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2023年5月

新緑が抜けるような青空に輝いています、この時期は過しやすい季節です。加えてコロナ禍から経済が立ち直ろうとしているように感じ未来が明るい気がします。青果物も昨年とは違い結構な値上がりをし、値打ちだなという青果物があまり見当たらないような気がします。消費が活発になってきたのが原因なのではと考えます。また、今年のゴールデンウィーク(GW)は5連休が当たり前で9連休という人も多かったようです。GWの市場事業部も外食事業部も対応に追われました。お疲れ様でした。仕事があることはとてもうれしい反面、皆に残業を頼むこととなり大変に申し訳ないと感じています。また、ご家族の皆さんにもだんらんの時間そしてGWで旅行などができづらい状況だったことに心よりお詫びを申し上げます。

最近、ジェンダーフリーとかLGBTQという言葉をよく耳にします。昭和に生まれた私は、正直にいうと全てを受け入れることができていない現状があります。私が育った環境は「赤色」や「髪が長い」また、「化粧をする」のは女性というのが当たり前であり「男らしくしろ」「女らしくしなさい」というのが子供の頃に言われ育ったのがその原因だと思います。しかし、どんな人にも優しい社会であって欲しいというのはちゃんと理解はしています。しかし、そんな変化している社会に少し違和感を持っていることがあります。お互いダウン症があり介護施設にお世話になっているカップルが結婚を希望しました。しかし、その施設の責任者がその結婚を反対したことでマスコミから大変に叩かれました。子供ができたときの将来の責任をそのカップルには取れないということが責任者の反対理由です。憲法上は生きる人すべてに平等に権利があることはわかります。社会の中で自立できないから施設の中で生活をしているのに将来できるかもしれない子供をそのカップルが社会的な責任を負えるとは考えづらいですね。本当の優しさとは最後まで責任をもった行動ができることだと思います。ある意味では結婚をするということは本能的な欲求から出てくることです。結婚生活を全うする、子を育て自立させるということは相当の努力が必要となります。この責任者は本能的な欲求だけでは社会的な責任を負うことができないと考えたのだと思いますし、ある意味では大変に愛情が深い方だと思うのです。法的な根拠のみでたたくマスコミの方が安易に私は感じました。それと共に今の日本にはこうした方々をすべての面において社会が面倒を見る制度がありません。マスコミは国民に対してそこを気付かせることが必要だと思います。

地球が出来上がったのが38億年前であると言われています。そして、単細胞生物が誕生してから我々の祖先である猿人類が出現し人間へ進化したと言われています。これは我々の先祖は幾多の自然環境に負けることなく延々と命をつなぎ続けた結果です。強いから生き残るのではなく、変化に対応できるものが生き残ることが原則だと思います。その変化は遺伝子が何らかの変化をしていくことであり、その変化に対して弱肉強食であることで人類が今に至った経緯であると思うのです。

皆が優しくなるためには人類の遺伝子が相当に変化しないといけないのかな?平和な世の中を皆が望みながらも強大な力をもったトップが我欲をむき出す。

何とかならないのかな?