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平成24年6月

6月に台風が日本に上陸するのが8年ぶりだという事でした。
台風4号は、これからかな?なんて思っていたら駆けぬけてくれました。
最小限の被害に留まったのではとほっとしております。

統計として、6月に台風が上陸すると冷夏になる
ということなので夏野菜の高騰がとても心配です。

 人間今までやってきた事をそのままやっていた方が
楽に決まっています。しかし、環境の変化はそれを許してくれません。

大きくはお客さんのニーズは常に変化し、
アメリカ・中国などの輸出入も同じという事はあり得ません。

また、身近な所で、家族に目を向ければ自らの結婚、
子供の教育にかかる費用、介護にかかる時間と費用などなど、
周りの環境は常に変化をし続けています。

会社は、社会という世の中に漂っていると考えるといいのかもしれません。
漂っているという言葉を使うのが私は好きではないので
生かされていると言った方が良いのかもしれません。

生かされるためには会社を必要とする方々が誰であり、
何を必要としているかを考える事です。

「誰」と「何」は常に変化しているのです。

それも相当な早さで変化をしています。
この事を考えれば会社が変化をせずいると言う事は、
勝ち残りは絶対にあり得ないと考えます。
 
3年先の当社を考えると今の顧客、商品だけでは勝ち抜いてゆけないと考えます。
その為、新規顧客獲得、新商品・新産地開発をしてゆくことが必要です。
この2つをプロジェクトとして進めてゆくことに決め、組織変更をしました。

 もう一つたらない物があると私は考えています。それは新規事業です。
今の石橋青果がそして働く人と家族が幸福になるためには、新規事業が必要であると考えています。
当社はお金が潤沢にある訳ではありません。
しかし、今から準備しておき、名古屋市中央卸売市場が無くなったとしても
石橋青果という法人格が勝ち残るために次の準備をする事が必要であると考えています。

その為には皆さんの知恵と勇気が必要です。

変わる事はとても面倒だし辛い。

しかし、そこに留まっていても環境が変わり、
そこには何も無くなってしまいます。

力を貸してください。
一丸となってやってゆきましょう。