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平成24年11月 NO.109

このつぶやきも10年目に突入です。
11月の半ばを過ぎても銀杏の葉っぱが緑のままで
木の上の方が赤く色づいている・・・。
銀杏って黄色く色付くはずなのだけどなと、
ここ数日行き交う街角の木々を観察しています。
やっと秋が深まってきました。

 私が社長に就任させて頂いたのが平成8年33歳でした。
自分では若くもないと思っていたのですが、
周りの皆から若いと言われました。
また、佐藤さん熊ちゃんは30代、
中村さんは20代だったのです。
現在私は50歳となり当社の市場のメンバーも
随分年を重ねて参りました。
そして、社会に対しての責任ある年齢になってきました。

私の父母は87歳、79歳となり、
いわゆる老人と呼ばれる年代になっています。
お陰様で元気に暮らしていて本当に有難いです。

年も年ですからどこかが故障しているのは
仕方がないと思っております。

先日、母が検査の為に3日間入院しました。
実は父は少し痴呆の化が出ているようで、
母が入院している間兄弟が交代で父と夜を過ごすこととなりました。

昔は、威厳があり怖かった父の背中が
本当に小さくなり丸まっているのは、
もうずいぶん前から気が付いていた事ですが、
父の痴呆症状と私自信が向き合うのは、
初めての事でした。

実際、ぼけているのかどうかも事実は
私には判りません。

でも、「今何時だ」と横で寝ている私を
何度も起こすのです。
眠気と反対に父がぼけている姿に少しショックを受け、
父をなだめて布団に入れてやりました。

前に女房から聞いたのですが、
父が「長く生き過ぎた」とポツリと言ったそうです。

また、母は糖尿病から食事制限をしなければならず、
食べるものも本当に限られています。
そんな母の姿を見ていると美味しいものを
食べてそのまま死ねるのならそれも幸福かな?
という事を私自身考えてしまいます。

生きると言う事は老いると言う事なのか?

 先日先輩経営者の方からこんな事を聞きました。
60歳になってから考え方が変わったと。
60歳までは今やっている事が未来ずっと続く事を前提に
・・・いわゆる死という事を全く考えずに・・・
物事を考え組み立てていた。
それが、60歳を過ぎたころから自分の人生の終点から
物ごとを見るようになったと・・・。

いわゆる後何年という尻尾から物事を考えるようになったのだと。

我師はいつも「私には時間がない」と言っているのは
この考え方の違いなのだと私は気が付きました。

そんなことを思い出しながら、
眠気と半分どこがスーッと起きている
そんな意識の中で思いを巡らしながら
老いると言う事は何だろうと考えておりました。

実際、私には老いると言うこと自体が判りません。
だから恐怖心もありません。

でも、事実として父が随分老いた姿を見ていて
潜在的に自分の明日の姿を見ているのにも気づいています。

「自分らしく生きる。」

そんな言葉が朦朧とした意識の中ふっと出てきました。
老いる事を恐れるより自分らしく生きればいい。

そんな結論を出した途端、眠りについたようです。

「自分らしく生きる」世の為人の為になる人生が
送れたら本当に最高です。

それは、石橋青果の発展であり、
社員皆の物心両面の幸福をより豊かに実現する事が第一歩です。
その為にはお客さんが喜んでくれる商いをし続けないといけません。

つまらん、つぶやきにお付き合いありがとうございます。 

平成24年10月 NO.108

10月ってこんなに暑かったかな?と感じています。
15日を過ぎても日中はTシャツ一枚でも全く問題ない日が続きました。
しかし、ここ数日は朝夕の気温が15度近くなったので
コンビニのおでんが美味しそうに見え始めました。

今年は台風の影響が無いのとこの暖かさの為に
11月から12月初旬のキャベツや大根等の露地野菜は
暴落するのかなと想像をします。

安値ばかりだと日本の生産者がいなくなってしまう・・・・・・?

第2四半期が終了しました。
お陰様で何とか利益を出すことができました。
支えて頂いているご家族に本当に感謝します。
利益を還元できるようにしてゆきます。

10月は、車の保険料の支払いがある為、
その年の交通事故を振ります。

若い社員が増えたと言うこともありますが、
この3年は事故がとても多くどの様に対策してよいのか、
思案に明け暮れています。

保険料を見ると一目瞭然で、
21年がメリット11%
(これでも昔より相当悪くなっている)であったのが
22年デメリット19%、
23年デメリット27%、
そして、24年はデメリット77%となりました。
相当な額の保険料を払うことになりました。

お金で済んでいるうちは、まだ良いのかもしれません。
相手と自分の身体そして命に影響が出てからでは手遅れです。

事故を起こしたらいけないという自覚を強く持って頂きたい。
命を守るために『スピードの出し過ぎ』『車間距離の確保』
出会いがしらを防止する為『出てくるだろう運転』の徹底をして下さい。

 今月、平針の安全運転協会より所長に来て頂き、
事故防止の為の教室を開催してもらいました。

その話の中で家庭円満が交通事故防止につながるとの話を聞きました。
けんかをして、いらいらした状態で運転をすると事故の原因になると・・。

心と体を常に健康な状態にしておくことが交通安全につながるとのことですので、
どうぞご家庭では笑顔で送り出してください。

また、集まることのできた社員にはクレペリン検査をしました。
検査の結果をよく読んで、過信することなく、
自分の運転の癖を知ってどうぞ、安全運転に心掛けて下さい。

平成24年9月 NO.107

暑さ寒さも彼岸までと言いますが、
今年の9月は暑いですね。
でもやっとこの頃は、朝晩が涼しくなってきました。

6月から順調に入荷していた野菜が
この9月中旬にショートしました。

昨年の野菜が高すぎましたが、
今年のお盆は安すぎました。
出荷者の生産意欲が下がってしまったのもあるのでしょうね。

日本の皆さんに沢山の野菜を食べて欲しい。
また、我々が野菜の消費を促す活動をすることが
必要だと痛感しています。

7月に定年退職をした融子さんに続き、
10月で松本さんが定年退職となります。

融子さんは30年と言う時を石橋青果で
一所懸命に働いてくれました。
松本さんは、ほぼ44年間在職してくれました。
石橋青果が創業46年ですから石橋青果の礎を
担っていただいた事は間違いの無い事です。

そういう私も松本さんには叱られ、
激励され、販売者として育てていただいた事を
昨日の様に思いだします。

改めて融子さんそして、松本さん石橋青果を支えて頂き
心より感謝致します。

ありがとうございます。
 

感性論の芳村思風先生は、人間は歴史を
作るために生きていると言われます。

はじめこの事を聞いた時、
言っている意味が良く判りませんでした。

歴史を作るというだいそれたことを
一般の人々が作っている訳が無いと。

聞いた当時、私自身が歴史を作っている
と言う感覚が全くないのです。

歴史と言う言葉の認識は、信長秀吉家康の様な
傑出した大人物が作っている物だと思っていましたから・・・・。

しかし、今、人間は生まれてきて
各々の歴史を作っていく事がはっきりとわかります。

生まれてから育った各々個人の歴史を作っている。
そして、各々が関わった人々と共に新たな歴史を作り続けている。

これは、融子さんと松本さんが石橋青果の礎となる
“働く風土”や“お客さんへの接し方”を、
前石橋社長の思いを受けて作り続け、
我々後輩に指導してくれました。

これが歴史を作っていくと言うことなのだと。

石橋青果には、今、働く仲間が段々大所帯になってきました。
その中には新卒として当社で初めて社会人になった仲間もいます。

一人一人が自分の歴史をつくってゆくと言う認識を
持って頂けたらいいなと思います。

自分の歴史を自分が作っているという自覚があれば、
その歴史を自分が納得した物にしたいと考えるのが
常だと思います。

確かに自らの過去を振り返ると
不出来な出来事に苦笑してしまうことが多々あります。
しかし、それは自分が成長した証なのでしょう。

自分の歴史を自分が作っていると自覚をすれば
未来に向かっていく自分の姿勢はプラス思考になっていくと思います。

人間誰しも今より良くなりたいとか豊かになりたいとかと考えた方が
わくわくします。

是非、石橋青果で働く皆さんが自らの歴史を
作っているのだと言う自覚を持って頂きたい。
個人が良き歴史を作っていくことは石橋青果
そして社会、日本が良くなっていくことに必ず繋がってゆくからです。

今いる皆さんが働き続けられる会社を作り続け、
新しい仲間がどんどん増えてゆく
その様な未来が膨らむ石橋青果にしてゆきたいと考えています。

100年企業を目指して!

平成24年7月

九州をはじめ各地でゲリラ豪雨が発生しました。
各地で被災された方には心よりお見舞いを申し上げます。

梅雨明けした後、各地で35度を超す酷暑かと思えは
25度を下回る気温の日が続いたり、
不安定な気象がこれからも続く様子です。

北海道等夏の産地は今現在順調な作柄で
推移していますのでこの調子ですくすくと
農作物が育ってくれる事を祈るばかりです。

連休に富士山に登ってきました。
下界は35度を超える暑さだったので
頂上の気温が10度以下と言う感覚がどうもわかりません。

富士山に登った事のある女房のアドバイスをもらいながら
雨具、厚手のシャツ、ヤッケ等をタンスから引っ張り出すものの、
ザックが一杯になるのをみて、何を置いていこうかと
自分自身で思案をしておりました。
(結果として全て持っていったのですが)

8合目の山小屋までは雨もほとんど降らず
御在所、伊吹山と違い涼しく快適に到達する事が出来ました。

山小屋でカレーライスを頂き、1本600円の缶ビールを呑み
(気圧が低いせいかとても泡がクリーミー)
明日の晴天を期待しながら仮眠。

しかし、翌日1時に目を覚ますと土砂降りと言うか
下界でいう台風並みの気象。

でも、ここまで来たからには頂上へ登りたい。
登っているうちに晴れるかもしれないと言う
淡い期待で一緒に行った仲間と共に頂上を目指すことにしました。

歩き始めて女房が厚手のシャツとヤッケを持っていけとういう
アドバイスに感謝!

歩いている時は何とか体温が保たれているので体は暖かでしたが、
軍手しか用意していなかったため兎に角手が冷たい。

ちぎれるような感覚のまま暗闇の登山を続ける。
1時間程度で9合目に到着。

しかし、山小屋は開いてない。
その上風は8合目の比ではなく強く冷たい。
このまま頂上へ行っても何もなければ
また暗闇のまま下山しなければならない事を
想像するとぞっとする。

そんな事を考えていると山小屋の陰が
空いていて風が少しよけられる場所があったため
そこで1時間待ってから登ることにした。

しかし、風がある程度よけられると言っても
体はぶるぶる震え続ける。
名古屋の冬でもこんな経験はない。

時計がやっと4時を指し頂上を目指すことに。

登り始めやっと体が温まり始めたころに
だんだんと夜が明けてきた。

明けてくると共に風が下から上へ吹いている事が
はっきりとわかる。

それも雨で痛いと思っていたのが
実はみぞれ交じりのブリザード状態!

氷の粒に悩まされながら、泣きたい気持の中
なんとか頂上へ到着。

晴れるかもという淡い期待もむなしく、
帰りの無事を山頂の神社に祈願を
してそのまま下山。

兎に角、顔に当たる氷の粒が痛い。

止まるのも地獄、
歩いても地獄、
だったら歩くしかない。

一気に7合目まで下山。

でもブリザードみたいな風はやまない。

登山者の渋滞の列が長くなる。

痛かった風も気がつくと暖かく感じられる。

6合目の看板にホッとすると共に
もうすぐ5合目と思うとなんとなく足取りも軽くなる。

また、強い雨から下山するにつれて、
ガス状態になり、気がつくとそのガスも薄くなっていました。

なんとか、無事に下山し帰名しました。

下山して聞けばその日頂上付近々の気温は0度、風速21mだったとか・・。
台風でもこんな風をほとんど経験していない。
女性や子供が飛ばされているのもの納得してしまいました。

「頂上へ」という目標は大変苦しいおもいもしましたが、
一歩ずつではありますが歩き続ければ必ず登れる事を
体感して帰ってきました。

先日、社内研修で取り上げた「奇跡のリンゴ」の木村さんではありませんが、
あきらめずに目標に向かう事の大切さを教えてもらえた富士山登山でした。

今、数日経ち少し悔しさが込み上げています。
富士山からちょっとでいいから、いや、素敵なご来光を拝みたい!
晴れた青空を富士山からみたい。

そんな気持ちが・・・。

平成24年6月

6月に台風が日本に上陸するのが8年ぶりだという事でした。
台風4号は、これからかな?なんて思っていたら駆けぬけてくれました。
最小限の被害に留まったのではとほっとしております。

統計として、6月に台風が上陸すると冷夏になる
ということなので夏野菜の高騰がとても心配です。

 人間今までやってきた事をそのままやっていた方が
楽に決まっています。しかし、環境の変化はそれを許してくれません。

大きくはお客さんのニーズは常に変化し、
アメリカ・中国などの輸出入も同じという事はあり得ません。

また、身近な所で、家族に目を向ければ自らの結婚、
子供の教育にかかる費用、介護にかかる時間と費用などなど、
周りの環境は常に変化をし続けています。

会社は、社会という世の中に漂っていると考えるといいのかもしれません。
漂っているという言葉を使うのが私は好きではないので
生かされていると言った方が良いのかもしれません。

生かされるためには会社を必要とする方々が誰であり、
何を必要としているかを考える事です。

「誰」と「何」は常に変化しているのです。

それも相当な早さで変化をしています。
この事を考えれば会社が変化をせずいると言う事は、
勝ち残りは絶対にあり得ないと考えます。
 
3年先の当社を考えると今の顧客、商品だけでは勝ち抜いてゆけないと考えます。
その為、新規顧客獲得、新商品・新産地開発をしてゆくことが必要です。
この2つをプロジェクトとして進めてゆくことに決め、組織変更をしました。

 もう一つたらない物があると私は考えています。それは新規事業です。
今の石橋青果がそして働く人と家族が幸福になるためには、新規事業が必要であると考えています。
当社はお金が潤沢にある訳ではありません。
しかし、今から準備しておき、名古屋市中央卸売市場が無くなったとしても
石橋青果という法人格が勝ち残るために次の準備をする事が必要であると考えています。

その為には皆さんの知恵と勇気が必要です。

変わる事はとても面倒だし辛い。

しかし、そこに留まっていても環境が変わり、
そこには何も無くなってしまいます。

力を貸してください。
一丸となってやってゆきましょう。

平成24年5月

平成24年5月
5月に入り突然春から夏になった感があります。
街を行きかう人は半袖姿がほとんどです。

しかし、キャベツ大根など露地野菜の作付の遅れは顕著に表れています。
また、関東産地の風評被害もとても厳しく学校給食を初めとして
産地指定をしてくる業界が多く、
担当者の方々においての苦労は並大抵でないと思います。
 
 また今月は一生に一度のみ見られたら幸せな金環日食もありました。
名古屋で見られた金環日食は7時半ごろ
その頃は丁度八百屋さんの仕入れの時間・・・
でも、やっぱり皆さんひと目でも見ようといった感じで欠けてゆく 
そして、満ちてゆく太陽を皆確認していました。

私自身もちょっとのつもりで見上げた瞬間、
曇っていた太陽が晴れそこから確かに金環が・・・
凄いと思いながらも金環日食用の眼鏡ではなく見てしまったため、
目をつぶると流れ星が目の中で右往左往していました。
 
 中国チンタオへ行ってきました。
中国の成長の速度が鈍ったとマスコミを通して聞きますが、
とてもそんな感じではありません。

2年前確かにビルの建築を見ないなと思ったのですが、
今年は相当の建設ラッシュだと感じました。
チンタオ中心部から車で20分程度の所に開発中のビルがあちらこちらに!
所得のあがた人々が相当増えているのだろうと・・・。

今回特に感じたのは街往く女性がとても綺麗になった事です。
それは、美白だとか化粧のせいなのでしょう。
中国の女性で化粧をするのは芸能人か夜のお姐さん・・というのが定番でした。

しかし、アンダー30ぐらいからかな?女性が垢ぬけた化粧をしているのです。
随分所得もあがってきて、食べるため仕事をするから楽しむために仕事をするに
変わってきていると実感しております。

綺麗な女性は食事をする所も選びます。
よって昔ながらの裏路地の定食屋の様な綺麗でない
飲食店はどんどんなくなっています。

1元の揚げパンもなければ5元のラーメンも街中から消えています。

 また今回、チンタオ湾に架かる世界一長い橋を渡りチンタオから安丘へ
                                 (安丘は産地です)
行って参りました。時速100km以上で走っているのに
中々向こう岸につかない。日本に帰って調べたら41.58kmあると知りびっくり、
良くこんな橋を作る事を考えたものです。
政府の権威を示すためなのか・・中国の仕事の速さと技術の高さをアピールしたいのか?
でも、面白い事に高速道路で2時間走り産地に入ると昔にタイムスリップしたと感じます。
そこは昭和30年代の日本があり、5年前の中国都市部の裏路地の風景が常であります。
高度成長の日本もこんな様子だったのかな?と感じています。
でも確実に農村部の収入も上がっています。
そして、経済の成長に中国国民が皆期待し、幸福感を感じているのは確かだと思います。

中国にあって日本にないもの、それは未来への期待感なのかなと感じます。
中国の若者は将来希望があるからこそ一所懸命に自分を磨くため
真剣に学校で学び社会で働いています。
その姿は、日本のはたち前後に感じないものです。
そしてもう一つは、いま日本人はやらない理由を述べますが、彼らはやれる理由を述べます。

この違いが大きい!

小日本に日本人がならない事を祈ると共に石橋青果で働く皆さんは自らを
成長させるために、仕事をして欲しいと思います。

平成24年4月

今年の桜は4月10日が見ごろというとても遅い満開となりました。
でも、満開になった途端、春の嵐の影響もあると思いますが、
その後雨が降りとても短い花見シーズンとなりました。

野菜の出来も遅れているとのことゴールデンウィークに
価格が高騰しなければいいのですが・・・。
ニュージー産のカボチャが高騰している事を考えると、
日本が異常な気象なら南半球も何かおかしくなっているのですね。

結局、地球は丸くて繋がっているということなのでしょう。

 毎年だと事業計画発表会の様子をこの4月に書きますが、
今年は24日と給与日と一緒になっているため、ここに書く事はできません。

そして、重ねて残念なのが、今年の計画発表会に
パートアルバイトの方の参加が一人も居ないという事です。

年々パートアルバイトの方の参加者が減っていた事を考えると、
計画発表会が形だけのものとなり、つまらないものになっていたのだろうと
大変反省しております。

計画発表会でこちらから一方的に押し付けるだけの会ではなく
やはり、皆さんから聞き出すような事をしていかねばならないと思っております。

お陰様でここ数年確実に利益を出すことができ、随分自己資本も厚くなって参りました。

金融機関からは信じられないぐらいの対応をして頂けるのも
この利益の蓄積があるからこそ、なのだと思います。毎年計画を立て、実行してゆく。

目標を達成できた年、できない年色々ですが皆が力を合わせた結果が
ここ数年の利益の蓄積に表れていると思います。

事業計画発表会はその年どんな方向へ力を注いでゆくのか、
皆が確認をする場と私は考えています。

石橋青果は、株主のものではなく働く人のものだと私は常々言っております。

働く人というのは、社員ばかりではなくパートアルバイトを含めた全ての人であります。
その皆さんと計画を確認そして目標を共有したいと考えております。

今年はちょっと淋しい発表会となりますがどうぞ、計画発表会に参加して下さい。

また、次回何らかの会社の集まりがあった時はどうぞ、参加して下さい。
そして、粗食ですが何かしら用意をしますから・・・・。
大いに語りあり、大いに呑みくいしましょう。

 先月にも書きましたが、今年度の新卒採用の松井さんと渡辺さんが
我々の仲間になってくれました。

1か月と少し経ちましたが二人ともとても素直に仕事を受け入れ、
仕事の内容を確実に覚えてくれています。

私は、所用で参加できませんでしたが、今年は二人の歓迎会を兼ねての花見となりました。

噂によると随分呑み、そして肉だけで10kg近く平らげたと聞いて驚きです。

ちゃんと、二人への歓迎会として成り立ったのかはちょっと疑問ですが、
二人からの感想は楽しかったです、皆個性があって楽しい人たちですと、
リップサービス?をもらっています。

来年の今ごろも初々しい新卒者を採用する予定で今動いております。
石橋青果は人の力で動く会社です。

これからまた一年、各人が力を出し惜しみすることなく出し
そして成長してゆく事を心より願っています。

平成24年3月

3月に入っても寒い日が続きました。
梅の花が今月中旬になって見ごろとは今年は2週間程度生育が遅れている様です。
入学式には桜の花が満開なって欲しいと願っておりますが、
今の所つぼみがとても固く間にあうのかな?と心配になってしまいます。

3月、4月はこのあたりの夏野菜の作付けの時期ですが、
この生育の遅れがどの程度影響するかがとても心配です。

今月は当社の決算期でもあります、
1月2月は、予想以上の高値でとても厳しい成績となりました。
今月末まで皆とあきらめずに試行錯誤をしてゆきたいと思います。

皆さんに嬉しい報告ですが、3月16日より松井里紗さんと渡辺舞さんの二人が
24年度の新入社員として仲間になってくれました。

まだまだ学生気分が残る初々しい二人が
これから人間的に成長してくれる事を心より願います。

 平成25年度の採用活動が本格化しています。
マイナビセミナーの刈谷と名古屋に出店しました。
マイナビの発表では今年の学生のマイナビサイトの
企業への登録数は前年の75%程度と聞いています。

就職難とメディアが伝えているのにどうして学生が活動を
もう少し活発化させないのかが不思議で仕方が無いです。

セミナーに来る学生さんの雰囲気も緊迫感と言うか
真剣さと言うのかがあまり感じられません。

大丈夫かな?

セミナーの中で「これについてどう思いますか?と尋ねられても手をあげない。
質問すらしない、自分を売り込もうという姿勢がとても少ないと感じました。

ある人はゆとりの世代のど真ん中の学生だから
のんびりしていますよと教えてくれましたが、
メディアからの就職難という情報と余りにも雰囲気が
乖離していると感じています。

この先日本って大丈夫なのかな?と不安になる私です。

就職活動は、本当の意味での自分の未来を真剣に考える時だと思います。

20代から60代までの人生の中で、寝ている時間を除いての80%程度を
我々は仕事で時間を使います。
(女性が家庭に入るとちょっとこの数字ではないと思いますが・・・。)

しかし、残念ながら自分の成長が、仕事の中にこそあると言う事が
後々になって気がつくのだと思います。

だから今を大切にせずに、まだまだ時間があると考えてしまうのでしょう。

その考えから早く脱した方が良き人生を過ごすことができるのです。

その事を我々人生の先輩が彼らに教えなければならないと
つくづく考えさせられます。
良き人生を送る為にも今真剣に考え抜いて欲しいなと声を大にして言いたいです。

平成25年4月にまた新たなる仲間を迎え入れ、今の事業を発展させると
共に新たなる事業を新たなる人財と共に作り上げてゆきたいですね。

人数が増えるとその分沢山の利益をあげてゆかねばなりませんが
雇用の場所を創りだしてゆくことも会社の使命であると考えます。

大きな会社ではなく強い会社を皆で作り上げていき、
関わる人が幸福になることが私の使命なのだと改めて決意しております。

新しい24年度がもうすぐそこにあります。力を合わせて目標達成しましょう。

平成24年2月

2月は本当に寒い日が続きます。
私自身は雪の本当の怖さを解っていませんが、
新潟の豪雪地帯では高齢者のお宅が
雪下ろしを出来ないと報道があります。
また、雪下ろし等による雪の事故も多数起きています。
亡くなられた方にはご冥福を申し上げます。

早く春が来る事を祈るばかりです。

市場内をみますと高値がずっと続いており、
品薄な状態では、販売者そしてアソートのメンバーは
大変心労を重ねている事だと思います。

しかし、1月2月の営業利益の落ち込みは
厳しく何とかしなければなりません。

早く春が来ないかなとこれも願うばかりです。

このつぶやきも皆様のお陰で100号となりました。
会社のこと、私の考え方を社員の皆さんはもちろん
奥さん方々にも読んで頂きたいと書いておりますが、
読んで頂けているかな?とちょっぴり心配です。

最近、社内での連絡事項が
伝わっていかないことを痛感しております。

色々な事項を決めそれを実行に移そうと思うのですが、
後ろを振り返ると残念ながら誰もついてきていない、
そんな感じです。

当社も社員数が増えてだんだん報告連絡が
伝わり辛くなってきたのも判りますが、
24人の社員でこの調子であるなら
当社において新規事業を作りだし
社員数が増えてゆくことが難しいのかなと悩み、
頭痛の種になっています。

ひとつ例をあげると、
毎年の事ですが年末調整をするために
扶養控除申請書と保険料控除申請書
そしてそれに添付する保険会社等の証明書の提出してもらいます。

しかし、この期限が守られない。

年末の多忙期と重なり、
また日常業務外の事だから忘れやすいと
言ってしまえばそれまでなのですが、
これは多分各自がメモなどをする
行動的な習慣もないのもそうなのですが、
期限までに提出するとか達成するという意識が
そこにないと言うことが大きな原因であると感じております。

会社は、社員同士が連携して仕事をしているのです。

誰かが提出物を忘れると言う事は
誰かの仕事が滞ると言う事です。

多分、自分がその担当であったらとても困るのでしょう。

私が全て出来ている訳ではありませんが、
自らの子供にはやはり皆さんも
「しっかりしなさい」と叱ることだと思います。

社業に関係の無いことだからと
高を括るのかもしれませんが、
それもこれも同じだと私は考えます。

日常の生活の中で出来ないことが
仕事の中できちんと行う事は難しいのだと考えます。

10年前は外食事業部もなく当社は、
ほとんど個人商店の集まりでした。

確かに今もその要素は大きいと感じます。
だから、細かな事を伝え合わなくても
困らなかったという事もあるとは思います。

現状、市場事業部と外食事業部のふたつの営業部門と
それに対する配送、経理の人数も仕事量も随分増えています。

自分達が周りへの影響を意識しながら
報告連絡相談確認をして、やってゆくことが
とても大切になってきたのです。

それもやり過ぎるぐらいでちょうどいいのでしょう。

そして、決めた事を確実にやり遂げてゆくことが
これからの石橋青果が勝ち残ってゆくために絶対に必要なのです。

・日報を毎日書き込みメールにて送ってください。
・毎日メールを確実に読んでください。

そして、元気よく挨拶をすることと
報告連絡相談確認を積重ねてゆきましょう。

平成24年1月

1月は、野菜が例年より高値になっています。
雨が降らない為に菜っ葉類を中心にして
本当に生育が悪く寒さと日照時間が足りていないことが
重なり、契約野菜の出荷もままならないという状況で、
例年より高値になっています。

でも決して売れている訳ではありませんので、
販売担当者の苦労は相当のものだと察します。

 天津へ行って参りました。
先ずもってセントレアから天津に直行便が出ていると言う事は
やはり、トヨタ自動車の力なのかな?と考えてしまいます。
天津は北京から車で3時間程度の場所、そんな所にセントレアから
飛んでゆくのですからとても考えてみれば不思議です。

飛行機で簡単に行けることは、嬉しいのですが、
円高の影響もあり国内の自動車産業を中心に
中小企業まで、どんどん中国を中心に東南アジアに
出て行ってしまいます。
日本の失業率がもっと高くなるのかなと考えるとぞっとします。

 昨年のテーマ「知を結集変化が常」とし
石橋青果カイゼン元年でした。

社員からアルバイトの皆さんの英知を集めて
改善をしてゆくそんな状態が常になることが昨年のテーマでした。

具体的には 

1在庫の圧縮 
2作業時間の短縮と共に労働改善 
3経費の圧縮と共に賃金改善 
4ミス・クレーム“ZERO”を課題

として掲げ色々な改善をして参りましたが、
やはり皆の英知を結集すると言う事ができていないなと反省しております。
私自身が吸い上げ切れていないと言う事もやれていない大きな原因でありますが、
もっと根本的なのは、皆さんが意見をだすという意識状態に
なっていないと言うことなのでしょう。

“今のやり方では仕事がやり辛い”とか、
“こうした方がもっと仕事がはかどる”という改善意識を
持ってもらえなかった事に大きな原因があったと思います。

現状の仕事に満足してしまうのではなく、
これでいいのか?といつも問いかけながら仕事をしてもらいたい。

また、反省点のもう一つに決めた事を最後まで
やり切れず中途半端になってしまっていることがあります。

新規顧客営業、既存顧客へのフォローを昨年あげておりますが
途中で投げ出してしまいました。

これは本当に反省すべき点です。

それを踏まえ今年は石橋青果カイゼン2年目として、
テーマを「集知遂行」とします。

集知とは昨年同様、皆の思いや意見を取りまとめて、
遂行とは決めた事を必ずやり切ると言う事です。
その為の具体的な行動指針として下記を実践してゆきます。

1、聞くが一番、話すが2番
2、直ぐやる、必ずやる、できるまでやる
3、整理整頓掃除
4、時間厳守!集合時間・提出物・何事も先に先に

上記に書かれた事は当たり前の事です。
しかし、この当たり前のことがあたり前にできていない現実を
直視する必要があると考え、今年の行動指針としてゆきます。

日本の経済環境は考えれば考える程、大変厳しい状況でありますが
当社が勝ち残るパイは十分にあります。
皆で一所懸命考え知恵を出し合い、決めた事をやり続けましょう。