよく、丈も長いのですが力を入れることなく簡単に抜けてくれるのです。多分、温度と水もちょうど温室にいる条件に近いのでしょう、根っこが短いのです。しかし、夏から秋に成長した雑草は、今年の酷暑を生きてきた証なのでしょうか、根っこが地中深くまで成長して、軍手をしているのですが抜こうとすると手が痛くなる位、力を入れないと引き抜けないのです。違いとして、これからの秋から冬の太陽を受け入れるために縦に伸びるというよりも横に広がった雑草が沢山見受けられました。昔ターサイを販売していた時に冬のターサイが横開きになっているのを思い出しました。植物は環境を察知して環境に合わせて生きているのだとつくづく感じました。もしかすると人間も生き易い環境だけでは人間としての根っ子が育たないのだろうとそんなことを感じながら、この雑草たちも生きているんだなと思った瞬間、雑草が必要ないと決めているのは人間であると気が付きました。もし、花壇にある植物が、我々が食べられるものだとしたら誰も引き抜いて捨てることはないでしょう。ちゃんと育てて美味しく頂いているのだと思います。人間は自分が必要のないものは雑草、美味しく食べられるものは柿、ミカンにしても大切に育てるのでしょう。でも、同じ植物であり両方この地球で生きる権利は持っているのだよなと考えて、でもごめんねと言いながら抜いている自分も同じ人間都合の人間なんだなと。そん時にニュースになった、赤坂に出現したアライグマのことを思い出しました。勝手に輸入され人間の都合で飼えなくなったから野生化したアライグマですが、実は人間と同じように彼らも生きる権利を持っていて、山奥だけでなく赤坂で生きていても何の問題はないはずです。赤坂でアライグマが生きる権利を認めてないのは人間なんです。
人間って本当にエゴイストなんだなと草を抜いていてる私は矛盾を感じていました。