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平成19年10月

10月も半ばを過ぎ、北海道では初雪が降ったというニュースも聞きますが、
名古屋はとても秋という気温にはほど遠い日が続きました。
しかし 青果棟からながめる伊吹山は空気が透通っているせいか、
本当にくっきり青空に映し出されます。
ここ数日やっと朝夕に肌寒さを感じますね。

 先日 斉藤一人さんの本を社員の皆さんにはご紹介しました。
読まれた方も多いとは思いますが、内容と私の感想を・・・・・
 斉藤一人さんは、スリムドカンでおなじみの銀座まるかんと言う会社の経営者で
日本の高額納税者10位以内を10年間名を連ねた方です。
本の内容は、八百万の神のお話しから始まり
なんとなく胡散臭く感じられた方も多いと思います。
私は、神さんが如何のこうのと言う気はありません。
この本の中で斉藤さんは、ありがとうという感謝の気持ちを大切にしなさいと力説されています。我々は、今あるものに本当に当たり前になってしまい感謝する気持ちを忘れてしまっています。最後まで読んでいただけたら幸いです。
 
「先祖を大切に」と言いますよね。
それは私達の先祖があらゆる経験をして多くの苦難を乗り越えてくれたからこそ
今の私達がいるのです。
病気に対する抵抗力は、顕著な現れですよね。
先祖がその病気の抗体を作ってくれたから我々は生きていられるのです。
だから、先祖代々に感謝し、親を敬うことが大切ですね。
親からいただいた体が五体満足であり我々に手があること
目が見えることに感謝することがとても大切なのですよね。

普通がとても大切でそれを有り難いという気持ちで毎日を過ごすことが大切です。
 と私自身も本を読みながら出来ていないな!と猛省! 

食事をする時に我々は、「いただきます」と唱和しますよね・・・。
え!しなくなった・・・・これから是非やりましょう。
この「いただきます」とは何をいただくのか?
それは、あなたのお命をいただきますと言う事です。
お米にしても肉魚のおかずにしても命あるものでした。
その命をいただき我々の命へ変えてゆく、
だから感謝を込めて「あなたの命をいただきこれから私は生きて参ります。」
という意味で「いただきます」というのだそうです。
だから食べ物を残したり、粗末にすることは、
昔から罰(ばち)当たりと言われているのですよね。

うちの息子も食事中に携帯触ったり私自身もテレビを見たり・・・・。反省!

「ありがたい」とは今普通にあることが「有り難い」ということなのだと
再認識をさせて頂ける本でした。
これからは、毎日商売をさせていただけることがありがたいと
思える自分になりたいと思います。

本についているCDを聞くと斉藤一人さんのお人柄が謙虚で、
誰に対してもやさしい方なのだなと推測されます。
私も斉藤さんのように 年をとってもありがたいち心を持ち
謙虚にいつまでも好奇心旺盛に生きてゆきたいなと決意しております。