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2020年8月

梅雨がやっと明けたと思ったらお盆!今年は大変に長い梅雨でした。そして、各地で酷暑が記録されております。ここに来て信州産のレタス類を中心に高くなっています。野菜はスーパーに買い物に行っても高くて買うものがないんじゃないかと思われます。新型コロナウィルスが日本全国で蔓延しています。1600人という新規感染者が毎日の様にニュースで話題となり、我々のすぐそこにウィルスが来ている様に思えます。本当に注意をしなければなりません。Withコロナの時代は自分で自分の身を守ると共に、周りに広げないということを意識しなければなりません。その対策はマスク・手洗いの励行をし続けることです。
 人々が幸福感を感じる要素として、やりがいのある仕事などをもち、健康であり、関わる人との良き人間関係であり、生きる為に必要なお金があることです。しかし、このコロナショックで健康と共に生きる為に必要なお金が本当に手に入るのかが問題になっています。特に居酒屋を中心とする飲食関係者にとっては切実な問題になっています。6月後半から緊急事態宣言が解除され売上が伸びてきましたが7月中旬からの感染者の拡大で自粛を余儀なくされているために売上は再度激減しています。健康と命を守るということでこの自粛は必要なものですが経済が止まるということは逆に人々の生活の糧を奪うことになります。今までは理論上では分かっているつもりでいましたがロックダウン等を敢行して人の行き来を止めるということは経済を止めることを世界中の人々が実感をしました。このことは経済が命の源泉であるということを感じずにはいられません。人の命を守るということと経済を回すということはある意味で一体になっていることをこのコロナショックから学んでいます。
 日本には創業から100年以上の老舗企業が3万社もあるということです。幾多の災害や戦争そして疫病などにも負けることなく存続続けた企業の共通点は、家訓が存続をしていたということです。家訓を代々の後継者に言い聞かせ伝えてきたということですが、その家訓というのが今でいう経営目的であり経営理念と言われるものだと思われます。現代版の家訓実行者がトヨタ自動車なのではと思います。トヨタ自動車は前身の自動織機からの豊田家の家訓を守り続けているのではと考えます。だからこそ今年度においても、同業他社が相当の赤字決算をしているのにも関わらずトヨタ自動車としては不本意であると思われますが160億円以上の営業利益を四半期決算で計上しています。老舗企業がなぜ生き残っているのか?その家訓には多分ですが利益を上げることの大切さとその利益を溜めておくことの大切さが書かれているのだと思われいます。売上は利益を上げる為に必要な要素でありますが、売上だけ上がっても利益が無くては会社そして雇用を守ることはできません。確実に利益を上げるということ大切にしているのだと考えます。当社創業者石橋勇はいつも言っていました、「お客さんが儲かってこそ当社が儲かる。」儲かるとは確実に利益を上げることです。売上高から仕入高を引き粗利額があり、そこから家賃やガソリン代などの経費を引いた残りが利益です。営業担当が上げた利益を支える皆が最小の経費で日々を運営することで利益が確保できることを改めに皆さんの胸に刻んでください。
当社が100年勝ち残るために!しっかりと利益をあげ続けることが必要です。