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2021年6月

今年は記録的にも早い時期に梅雨に入った東海地方です。5月下旬の雨の影響で6月上旬に品薄になる野菜がチラホラでており、相場もレタスが3000円を超えるなど少し上げ傾向となりました。しかし、6月に入ってからは雨が降る日よりもカラット晴れる日の方が多いように思えます。この数年の梅雨は各地で災害を引き起こしておりますが、今年は大きな災害が起こらないことを祈るばかりです。

蔓延防止措置からはじまり緊急事態宣言が再度6月20日まで延長されました。酒類の販売をストップされたことにより居酒屋など酒の提供を主としている業種は休業を余儀なくされることとなりました。当社のお客さんの多くも同様にお休みをされ、昨年の4月と同様この5月6月当社業績は惨憺たるものです。残念ながら我々卸業者には何の補助もなくただただ、耐えるしかないという状態が続いております。愚痴をこぼしてもないもはじまりませんが、政府はコロナ対策に失敗した事を素直に認めて水際対策の徹底とワクチン接種を加速化させて欲しいと願うばかりです。

先日の全体会議での決定事項ですが、このような時期ですので一層の経費削減に努めなければなりません。先ずは、会社で用意をしていたティッシュやウォーターサーバー等を廃止します。また、これから暑くなりますが運転席を冷やすためのエンジンのかけっぱなしは絶対に止めてください。(商品を運んでいる時の冷凍機の稼働はこの限りではありません)同時に電気のつけっぱなしや水の出しっぱなしなどには十分注意してください。皆の会社であり皆が経費を削減することにより会社が収益を上げることが出来ます。全社一丸となってこうした取り組みをしてゆきましょう。

過日軽トラックの使用方法が方針会議で話題となりました。軽トラックにリフトで荷物を積み込むの時にあおりを留めるヒンジを傷めることがあります。皆わざとやっている訳ではありませんが、ぶつけても仕方がないという仕事のやり方になっているようです。少し考えてみてください。自分の車だったら凹んだら悲しい気持ちになりますよね。車だけでなく大切にしているものが壊れたらやはり悲しいですよね。会社の所有物だから少しぐらい壊しても仕方がない?急いでいるからぶつけるのは当たり前?そんな気持ちをこれからは一層して欲しいです。ちょうどコロナ禍で経費を節約しようとしているさなかですのでこれも経費節約の一環となります。ヒンジを車屋さんに修理をしてもらうと数万円かかります。配達途中にあおりが外れて車や人に当たったらそれこそ大きなコストになります。保険がその為にあるというは間違いで保険は使ったら使った分だけ上がってゆきます。また急いでいるからというのはそれがヒンジなら大事になりませんが、リフトでの確認不足は人身事故にもつながり運転者の行政処分にもつながります。軽トラックごときと考えずに皆さん真剣に考えてください。ある意味ではこうした事って公共の物に対して同様にしている様にも感じます。公共物に落書きをする。公園の遊具を乱雑に扱う、自分の物ではないから壊しても知らない顔をする。このような行動をする大人たちを見て子供は当たり前の様に同様な行動をします。物を大切に扱うという気持ちはある意味では関わる周りの人を大切にする気持ちだと思うのです。一人一人が物に対しても人に対しても優しく扱う気持ちを持つことが互いに住みやすい日本を作ることになると思うのです。