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2022年4月

ロシアとウクライナの戦争について、早期に終結し平和な日常が戻ることを心より願います。今年の名古屋の桜開花は3月21日頃、ここ数年と比べると1週間くらい遅かったような気がします。今年の冬は寒かったということですね。しかし、入社日ならびに入園入学にぴったりの桜模様になっています。記念に残る写真に綺麗な桜は似合います。3月4月は別れと出逢いの月。外食名古屋立上して直ぐに働いてくれた池田さんが退社となり本当に寂しい限りです。しかし、2名のフレッシュパワーが4月から加わりました。未来につながる二人の力が本当に楽しみです。蔓延防止が3月22日に明け、私自身ほっとしています。外食事業部の売上は徐々に戻りつつありますが、居酒屋系の飲食店はコロナ前と同様の売上が直ぐにできるとは想像していません。しかし、希望の光が見えるだけで心が軽くなります。それに加え3月中旬から新規事業の納品店舗が倍になりました。これには物流のメンバーには午後から配送という負担を強いることになりました。また、商品加工では、外食の社員パートさんに助けてもらっております。新規事業というのは全社一丸となって進まないとできないと改めて認識をしました。全社員のみんなにこころより感謝です。

年を取ると頑固になると人は言います。そうなのかもしれません。頑固になるというは今までの体験が経験として蓄積されてゆく結果、先が見通せると思いこんでいるのかもしれません。だから、こうでなければならいないとか、今までこうしていたからこれからも同様にするとか、変化を排除しようとする行動が頑固ということになるのだと思います。若くて経験の浅い人の声を聞こうとしないのも自らが正しいという凝り固まった考え方から来るのでしょう。自らも大いに反省です。

このコロナは色々な常識を変化させました。握手・挨拶のハグなどはもての外、オンラインの活用でビジネスでもラインなどの活用は勿論、対面して話をすることが非効率であるという常識が根付いてきています。会う必要がないと新幹線や飛行機などのビシネス利用は減ります。東京に集中していたものが段々と分散傾向にあります。国会での一票の投じ方から選挙制度までこれから思わぬ早さで変化をしてゆくと思われます。ルネッサンス時代、専業革命以降と同様に歴史的変化があると想像をします。このコロナによるAIや多様なものを自動化する技術は世の中のコミュニケーションの常識を大きく変化させることになると思います。これらの技術や常識の変化に頑固おやじはついていけずに「近頃の若者は」となるのかなと自分自身を戒めております。

今年度の「意識革新」というテーマは、当社で働く人たちが改革ではなく革新、いわゆる新しい技術や常識を受け入れてゆくということをして欲しいということなのです。当然、違和感、やり辛さ、ストレスも感じることがあると思います。しかし、この痛みを乗り越えることがとうしても必要だと考えます。