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川内優輝

守破離

日本独特の”道”から来た言葉。
守・・・先ず師匠の言う事を守り型を守る。
破・・・型ができたら自分にあった良いと思われる型にする事
    それを破とする。
離・・・師匠から離れ自ら独自のものを作り上げてゆく

マラソンの川内優輝は、守破離の実践者なのだろう!
独特すぎて誰も真似ができないのかも。

七と八

七転八起と言うことわざがある。
転んでも転んでも起き上がる。

七転八倒と言うことわざもある。
七回転んで8回目には、倒れる。

七転八倒は起き上がれないくらい
頑張り続けたと言う事だろう。

それくらい一所懸命に
生きたいものだ。

一期一会

高校野球が佳境に入ってきた。

多くの高校球児は甲子園を目指して
殆どの時間を使う。

でも、甲子園での栄光を勝ち取れるのは
1校のみ。トーナメントの厳しさを感じます。

その為に彼らは、力の限りプレーをする。
だから見ている者は感動をえるのだろう。

でも、人生はトーナメントでは無い
勝っても負けても、明日がある。

毎日を大切に積重ね続ける。
逆にそんな人から大変感動をうける。

相手の振り見て

新入社員を迎えて、
だんだん年を重ねて、
立場が上がるにつれ、
人は、踏ん反り返る傾向にある。

掃除は、後輩がやるモノ。
荷物出しは部下がするもの。
出欠は、聞いてきたら答える。

そんな人間には私はなりたくない。
これからも、自らの机、事務所は自らで磨く
そんな人間でいたい。

平成26年8月

台風12号、11号の影響で
徳島産・高知産の生産物の入荷が大変に少なく
お盆前は大変に右往左往しました。
社員の皆さんお疲れ様でした。

お客さんからの大きなクレームも
無く、無事に過ごせた事は
本当に有難いです。

お盆明けも胡瓜等果菜類を中心に
入荷が少なく大変高値で推移しています。
商品をよく確認して集荷して下さい。

先日の広島豪雨で被害のあった場所から
大通りを一本挟んだ所に
私の友人が住んでおります。

友人の安否を知った時に良かったと思う半面に、
亡くなられた方々の事がとても身近に感じられ、
悲しく感じました。

心よりご冥福をお祈り申し上げます。

お客さんからの他の地域への話は
上手くまとまりそうな気配です。
梯子を外されるのは怖いですが
覚悟を決め出店をします。

社員・家族の皆さんにも
これから沢山の苦難が出てくると思いますが、
逃げるのではなく一緒に力を合せて
乗り越えてゆきましょう。

そして、お客さんから必要とされる
石橋青果を作り上げ、
必ず大きなおヒネリを
ひとり一人が獲得できると思いますので
楽しみにして下さい。

大澤取締役朝礼でもありましたが、
8月名古屋思風塾では
「感性型リーダーシップ」を
テーマに講義を頂きました。

その講義内容をつぶやきます。
現在は『支配と命令と管理の経営』であります。
それを今後『愛と対話とパートナーシップの感性型経営』に
移行してゆく必要があります。
『支配と命令と管理の経営』の問題は
違う価値観を受け入れることを許す事をせず、
原理は一つであると言う事です。
自分と違う考え方を排除して
自分の思う考え方を説得しようとする。
そして、それに反抗する者に対して争い・闘いになる。

結局、人を傷つけ勝者と敗者とに分ける。

しかし、人の心は多様であり、
無数に考え方があることが当たり前なのです。
自分に都合のよい事を”よし”とするのではなく
相手の全てを受け入れる努力をする事です。
決して相手に迎合することでは無く、
相手との心のつながりを原理とする
感性経営を目指すのです。

心のつながりとは、
認める、許す、愛する、待つ、判る、誉める
と言う事です。

リーダーシップ10条

1、教育力と活人力を持つ人
  (教育力とは能力を引っ張り上げる力・活人力とは能力を伸ばす力)

2、魅力的な個性・人望がある人 
  (カリスマ性がある・部下があこがれる様な人格が厚い人)

3、勇気ある行動のある人
  (困難な問題から逃げず、部下の失敗を上司が守り、安心させる)

4、未来への夢と希望を語る人
  (歴史観を持った先見力ある人が未来にどうなりたいかを語る人)

5、客に流石と言わせる仕事をする人
  (今やっている仕事の意味や価値を語り続ける人)

6、ゆるぎない生き方を持っている人
  (自らの哲学を持ちそれを実践している人)

7、人間としての成長意欲・学ぶ姿勢を持っている人
  (人間としてと言う定義がポイント)

8、創意工夫・努力を続ける人
  (変化が状態である人)

9、文化力のある人
  (玄人肌の仕事以外の一芸を持つ人、人間の器の大きさとなる)

10、人間性の豊かな人
  (他人との価値観の違いを受け入れることのできる人・矛盾を生きる)

当社は働く人の為にある会社です。
次期の後継者は働く人の中から出るのが
自然だと考えます。

その為に仕事ができるのは当たり前であり、
リーダーとして社員を生かす力を磨き、
会社の未来を創造し続ける先見力を備え、
自らの明確な生き方を見出した人が
石橋青果のリーダーとなって欲しいので
上記を記しております。

私もまだまだ自らを磨きます。

今いる社員から沢山の良きリーダーが出る事を
心から願います。

平成24年8月

今年の8月初旬は大変蒸し暑く、各地で最高気温を
記録するとの報道がありました。
しかし、お盆辺りになると朝の風が少し秋風も混じるように感じます。
今年は秋が来るのが早いかもしれません。

そのお陰か作物は順調に入荷してきましたので、
お盆休み前後の価格は生産者にとっては面白みがなく、
また消費者にとっては値ごろ感のある価格となりました。

実際にこんなに価格安定のお盆も珍しいです。
昨年の夏と比べると85%程度の価格となっています。
まぁ昨年が高すぎたのもありますが・・・。
 

今年はオリンピックの年でした。
38個のメダルを獲得した日本は過去最高のメダル数と言う事で
過日銀座にてパレードが行われました。
ニュースで見る限り大変な人数がオリンピア達に激励の声援を
送っていました。本当に感動をくれたオリンピア達に感謝です。

彼らの活動を支えているのは大半が企業です。
アスリートたちは企業の広告塔としての役目もありますが、
企業が彼らを支援する事は社会的な役割を
果たす一つの方向としてこういった活動もあるなと、
そして、石橋青果もそんな活動ができるくらいの企業に
なれるといいなと考えながら見ておりました。

 企業は誰の物という議論が多くの書物で書かれています。
創業期には社員数は少なくオーナーがバリバリ作業をこなし、
そして営業や経理と何役もこなしています。

この時期の会社はオーナー社長の物なのかもしれません。
それから、会社が発展、社員数が増え、
お客さんが増え、関わる周りの人への影響が大きくなる・・・。
逆から見ると多くの人から支えられているのであると言う事ですが、
この時会社は誰の物なのか?

そして、大きな収益を上げるビジネスモデルを持った企業は
更なる発展のための資金・人材確保の為、上場という手法を取ってゆきます。

上場企業と言うのは、株主の物でもなく、取締役の物でもなくやはり、
公器・・・いわゆる社会の為の会社であると言う事は間違いの無い事だと思います。

だからこそ、利益還元の為アスリートの支援活動のほか、
目に見える社会的活動を行っていくのが役目なのでしょう。

 石橋青果は、今、誰の物なのか?

先代が引退し、佐藤融子さんも定年退職しました。
その代わりに多くの若い力が石橋青果に自らの可能性を試しに
入社してくれています。
お陰様で社員数も25名となり売上と利益もある程度順調に伸びてきています。

仕入先にもある程度信用ができたのだと思います。
取引を皆様より前向きにして頂いております。
金融機関からも驚く程の好条件での融資を受けることが可能になりました。

これは先代からずっと培われた「
親切・丁寧・敏速をモットーとした働く風土」が
「幸福を届けます」という理念のもと社員一人一人が積重ねてきた結果だと私は考えます。
 
石橋青果は、社会で生かされて生きていくのは言うまでもありませんが、
働く人たちの会社であり続けたいと私は考えます。

だからこそ、今より益々皆が自らの意思をぶつけ合い、
計画を立て、行動して、良き結果を出してゆきたい。

その結果は物心共に皆が豊かになってゆくことであると思います。
私の夢としては社員からの社長が輩出できたら、
結果として会社が社員の物になるのではと考えています。

時間

一日は、24時間。
万人に同じ様に平等に配布されている。

でも、時間の使い方が上手いと言う人と
そうでない人がいるのは確かだ。

お金で評価すれば、同じ環境で生活しても
年収200万と1000万と稼ぐ額が違う。

それは、もしかしたらその人の持っている
時計が違うからなのだろう。

聞いた事を今やるか?後回しにするか?
これが時計の違いとなってできる仕事量が違ってくるのでは?

PB

近所にHとMというスーパーができた。
両社ともPB(プライベートブランド)を販売している。

HとMの違いはその陳列の差にある。
Mは、PBを売らんが為にNB(ナショナルブランド)を
陳列し、その2割以上安い価格でPBを沢山陳列している。
Hは、ポップの大きさも陳列もNBとPBも同じ広さ。

Hはお客さんの選択に任せている様に思え、
Mはお客さんにPBの購入を強いている様に思える。

PBだらけの売り場に全く魅力を感じない私だが、
自宅の冷蔵庫はそのPBだらけ・・・。

何とも・・・何か矛盾を感じるのは私だけ。

安売り

大手コメ店が産地偽装をした。
何故、産地偽装をするのか?

一つに、大手量販店からの要求が厳しいからだろう。
消費者の要望と言いながらバイヤーは仕入先に対し
厳しい値引き要求をしたのでは?
確かに、安いと言う事は我々消費者にとっては大変な魅力。
しかし、その反面、バイヤーは自分の目標達成そして出世の為に
厳しい要求を突き付けいる。
その結果がスーパー間の競争を勝ち抜くと言う結果に繋がってゆく。

そう仮定すると、大手量販店の仕入れ責任と販売責任は問われない?
もっと言うと、我々消費者の安ければいいと言う、安直な考え方が
そろそろ、問い直されてもいいかも・・・・・?

間違ってはいけないが、産地偽装は許されるものでなく
決して、大手コメ店を擁護するために書いているのではないので
あしからず!

携帯電話

一家に一台であった電話が
一人一台の電話になって10数年。

10年前に「携帯電話は、誰の為に持つのか?」
と、問われた。
その答えは、「相手の為持つ」
と、聞いたことがある。
成程、自分を必要としている人を待たせないが為に
携帯電話を持っていると言う事なのだろう。

今そんな考えを持って携帯電話を使っている人は、皆無かもしれない。
不在着信があっても、折り返しをしない。
そんな人が増えていいるのはそのせいなのだろう。

ビジネスの世界では、携帯電話はかけてくる相手の為に持つ。
この言葉は生きていると思う。

社内であれ、家庭内であれ不在着信があれば
折り返しぐらいしたいものだ。