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平成19年8月

 40度を越える暑さが続く残暑となり、私が予測した冷夏とは全く異なり
人も野菜もとろけてしまう程です。
ご家庭の皆様はお変わりありませんか?

今年の24時間テレビで欽ちゃんが66歳という年齢にもかかわらず
24時間マラソンを行いました。
その理由を聞いて私は素晴らしいと思いました。

「マラソンは断れても、24時間テレビは断れない!30年前は、自分のためだけに働いていた。だからこそ24時間テレビだけは人の為に働こうと決意した。
そしたら、息子も取り巻く周りも変化してきた。人が宝になった・・・。
だからこそ24時間テレビは私にとって特別であり、だから断れない!」
と言ったようなことが理由であったと思います。

我々は、誰の為に働いているの?と聞かれれば、
自分のため、家族のためと答えます。

それは何故と聞かれれば
自分の生活、家族の生活をより豊かにするためと答えます。

私は、お客さんのために働いていますと言って
本当に楽しく・やりがいのある仕事ができるのでしょうか?

例えばお客さんから
「ここまで安くしてくれたら買うよ」・「買ったるから、こんなサービスをしろ」と言われ、
迎合した商売をした場合、とても楽しく仕事したと思えませんし・達成感も無いと思います。

しかし、お客さんから「ありがとう」と言う言葉を掛けて欲しくて一所懸命働いたとすると、
もしかしたら人の為に働くことが自分の為に働くことと一致してくるのではないでしょうか?

その証明は、欽ちゃんのマラソンを見ていてありました。
自分のためだけだったら本当に欽ちゃんは、ゴールできたのでしょうか?
自分のための挑戦と人を勇気付けることができるのではと言う利他の心が
一致していたからこそ、欽ちゃんは苦しくても
最後まで走りきることができたのではないでしょうか。

人の為になりそれが自分のためになるからこそ
商売として成り立つのだなと改めて感じております。
利己と利他のバランスが取れた状態が会社として発展してゆく状態になるのだと考えます。