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平成20年12月

12月の前半は寒い日が続いていたと感じましたが
ここ数日はなんとなく暖かな冬となっています。

今年もあと残すところ数日となりました。
師走というのは本当に気ぜわしい月です。
年内にどうしても片づけたいことがいくつかありますし、
今年の垢は今年内に落としたいし、年賀状も・・・。

しかし、12月は自分自身の一年の締めくくりであり一年を振り返る重要な月でもあります。
どうぞ皆さん今年一年をきちんと総括し来年への目標を新たにしてください。

我々市場に勤める者は本当にありがたいです。
トヨタを中心とした製造業は現在6~7割ぐらいの売り上げまで落ち込んでいるそうです。
メーカーはまだしも2,3次下請け会社には、
おいては全く売り上げがなくなっていて、
開店休業状態であると聞いています。

しかしながら、我々食を預かる者は売り上げが無くなるということはありません。
食という職業は本当にありがたいですね。
そして、仕事をさせていただけることに改めて感謝します。

しかし、世の中は世界的に不景気であるとマスコミの報道が繰り返され、
非正規雇用者解雇の問題を取り上げている毎日です。
この不況自体100年に一度というものらしいのです。
こんな暗い話ばかり聞かされていたら人間だれしもマイナス思考になってしましますね。

こんな時だからこそ明るく元気にそして謙虚に生きることがとても大切だと思います。
不況と言いますが、お金の循環が止まるとどこか、かしこかがおかしくなります。
社会のお金がぐるぐると循環しないから不況という環境になってくるのであり、
我々世の中の人間みんなが沢山お金を使えばこの不況というのも
吹っ飛ぶのが原理なのですが
・・・そんな簡単な問題でもありませんが・・・

ルーズベルトはこんなことを言ったそうです。
「恐るべき唯一のことは恐れること自体である。」
そうです、我々が不況という言葉に怖じ気づき考え方が
小さく小さくなっていくことが一番の恐れるべきことなのです。

よく“ピンチはチャンス”という言葉を聞きます。
本当にこの不況が100年に一度のものであるとしたなら、
この不況に出会えたことにむしろ感謝するべきだと思います。
こんな時だからこそ必ずできることがあります。
絶対に隙間もできます。我々の出番が沢山あるのです。

「負けてなるものか」とみんなと一緒に力を合わせていきましょう。