CLOSE

平成20年8月

今年の8月の暑さは、地球の環境が本当に壊されているのだとつくづく感じます。
ご家庭の皆様におかれましては、体調などかわりなくお過ごしでしょうか?

8月は高校野球に始まりオリンピックと、
テレビも新聞もスポーツ一色で埋まっている感があります。
我々は見ているだけで興奮して、自分もついついやったつもりでいますが、
しかし、見ているだけでは自分のお腹は小さくなりません・・・困ったものです・・・・・。

話はかわり、マスコミは、上場企業などが
下期に下方修正し景気が悪くなっていると報じています。
ここ数ヶ月の原材料そして原油高の影響で
小売価格も上昇して皆さんの財布の紐も固くなっているのが
我々も日々感じ取れます。

やはり今年の下期は、我々が考えているより厳しい環境になると思います。
計画を再度作り直す必要があるようです。

 「仕事の報酬とは何か」著者田坂広志を読んで成る程!と感じましたので・・・

”あなたは一生懸命働く理由は何ですか?”と言う問いに何と答えますか?

給料!?

役職!?

「これらは目に見える報酬です」

我々は、目に見えないけど大切な報酬があることに
気がつくと人生がとても豊かになるのです。

3つの「目に見えない報酬」が下記になります。

*能力 一所懸命に仕事をすると職業人としての能力が身につきます。
      また 当社に置き換えると野菜の目利きがきくようになり、
      市場の相場を作ってゆくことができます。

*仕事 職業人としてすぐれた仕事を残すことができます。
      当社に置き換えるとお客さんとの信頼関係なのでしょうか?

*成長 仕事の困難と悪戦苦闘し仕事の仲間と切磋琢磨することによって
      ひとりの人間として成長することができる。

 そして、報酬には2つの種類があります。

 自らが求めて得るべき報酬→能力・仕事・成長
 
 結果として与えられる報酬→収入・地位

 この違いを良く理解して下さい。
最近のキャリアアップブームよりこの2つを混同しやすくなっています。
キャリアアップをすることでより自分の商品価値を高め収入に結びつけ転職!??
これを「自らの求めて得るべき報酬」と無意識に錯誤しています。
 
 すると収入を得るためだけの手段として仕事をとらえてしまいます。
 結果として何のために働いているのかが判らなくなる。なぜなら?

「仕事」の本当の喜びを決して得られないからです。

「目に見える報酬」に目を奪われ、『目に見えない報酬』を見失ったからです。

お金も地位ももちろん大事です。
しかし、それらだけを追っても決して幸せにはなれません。
それをこの本がわかり易く教えてくれました。

 是非皆さんも近くに師匠を持ち素直に聞き入れ、豊かな人生があることを祈ります。

平成20年7月

梅雨が明けたとたんにもう夏本番・・・と言うより酷暑となっております。
夜温が30度を越すと睡眠不足になり体調を壊しやすくなると言う統計があるそうですが、
ご家庭の皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか?
温暖化が大きな社会問題になっていますのでクーラーのかけ過ぎには、
十分注意して健康管理をしていただきたいと存じます。

 別れがあれば出会いもある。
今月から外食事業部に改瀬和也さんが入社されました。
石川県出身のとてもまじめな方です。
自分のために働き、これから当社の貴重な戦力になってくれることに
大きな期待をしております。

 日々の取引の中にてこんなことがありました。
取引をさせていただいているA社へ当社は白葱を洗って納品させていただいておりました。
いきさつとしては、同業他社が参入そしてそして競合することとなり
洗いという一時加工をしてA社に納品ということになったのです。
しかし、洗いの葱を納品して2ヵ月後
A社のトップは、品質を最優先にするために洗った白葱を購入するのではなく
白葱の洗いを内製化することを表明されました。

当社としては1ヶ月後にやむを得ず洗いを辞める方向にてシフトを組み直しました。
すると洗いをやめた途端、同業他社に白葱の発注が全て移動してしまいました。

しかし、聞くところによるとA社の加工部門は、
同業他社より洗いの白葱を買っているとのこと。
A社の加工部門においては内製化するために人員が揃っていないというのが理由でした。

 ここからが本題です。
A社の社長は、お客様へ提供する品質を最優先に考え
洗った白葱を購入するのではなく内製化の指示をしました。
しかし現場である加工部門は、忙しくてやれないと言う理由で
トップの指示と違った動きをしたのです。

当社の皆さんに考えていただきたいことがあります。
この話を聞いてどのように感じましたか?

*社長が現場を分かっていなく、忙しくてやれないから仕方がない。

*社長が言うのだから現場は素直に社長に従うべきである。

等など色々な意見があるでしょう。

 私はこう思うのです。
何のために働いているかをもう一度考え直して欲しいのです。
我々が働くのは社長のためでもなく会社のためでもない、
実は自分のために働いているのです。
その行動の本質は、買っていただけるお客さんのために最良であることを
考えて欲しいのです。

当社の中にもこう言ったことがこれからも起きてくるでしょう。
もし、社長である私の判断がお客様のためになっていないと言うのなら、
違うと思いますのでこうしましょう!と言って欲しい。
やれない・できない・したくないでは、全くお客様のためになりませんからね。
そして、厳しくともそれを乗り切ると自分の成長になると信じています。

平成20年6月

梅雨の季節ですね!沖縄は例年より6日早く梅雨明けしました。
しかし 同日に東北地方が入梅と言う日本は南北に長いとつくづく感じます。
5月の中国四川省の大地震そして、6月に入ってからの岩手宮城内陸地震をとおし
自然の力の大きさの前には、人間がいかに無力かを知らされます。
被災された方々には心よりご冥福をお祈りすると共にお見舞い申し上げます。

 さて、残念な報告をしなければなりません。
小さな体でいつも元気一杯に働いてもらっていた
川端晴美さんが今月一杯にて退職することになりました。
アルバイトから社員になりこれからと思いましたが、残念です。
本質的な理由として、彼女の“やりがい”が当社になかったのかな?と思います。
これからの川端さんが、大きな未来へ大きく羽ばたくことを祈念します。

 先日、ビジョン会議にて佐藤さんが
「皆は何で石橋青果に所属しているのか」と言う質問をされ、
各々が頭の中では「○○○・・・」と浮かんだに違いありません。
しかし、その場で言葉に表す人はいませんでした。
私は、石橋青果と言う会社は、皆がやりたい事をやれるフォーマットであれと
いつも考えています。
皆がやりたいことをすることが人を成長させ会社を成長させると考えます。
・・・・やりたいことが勿論お客様のためになっていなければなりませんが・・・・・。
例えば、全てを管理され、マニュアルどおりに商売をすることが評価される会社にはしたくない。
毎日の相場を予測して商品の動向を感じながら自分の責任において売り買いをしてゆく!
お客さんに情報を提供して行く!ここに我々の仕事の“やりがい”があると思っています。

“やりがい”を辞書で引くと「物事をするに当たっての心の張り合い。しがい。」とあります。
仕事に置き換えると仕事をすることがとても緊張感があると共に心からやったるで~!
と言った状態が“やりがい”のある状態なのでしょう。
この“やりがい”のある仕事をすることが人を成長させるのだ思います。

では、そんなやりがいのある仕事ってどこにあるのだろう?
・・・私は考えます。チルチルミチルの青い鳥の幸せのように
“やりがい”のある仕事は結構目の前にあると思います。
目の前にある仕事をしっかりとやる。
そして、その仕事はいつも変化して当たり前と言う気持ちを持つこと!
仕事と作業と言うのをしっかりと自分の中で分けて考えてもらえれば必ず感じると思います。

 暑くなりますが体調には十分注意して仕事を楽しみましょう!

平成20年5月

新緑の季節といいたいところですが、5月にして夏を感じます。
最近新聞に地球温暖化と言う文字を見ない日がありません。
個々にCO2の削減をすることが大きな成果をあげてゆくのです。
我々が子供の代に健全な地球を渡すためにはCO2削減はどうしても必要なことです。
しかし、エコをすすめることと経済が発展するということは反比例するように感じます。
CO2削減のために車通勤をやめるということは、車の販売台数が減ってゆく。
環境にはやさしくなるけど日本の国内のお金がまわらなくなる・・・
と言うことです。ちょっと心配!

話は変り、早くも5ヶ月が過ぎてしまいました。
「光陰矢のごとし」時間がとても早く過ぎるので少し怖いなと感じております。
経営計画発表会より1ヶ月が過ぎました。
具体的に計画を立て実行していかねばなりませんが
ちょっとその雰囲気が感じられないのが寂しいです。
平成20年度も“あっ”と言う間に終わってしまいます。

兎に角行動あるのみです。

今期大手企業は下半期をとても経営環境が厳しいと読んでいるようです。
経営環境が悪くなるということは、真っ先にコストダウンを図ります。
コストダウンを図るということは、業者の見直しをするということです。
去年と、または、昨日と同じように事が進むと思っていると当社もしっぺ返しがきます。

自社の既存のお客様に対してよりよい商品を適正な価格にて
お届けし続けないとお客様より必要とされなくなります。
その半面、新規のお客様に対しては、大きなチャンスが訪れます。
今以上に当社がコストダウンできる仕組みづくりを作れば
必ず新規顧客が当社との取引に応じてくれると私は考えています。
実際に大阪の同業他社より既存のお客様に売込みがありました、
いや・・現在でも続いております。
これにより弊社のある商品の仕入れ価格は数%ダウンすることに成功するかもしれません。
この商品を中心に新たに新規営業をして行こうと考えています。

まだまだ足りませんが、良きライバルは自社を磨いてくれる磨き砂です。
現場を預っている担当者にとっては『無茶苦茶!』と言うという峠を越えることから
弊社の新たな道が生まれてくることは間違いないのでしょう。
だからこそ 経営環境・商売の環境をしっかりと捉え
毎月毎月の計画をもっともっと具体的立ててゆくことが必要です。
そして、その計画を週間に落とし毎日の行動に落とし込んでゆくことが必要になります。

平成20年4月

今年の桜は、急に暖かな日が続き3月21日に開花しました。
開花してから冷え込んだため4月7日に雨が降るまでの
2週間もの間桜の花を楽しむことができました。
それも例年に比べとても綺麗に咲き誇り、また桜が散った後に新緑が芽吹きましたので
若葉の緑がとても鮮やかに見えました。

桜の時期は入塾式やクラス替えなどで子供達は新しい出会いがたくさんあったと思います。

 さて 4月22日(火)クラウンホテルにおいて
平成20年度石橋青果事業計画発表会を開催しました。
今回の発表会は例年とは雰囲気が少し違いました。

私が所属する経営塾のゼミの一つである岩田ゼミの方々14名に参加していただきました。
社外の方に聞いていただくと言うことがとても刺激になり
今回の発表会はとても緊張感のあり収穫の多いものとなりました。

岩田ゼミ長には最後にばっさりと切られてしまいました。
悔しさもありますが我々が今後計画を立てるに当たりより
具体的なものにするためにはとてもよい言葉をいただいたと思います。
いただいた言葉はこのようなものだったと記憶します。
①計画が数字に表されなくてはならない。
 全てデジタルな数字に計画されていないと行動に置き換えられない。
②経常利益率が低すぎる。この業界なら2%を目指すべき!経常利益の半分は納税をする。  そして、残ったお金を次の投資に回し、会社を安定させなさい。
思い起せば今年1月のいろは研修から初め、
この3ヶ月間は試行錯誤をしてまいりました。

自らが計画するためには、自らのビジョンを明確にしなくてはなりません。
しかし、今まで我々は計画と言っても天候にあわせ、
相場にあわせ成り行き任せの行動をしておりました。

これは我々のビジョンがしっかりしていないからです。
どこへ行くのかを明確にするとどうやって行くのかが色々と考えられます。
例えば東京へ何月何日に行くと決めれば、
飛行機に乗ってゆくのか新幹線で行くのか車で行くのか歩いていくのか?
・・・・東京へ行くというのがビジョンです。
どの乗り物で行くのかが計画に置き換えられます。
これから毎月の営業会議でこの具体的な行動と言うものをしっかりと
造りこみ、カード式事業計画表を常に具体的な行動計画にしつつ更新してゆきましょう。

最後になりましたが、当社は懇親会に入った途端すごいパワーを出しました。
明るく楽しく相手を気遣い!いい懇親会だったと私はとても嬉しく感じております。
団結力抜群な石橋青果で今年一年を一気に駆け上がってゆきましょう。

今年参加できなかった皆さん是非来年の事業計画発表会へ参加して下さい。
石橋勇リサイタルが、来年は3曲になっているはずですから・・・・

平成20年3月

 3月に入り突然冬から春に突入そして、初夏?と思わせるような陽気が
ここ数日つづき桜の開花予想が一週間も早まりました。
花粉症のお持ちの方はさぞ苦労をされていることと存じます。
お見舞い申し上げます。

 平成19年度も後残すところ数日となりました。
お陰様で今年もまずまずの成績で終了できそうです。
これも皆様の日々努力の積み重ねと一丸となり協力して頂いたお陰です。
心より感謝申し上げます。

急に暖かくなったせいもあり法れん草を含めて葉茎菜が一気に伸びて
市場の中が溢れかえっております。
中村岡山チームは四苦八苦しております。
また、中国餃子の問題が中国野菜の使用にまで発展して、
業務用のお客様から国産への変更の要請が相次いでおります。
国産の作付けは去年より減らしていることもあり
人参里芋ねぎなど輸入に頼ってきた商品は国産に全てシフトすることができずにいます。

このような状態ですので、野菜は結構高騰しました。
しかし、外食事業部においては値付けが合わなくなっており
採算割れをしている商品が多く出ております。
その結果3月はとても苦しいひと月になっております。

最近私が不思議に思うことですが、中国野菜の輸入問題を語る時、
何故マスコミは自給率を上げようという事をいわないのだろうか?
政府も同じことなのですが・・・・。

自給率と戦争は大変密接な関係があります。
自衛隊がいくら素晴らしい兵器を揃えたとしても今の自給率では結局、
防衛と言う名の戦争もできないのです。
歴史小説でもよく出てくるけど戦争をする時に重要なのは
兵器兵隊も必要なのですがその兵隊に食べさせる食糧がなければ戦にならないのです。
まぁ日本の場合戦争する気が無いので問題は無いと思います。
また、戦を仕掛けられた時点で即負けが決定していますから。

しかし、これからの戦争は多分兵器を使い兵隊を使う戦争ではなく、
経済という名のもとで商品と言う武器を使って戦いが行われるのでしょう。
例えば中国が今より経済発展することは明らかですよね。
その中国が日本にある技術を手に入れより経済発展をしようと考えたとしたら、
わざわざ兵器を使って戦わなくとも経済の力
・・・いわゆる食糧の輸出を拒んだとしたら・・・いわゆる兵糧攻めです・・・・。

アメリカが本当に同盟国として助けてくれる保証はどこにもないのです。

すごく大きな事から自給率の問題を指摘しましたが、
我々が子供の代にこの日本と言う国を渡すことを考えた時
今の農業のあり方には、大変不安があります。

でもそのことを誰も何も提唱しないのは何故?
ガット協定のため
・・・・弱腰の外交を考えるに当たりやはり自給率が低いから物が言えない?・・・・

アメリカにやはり魂までもささげてしまっているのではと考えてしまうのは
私だけでは無いと思います。

平成20年2月

 「立春とは名ばかりで・・・・」と言う季語がぴったりの寒さが厳しい2月となっております。
ご家庭の皆様におかれましては、寒さに負けることなく元気はつらつのことと存じます。
ここ数日名古屋近郊の生産地は雪の影響もあり生育が遅れ出荷が少なくなっています。
しかし、消費が伸びていないのか思ったより単価が上がらないのです。
中国の野菜も店頭から姿を消しているのでもう少し高値相場になる事を
予想していたのですが、おとなしく推移しています。
これでは、国内の生産者の方々も経費も出ない可能性がありますね。

  先日大澤取締役に薦められ「神道のこころ」(葉室頼昭著)を読みました。
今回のつぶやきはその感想文?と言うことで、お付き合いください。

 藤原氏系統の公家である葉室家に育った頼昭氏は、医学の道へすすみ
西洋医学を学びます。
もともと公家である家庭に育ったことと葉室家の独特の体質?により母より感謝と言う事を
常に教えられてきた頼昭氏は、東洋医学へも自然と目がむいてゆきます。
西洋医学は対処療法であり東洋医学は根本療法であるといいます。
東洋療法は人間の体と宇宙と一緒であるという考え方だそうです。

話は少し飛び、葉室家は代々神社に使える身であり、
頼昭氏も弁という役を受け継いでいたそうです。
ちょっとしたきっかけと縁があって宮司になる勉強をされ
春日大社と言う大役を射止められた。
いわゆる神道と言う世界も極められました。

話を戻しそういった経歴の持ち主ですから、西洋医学が中心の医学会において
鍼などを用いて治療にあたり、たくさんの成果をあげられた方です。
詳細を知りたい方は本をお貸ししますので読んで下さい。

 その中で人間の生き方という風に私は捉えているのですが、
何事にも逆らうことなく自然と共生して生きることが非常に大切であり、
全ての原理は自然の法則によると理解しました。
人の力などはほんの小さなものでしかありません。
人は自然の中で生かされているという事に感謝し
常に循環していることを感じそのバランスをとって生きてゆくことの大切であると
頼昭氏は言っております。

 バランスと言うことを頼昭氏はこういう言葉にて表しています。
「西洋医学は、病原菌によって病気が起こるから、
そのばい菌を殺したらいいという考え方です。
このばい菌を殺し続けるとその反動によって人間もまた滅びることにつながります。
・・・・人体も宇宙と同じ仕組みでバランスが崩れた時に病気になるのです。」・・・・
別に私は宗教が良いとか悪いとかそういうことを言っているのではないのです。

 この世の原理原則は自然の中にこそ存在し、それは循環していて、常にバランスしている
ということが判ったことで私自身のものの考え方がとてもすっきりしているのです。

是非皆さんがこの本を読んでいただき自分の考え方の原点を話し合って見たいものです。

大澤取締役ありがとうございます。

平成20年1月

今年は少し冬らしい日が続きます。
森君は10日間ほどインフルエンザで、のたうち回っていたようです。
インフルエンザが流行しているようですので皆さん、
うがいそして手洗いの励行をしっかり行って下さい。
健康に十分に注意していただいて、皆様にとって
益々有意義で価値のある年にしていただきたいと存じます。

今年も幕が開きました。一年の計は元旦にあり!
皆さんは今年こんな年を創り出そうと考えて・期待してわくわくしているのではないでしょうか?
光陰矢のごとしと言いますが、年を重ねると時間がだんだん早くなって行きます。
それは、皆さんも言いますし私もしっかりと感じております。
だからこそ元旦!そしてこの1月と言う月にこだわって
自分の一年の目標を決め計画を作って行くことが非常に大切なのでしょう。
計画したとしても“あっ”という間にお盆が来て
そして暮れの挨拶を互いに交し合っているのでしょうね。
毎年よい年を積み重ねて欲しいものです。

「土台を創り込む」のテーマのもと昨年一年を過ごしました。
従業員の皆さんの人数が増えてきて、意志伝達がとても難しいと感じておりました。
報告・連絡・相談・確認を徹底しようと努力をしてまいりました。
これが土台を創り込むの主たる行動です。
組織が大きくなればなるほど船頭か増える。
一体誰が自分の上司なのか?・・・
その組織論と共にとても細かなことではありますが、
具体的な問題がいくつもいくつも出てまいりました。
冷蔵庫の呼称のように、ルール化をすると共に実践してまいります。

今年の私の書初めは、「たかくひろく」です。
   たかく   ひろく
1、目標を高く 幅広く人と関わる
2、売上を高く 粗利を広く
3、品格をたかく 心をひろく(ゆたかに)
  
1については、決して妥協せず一期一会を大切にして生きる
2については、売上と粗利を高い次元でバランスさせる
3については、 結局は自分らしく(一体自分らしいとは、どんなことなのか?)

平成19年12月

先生も走る師走!・・・・?しかし、市場内は誰も走っていないなぁ・・・・!
今年は、残り数日でドカンと数字が本当に上がるのだろうか心配です。
寒さは例年並と言うことで今年はスキー場も順調に稼動しているみたいですね。

一年を振り返る今年の漢字“偽”にもあるように、企業が利益を優先させ、
お客さん・消費者を欺き偽者・偽装が発覚し大きな社会問題までになりました。
(マスコミの報道の仕方には問題があると個人的におもいますが・・・・)

この問題の本質的を解決するためには、何のために・誰のために
企業が存続するかという原点で物事を考え直さなければなりませんね。

 当社の企業理念は“幸福を届けます”(しあわせをとどけます)です。
幸福の幸は「さち」山の幸、畑の幸、太陽の恵みを届けます。
幸福の福は、心の豊かさ、安心を届けます。
では、当社は、何を届けているのか? 
一言で言うと「信頼」です。
 鮮度ある野菜をタイムリーにそして適正価格で届けることが私達の使命です。

そして 今年当社のテーマとして「共想競進」を掲げました。
下記はテーマ「共想競進」を定義した文です。
前提として
石橋青果は働く人全ての人のものであり働く人の想いを具現化する所です。
共想とは、
①社員・パートさん皆が意見を出し合い、日々の仕事にいかしてゆく
② 社員、パートさん同士が思いやり、得意先・生産者を思いやる
競進とは、
①高い目標を各自が設定して競い合い目標を達成する
②共に磨きあい、人間的に成長する
まとめると、相手のことを思いやりお互いに切磋琢磨し
自分たちを成長させてゆくと言うことです。

当社の物事の考え方の原点は、“幸福を届けます”であり、
行動指針が「共想競進」であります。
皆が理解し、実践することで当社が社会に向け“偽”を届けることはありえないと考えます。
今年も一年皆様のお力添えにより当社は、明るく元気に過ごすことができました。
また 来年の忘年会では酒を酌み交わし大いに語り合えるよう目標に邁進してゆきます。

ご家族の皆さん・親愛なる皆様 
一年間本当にありがとうございます。

平成19年11月

今年も晩秋とか深秋とか言うには少し程遠い気候が続いています。
しかし ここ数日の冷え込みで街路樹が赤や黄色に色づきはじめ
これからやっと冬支度ですね。
市場はこの温かさで白菜、ねぎをはじめとする鍋物商材が売れなくて四苦八苦しております。やはりこの時期は寒くなってくれないと困りますね。

 10月から新規顧客獲得に力を入れています。
今月末までで15件ほどを訪問させていただけます。
今の所、当社と取引をいただけたのが3件あり今後も根気良く営業を
かけてゆけばあと3~5件は少なからず取引してもらえるのではないかなと思います。

新規の各会社を回って感じることは、
その会社ごとに各々に独特の空気がある!と感じます。
なんとなく社員さんに活気がない会社・・・結構、空気がドンヨリしているのです。
その反対で社員さんが活き活きとして笑顔のある会社は訪問しても
とても気持ちが良いものです。
それがどんなところから感じ取れるかというと
“挨拶”する時の声の大きさと声のトーンだと感じます。
「相手に伝わるように挨拶をする」
これは当社の計画書の心得にもありますがきちんと相手の目をみて、
大きすぎずそして小さすぎない声で挨拶をしてもらうととても気持ちがいいですね。

この会社の為に何かしてあげなきゃ!と思ってしまいます。(笑い)!

もう一つ 活き活きしている社員さんからはとても前向きさを感じます。
自社の足りない物があればそれを何とか手に入れようとしています。
その為に相手の言うことを先ずは聞きまたは、聞き出す事をしていますね。
営業に行った私が逆にインタビューされている感覚になります。

前向きになれる理由は、個人のビジョンと会社のビジョンが
ほぼ一致しているからなのだろうと予測します。
当社も、皆が活き活き働く会社にしたい。

こんな会社な会社だったらいいな、こんな風に働きたいな、こんな生活スタイルがいいな!
と皆さんそして家族の方も考えておられることでしょう。
個人のビジョンと会社のビジョンが概ね一緒になった時当社は、
もっともっと皆の会社となってゆくのだと思います。
来期事業策定に向けビジョン委員会を設置しました。
目的は上記のビジョンを共有して皆がよい人生にしてゆくためです。
ご家庭の皆さんもどうぞ社員方々にこんな風にしたいとかをお伝えください。