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2021年12月

朝夕は流石に寒くなってきましたが、晴天の日が多い冬だと感じています。コロナが日本では治まりかけていますが世界では新たなオミクロン株が脅威になっているようです。コロナと共生する社会が早くできることを祈るばかりです。この冬も秋冬野菜が安い。生産者の方々経営が大丈夫かなと心配になってしまいます。皆さん白菜キャベツ大根をたくさん食べてください。

勤労感謝の日に女房の誘いがありお伊勢さんへお参りに行ってまいりました。8時過ぎに外宮に到着し本殿を参ったのち3つの別宮を参拝させてもらいました。熱田の森よりも一回り大きな木があちらこちらにあり歴史の重さを感じました。そして、内宮に向けて足を延ばします。内宮近辺は9時頃に到着しましたが、神宮の駐車場は90分待ちの表示があり、近所の駐車場へ車を入れました。今までコロナ禍で巣ごもりしていた家族が一気に出かけたのでしょう。内宮での参拝も列をなしておりました。凛とした神殿と千年昔の木々に囲まれて心はとても清らかになり、各々の神さんに交通事故が無くなりますようにとお願いをして回りました。

参拝後、女房と共におかげ横丁に繰り出しました。久しぶりに肩がぶつかる位な人ごみにコロナ禍であることを疑う位の人出です。行きかう人はお昼近くになったということもあり多くの人が食べ物や飲み物を歩き食いというのでしょか?食べ歩きというのでしょうか?勿論マスクを外して会話をしながら闊歩しています。あれれと!と感じるのは、私だけではないはず。せっかく感染者が減ってきているのにこんな状態で罹患者がいたら感染が広がるのでは?また、私が親から教えられた躾とは大きくかけ離れていると感じました。ひどい状態だねと女房に問いかけると「今の人たちはこうした食べ歩きが楽しい・・・の」との返答です。若者のグループは食べ物をシェアしながら歩き本当に楽しそう。待ちに待ったコロナが明けたという感覚が分からなくもありませんが、歩きながら食べるということは見苦しいという風に躾けられた世代からするとやはりこの現状は、美しい光景ではないと感じます。アラ60の私は、食事をしながら新聞やテレビを見るな、話しをしながら食事をするなと大正・昭和生まれの父母から教えられ育ちましたのでこの光景は違和感として映ります。

ジェンダーフリー時代になりあらゆる事柄が変化してゆくのは理解しているつもりなのですがやはり美しく生きるということは必要な気がします。肩が増え合うような場所で食べ歩きをすればソースや飲み物が他人に降りかかることもあるでしょう。行きかう人が大きな口を開けて食べ物を食らい、食べ物が口の中にあるのにも関わらず大笑い。女性でも男性でも美しい姿ではないなと感じます。こんな風に感じるのは古いのかもしれません。でも、少なくとも美しく生きるというテーマは見た目が美しいだけでなくその行動やしぐさが美しいというのも含まれていると思うのです。内面を磨きにじみ出る美しさを醸し出すことが日本人の美しさでもあると思うのですが、今は違うのかな?皆さんは美しく生きられていますか?

今年も残りあと2週間余りです。今年の反省をして来年の目標を立て2022年が良き年になる様に準備をしてゆきましょう。健康には十分に注意してください。